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Googleは2022年までにビットコインの暗号を解読できるようになる:53量子ビットの量子コンピューターで世界初の「量子超越性」を実証

Googleが53量子ビット(qubit)の量子コンピューターにより、世界初の「量子超越性」を実証したと発表した。フィナンシャル・タイムズ紙(英語)が報じた。(MIT Technology Reviewが関連記事を日本語で掲載している。)

 

この技術革新により、いずれ全ての暗号通貨や、暗号化されている軍事機密は解読可能になる。

 

Googleが新たに開発した量子プロセッサは、通常スーパーコンピュータが1万年必要とするコンピュータ処理を、わずか200秒で処理することに成功した。

 

53量子ビットの量子コンピューターは、53ビット鍵での暗号を数秒で解読することが可能。これが意味することは、Googleが同社の量子コンピュータを256量子ビットまで高速化すれば、ビットコインの256ビット鍵による暗号は破ることができる。Googleの科学者らは、それが2022年までには可能になると語っている。

 

Googleが開発している量子コンピュータが、処理能力を毎年少なくとも2倍のペースで拡大するとすれば、現代の軍事暗号技術はいずれ陳腐化する。研究者の報告によれば、Googleの量子コンピュータは「指数関数的割合のさらに2倍の速さで(double exponential rate)」処理能力を高速化しているという。これはムーアの法則よりもずっと早いスピードだ。

 

この割合でGoogleが処理能力を高めると、全ての軍事暗号技術は2024年までに解読することが可能になる。Googleが中国人民軍と協力関係にあることを考えると、米国にとっては非常に重大な国家的脅威が数年後に迫っていることになる。

 

 

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科学分野でベストセラー作家のマイク・アダムズ氏は自身のホームページで次のように語っている

 

Googleは急速に世界を独占する立場に昇り詰めようとしている。(中略)

 

Googleは、いずれ地球と人類を支配する独裁主義的な権力を牛耳るようになる。人類は、いずれその要求にかしずくようになる。民主主義、真実、自由は絶滅する。

 

アダムズ氏が意味しているのは、Googleの手にかかれば暗号が意味をなさず、通信の秘密がすべて暴かれるため、国会議員、最高裁判事、官僚、企業幹部などの秘密がGoogleにより解読され、彼らを裏で脅すことが可能になることを指している。エドワード・スノーデンが暴露したアメリカ政府による大規模監視プログラムよりもスケールの大きな監視体制が可能になる世界だ。

 

Googleの企業モットーの一つは「悪になるな(Don’t be evil)」であり、「あなたが正しくないと思うことが起きているのを目撃したら、声をあげよ!(if you see something that you think isn’t right – speak up!)」と同社の行動規範に記されている。

 

しかし、最近、内部告発したGoogle社員の1人ヴォーヒース氏に対して、「誰かが」サンフランシスコ市警察に電話し、彼には「健康チェックが必要」と通報したため、彼の自宅に警察官が突然訪れドアを荒々しく叩き侵入するという事態が発生した。ヴォーヒース氏はその時の様子を次のように語っている

 

 

彼ら(警察官)は自宅のゲートに入り、私の玄関のドアを強く叩き始めた・・・そして警察官はさらなる応援を呼び始めた。彼らはFBIを呼び、SWATチームを呼び、爆発処理班を呼んだ。これは、Googleが会社を裏切った社員を怖がらせるやり方だ。

 

 

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