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エドワード・スノーデン、「バイデン副大統領が私の亡命申請を恐喝外交で妨害した」とTV番組で語る

Edward Snowden - Permanent Record
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ここでも報じた通り、エドワード・スノーデンの自叙伝『Permanent Record(パーマネント・レコード)が今日(9月17日)世界の約20カ国で出版される。それに合わせてスノーデンは立て続けにメディアに出演している。昨晩、米国のケーブルチャンネルMSNBCに出演し、民主党から次期大統領候補として出馬しているジョー・バイデン元副大統領が、2013年当時、各国に対してもしスノーデンの亡命を受け入れたら、それに伴う報復が待っていると警告していたと語った。

 

私は世界27カ国に対して亡命申請を行った・・・これらの政府が一つでも亡命申請を認めそうになると、その国の外務省の電話が鳴った。その電話をかけてきたのは、アメリカ政府の上層部だった。

 

その電話をかける人物は2人いた。1人は国務省長官のジョン・ケリーであり、もう1人はバイデン副大統領だった。そして彼らはこう言った。あなたの国の法律は知らないし、あなた方がそれ(スノーデンの亡命を受け入れること)ができるかどうかに興味はない。内部告発者を保護することは人権に関わることだと理解しているし、あなた方がそうしたいと思えばそうすることもできる。しかし、あなた方がこの男を保護するなら、この男をロシアから脱出させる手助けをするなら、それに伴う結果が待っているだろう。我々は、それがどういったものになるかは語らないが、確実に報復が待っている。

 

 

当時エクアドルの大統領であったラファエル・コレア氏は、2013年6月、バイデン副大統領と「丁寧でフレンドリーな」電話会談を行ったと語っている。その電話で、バイデン副大統領は、スノーデンの亡命申請を却下するよう依頼してきたとAP通信が当時報じていた。

 

また、2013年、スノーデンはフランスにも亡命申請を行っていた。当時のフランス大統領はオランド大統領だった。

 

 

スノーデンは、昨晩、フランスのラジオ番組Inter Radioにも出演し、「内部告発者を保護することは敵対的行為ではない。私のような人物を受け入れることは、米国に対する攻撃ではない」と語っている。

 

 

スノーデンは、昨日のCBS This Morningの番組内で、「アメリカに戻りたい。それが最終目標だ。しかし、残る人生の全てを刑務所で過ごすことになるのなら、少なくとも、公平な裁判が行われることを(アメリカ政府に)約束してもらうことを要求する。しかし、政府はこれを保証することを拒否している。なぜなら、政府はいわゆる「公益防衛(public interest defense)」と言われることに私が訴えることを拒否しているからだ」と語っている。

 

さらにスノーデンはCBSの番組内で次のように語っている:

 

繰り返しになるが、私はパレードを用意して欲しいと言っているのではない。私は恩赦を求めているのでもない。私は免罪符を求めているのではない。私が要求しているのは、公平な裁判だけだ。これは全てのアメリカ人が要求すべき最低限のことだ。私たちは、その人が行ったことが正しかったのか誤りだったのか陪審員が決めることなく、その人を刑務所に送りたくはない。しかし政府はそれとは異なる種類の裁判を行いたいと考えている。

 

政府は、非公開の法廷で特別な手続きを進めたいと考えており、一般には公開されず、そこで何が起きているかわからない状態にしたいと考えている。そして、政府にとって最も重要な事実は、陪審員たちに私の動機を審議させたくないということだ。私がなぜそれを実行したのか。それは米国にとってより良いことだったのか?それは有益だったのか、それとも弊害を生むものだったのか?政府は陪審員たちにそうしたことを少しでも審議させたくないのだ。政府は、陪審員たちに対して、私が行った行為が合法か違法かだけを限定的に審議させたいのであって、それが正しいことか間違ったことかは審議させたくないのだ。しかし、申し訳ないが、そのような法廷は陪審員裁判の目的を否定している。

 

一方、米国家安全保障局(NSA)は、CBSに対して、「エドワード・スノーデンは、機密情報を一生涯守るという責務を破った。そして彼の同僚とアメリカ国民の信頼を裏切った」と語っている。

 

* * *

 

MSNBCの番組内で、2020年の大統領選挙について質問されると、スノーデンは特定の候補を支持していないと回答しつつ、トランプ大統領は「理解しやすい」人物だと語っている。

 

トランプは、お金を払わなくても手に入る愛情というものを知らない男という印象を受ける。そのため、彼がすることは全て、ある種の取引主義から情報を得て行われている。彼が本当に求めているのは、彼のことを好きな人たちだと思う。不幸なのは、それは多くのネガティブな効果を生み出すということだ。

 

 

MSNBCのインタビュー動画(一部)はここで視聴できる。

 

 

 

 

CBSのインタビュー動画はここで視聴できる。

 

Screenshot from MSNBC’s Twitter

 

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