ニュースレター登録

Loading

オールドメディアが伝えない海外のニュース

キャセイパシフィック航空が乗客を監視するカメラを機内に搭載

香港を拠点にするキャセイパシフィック航空が、各座席に備え付けられた機内エンターテインメント・スクリーンに乗客を監視するカメラを搭載しているとオーストラリアのニュースサイトが報じた

この監視カメラの録画記録は、「必要な限り」無期限で保存されると同航空会社は説明している。

フォーブス紙によると、同航空会社は先週、新規ポリシーを導入した。その新規ポリシーによると、機内エンターテインメント・スクリーンに設置されたCCTVカメラおよび空港で撮影した画像は同航空会社が保管することができると説明している。

そのポリシーでは、同航空会社は「過去に搭乗したフライト情報、利用体験に関するフィードバック、紛失した手荷物やその他クレームの詳細情報、機内エンターテインメントやネットの利用状況、機内および空港ラウンジのCCTVカメラが撮影した乗客の画像といった情報」を収集していると説明している。-News.com.au

報道内容によると、これによりキャセイパシフィック航空は、「乗客の容姿や、彼らが空港で何を行い、機内でどのような番組を視聴しているかといったことを含む、非常に詳細な搭乗者に関するデータベースを構築することができる」という。

さらに、キャセイパシフィック航空は、保存された情報を「ネットで送信することは一切なく・・・外部からの侵入からは安全であることを保証する」と言い、最善を尽くしてデータを保護すると言っている。

顧客情報については現地法令を遵守しており、顧客の利用体験をパーソナライズするために使われることができるとしつつ、詳細な顧客情報は、「マーケティングのために第3者パートナー」と共有することもできる。

今週ポリシー変更が行われたが、キャセイパシフィック航空は、昨年940万人以上の顧客データが大規模ハッキングを受けて盗まれた事件が起きたばかりである。

その時盗まれたデータの中には、顧客のパスポート番号やIDカード情報が含まれていた。-News.com.au

しかし、今まさに香港では中国本土へ容疑者を引き渡す法案に反対するデモが起きている。いくらキャセイパシフィック航空が顧客データの安全性を口約束しても、中国政府がデータの提供を要請すればいかようにも利用されうる。

機内に設置された監視カメラとしては、今年初めに、搭乗客がユナイテッド航空、デルタ航空、アメリカン航空、そしてシンガポール航空の機内で監視カメラが設置されていることを見つけてニュースになっている。これら航空会社は全て、監視カメラは起動しておらず、単に購入したスクリーンに付属した部品であると発表している。乗客の中には監視カメラを隠す人たちが現れたため、これら航空会社は「顧客を安心させるため」最終的に自ら監視カメラを隠さざるを得ない状況に追い込まれている。

一方、キャセイパシフィック航空の広報担当者は、Sun Online Travelに対して次のように発表している:

ビジネス上の必要性がある限り、我が社は個人データを保存し続ける。不要となった情報は、不可逆的に匿名化されるか、安全に破棄される。標準的なビジネス習慣にのっとって、また顧客と現場で働くスタッフを保護するため、我が社の空港ラウンジおよび機内には安全性のためCCTVカメラを設置している。厳重なアクセス制限の下、すべての画像は注意を払って扱われている。機内トイレにCCTVカメラは設置されていない。

BonaFidrをフォロー

執筆者

コメントを残す

error: コンテンツは保護されています。