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エプスティーンは自殺ではなく殺害された可能性あり:司法解剖で新事実が明らかに

先週末の土曜日早朝、エプスティーン被告がニューヨークの留置場で自殺したという速報が流れた。しかし、彼の遺体を司法解剖した結果、他殺の可能性を示す証拠が出てきたとワシントンポスト紙が報道した。(冒頭の写真は留置場から救急搬送されるエプスティーン。)

 

エプスティーンは、死亡する2週間ほど前に留置場で意識不明で発見され、自殺未遂が疑われていた。さらに自殺を試みる危険性があるため30分ごとに彼をチェックする特別な監視体制が整えられていたが、なぜかエプスティーンの弁護団の説得により、この監視が解かれていた。

 

さらに、彼が「自殺」する数時間前、エプスティーンの独房から金切り声のような悲鳴が聞こえたと複数の人物が証言している。

 

ようやく発表された彼の司法解剖の結果、彼の首の骨が複数骨折していることが明らかとなった。この複数の首の骨折の中には、「舌骨」と呼ばれる喉仏近くの骨も含まれる。こうした骨折は、首を吊った遺体にも見つかる状態で、特に高齢者によく見つかると専門家は言う。

 

しかし、全米検察医協会(National Association of Medical Examiners)のトップ、ジョナサン・L・アーデン氏は、この「舌骨」の骨折は、自殺よりも絞殺された遺体に、より頻繁に見つかると言う。

 

ワシントンポスト紙は、エプスティーンの検死結果の第一報としてこの事実を報じたが、今後、さらなる情報が明らかにされる可能性がある。

 

司法省長官のウィリアム・バー氏は、エプスティーンの死因は「明らかに自殺」と説明しているが、司法省の職員たちはエプスティーンの司法解剖の結果についてコメントすることを避けている。

 

ニューヨーク市の主幹検察医であるバーバラ・サンプソン医師が、先週日曜、エプスティーンの検死を行った。しかし、サンプソン医師は、死因を「ペンディング(保留)」と記載している。エプスティーンの首の怪我について質問され、サンプソン医師は、検死によって得られた情報だけでは、何が起きたのか結論づけることはできないと声明で発表している。

 

サンプソン医師は次のようにも述べている:

全ての犯罪科学捜査において、死因および死に至った方法を決定づけるには、全ての情報が統合されなければいけない。全てのことが一貫性を持っていなければいけない:一つの発見だけを取り出して、真空状態の中で評価することはできない。

 

エプスティーンが自殺した日、二人の看守が彼を監視していたが、自殺直前の数時間、この二人の看守は寝ていたことが報じられている。しかも、看守記録を改ざんし、自分たちが責任追及されないよう画策していたことも明らかとなっている。

 

全米で最も注目を集めていた容疑者の一人エプスティーンが、このような不手際だらけの留置場でまともな監視がされていなかったことに対して、数十人の熟練検察官や留置場の職員たちから驚きの声が上がっている。

 

一般のアメリカ人の間では、以前からエプスティーンは「ディープステート」など黒幕に殺害されるか、自殺するだろうと噂されていた。彼が「自殺」した速報が流れた後も、「誰が彼を暗殺したのか?」という議論の方が先行している。もちろん、その「容疑者」として名前が上がっているのは、クリントン元大統領、トランプ大統領、モサド(イスラエル)、ロシアなどである。

 

トランプ大統領自身も、クリントン夫妻がエプスティーンの「自殺」の背後にいるのではないかという以下のツイートをリツイートしておりニュースになっている。大統領が「陰謀疑惑を信じるのか」と左派メディアは声高に批判している。

 

(訳)24時間監視されている状態で自殺により死亡?その通り!どうしてそんなことが起きるのか?ジェフリー・エプスティーンはビル・クリントンについて情報を持っていた。そして今、彼は死亡している。

「トランプ・ボディー・カウント(トランプの周辺で起きた他殺体の数)」のハッシュタグがトレンド入りしているが、誰が犯人か私たちは知っている!

驚かない人はこれをRT。#エプスティーン自殺 #クリントン・ボディー・カウント、#クリントン犯罪家族

 

 

エプスティーンは、一度、留置場で意識不明の状態で見つかって治療を受けていただけに、それから間髪入れずして彼が死亡したことで、アメリカ国民の間ではアメリカの司法制度や政府に対する不信感が一気に高まっている。

 

 

 

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