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「Googleは中国共産党・人民解放軍と結託している−FBIとCIAは捜査するべき」とピーター・ティール氏が警鐘

PayPal(ペイパル)の創業者で、数十億ドルの資産を持つIT投資家のピーター・ティール氏。彼は、Googleが中国人民解放軍を支援しており、FBIとCIAは同社を捜査しなければいけないと発言している。

彼はトランプ大統領にもこのことを直接進言しており、大統領も「確認する」とツイートで返事をしている。ティール氏は、Googleが「グローバリスト」たちに支配されているため、中国が米国にもたらす脅威について理解していないと主張している。

 

ティール氏の警告を受けて、トランプ大統領は次のツイートを行なっている:

 

 

 

(訳)ビリオネアでIT投資家のピーター・ティールは、Googleが国家反逆罪で捜査されるべきと信じている。彼はGoogleが中国政府と結託していると糾弾している。彼はこのテーマについて誰よりもよく知る素晴らしい人物だ。トランプ政権は確認するつもりだ。

 

 

ティール氏は、Googleの企業文化を「グローバリスト、ポスト・ナショナル、世界主義的(コスモポリタン)」と表現しており、同社がシリコンバレーの閉じられた環境にこもってしまい、その外側で起きている現実的な「問題」について「信じられないほど鎖国状態」で「無関心」であると非難している。

 

ティール氏は、Googleが最新のAI技術を中国政府に直接提供していることについて、米国政府の諜報機関が関与する必要性を訴えている。

 

ティール氏はFox Newsとのインタビューに次のように答えている:

 

中国が(GoogleのAI開発に対して抱いている)興味関心については、より大きな注意を払って監視する必要があるということだ。そのため、私はFBIもしくはCIAがこの件を捜査するべきだと主張している。

 

ティール氏へのインタビュー動画はここで視聴することができる:

 

 

また別のFox Newsの番組でティール氏は次のようにも語っている:

 

米国の主要企業が米軍との協力を拒否し、地政学的な敵国と協力するなどということは、過去1000年以上にわたって起きたことがない。本件はリベラルか保守かということではない。これは全くもってかつて起きたことがない出来事だ。

 

ティール氏は、昨年、Googleが国防総省の100億ドル規模のJEDIプロジェクト(クラウド・コンピューティングに関するプロジェクト)に入札することを拒否したことに言及。 Googleは、入札を拒否した根拠として、米軍と協力することが同社の「AI原則」に違反する可能性があるためとしている。

 

「Googleは主要なAI研究所を中国に開設している。そこで直接的に中国軍と協力しているわけではないが、実質的に、全ての技術は中国軍に流れている」とティール氏は警告している。同氏はまた、このAIプロジェクトが「マンハッタンプロジェクト」にたとえられていると説明している。

 

「これは2017年に修正された、中国共産党の憲法において明白である。修正憲法は、中国において民間と軍事の融合が必要であり、あらゆることが統合される必要があると強調している。民間が利用するものは全て、人民解放軍にも提供されなければいけない(と中国共産党憲法で規定している)」とティール氏は説明する。

 

「(民主党支持者が多い)シリコンバレーでもトランプ大統領を支持する人は多いが、彼らはこのことを言おうとしない。つまりいつもこのことが問題になるのだが、満場一致(unanimity)は、全ての人が同意しているという意味ではない。通常、それは誰もが声を上げるのを恐れているということを意味しているにすぎない。」とティール氏は語る。

 

ティール氏は、初期のFacebookに投資を行ったことでも知られる。同氏は、以前にもGoogleが中国軍にAI技術の移転を支援していることを警告している。Googleが中国を支援する理由として、Googleの社員の多くが反アメリカ的であり、米国より中国を好んでいるためとティール氏は指摘している。

 

 

ティール氏はこのインタビューの中でGoogleの行為は「国家反逆的判断」であると指摘しており、「おそらくGoogleの中でイデオロギー的に超極左の社員が相当数存在しており、彼らは中国が米国よりも優れていると考えているか、または米国が中国に劣っていると考えている。これは他の何よりも反米的である」と警告している。

Screenshot via Fox News’ YouTube Channel

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