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韓国の消費者物価指数が前年比で初のマイナスを記録

Seoul

韓国経済は、消費者物価指数(CPI)が前年比で初のマイナス成長を記録した。これはデータが存在する1966年以降、初めての出来事である。同国の輸出産業が崩壊しかかっている中、国内需要も低迷し、9月の消費者物価指数が前年比でマイナス成長となった。

 

韓国における国別の輸出規模(9月20日までの20日間)は、以下のように軒並み下落している:

 

  • 対中国輸出: -29.8%
  • 対米国輸出:-20.7%
  • 対EU輸出:-12.9%

 

また、日本との貿易問題をきっかけに、同国の半導体輸出は39.8%下落している。

 

  • 対日本輸出:-13.5%
  • 対日本輸入:-16.6%

 

(データ:Bloomberg)

 

 

韓国のCPIは、8月には変化が見られなかったが既に同国史上、最大の減速率となっていた。それが9月になり、前年同期比で0.4%下落するという未曾有の経験をしている。市場における同国CPIの予想中央値は0.3%であったがこれを下回った。

 

上のグラフを拡大したものが以下のグラフ:

 

インフレ率がマイナスになったことで、同国におけるデフレ・リスクが差し迫っていることや必要とされる金融政策に関して議論が高まることになるのは間違いない。しかし、中央銀行である韓国銀行の李柱烈総裁は、先週デフレの懸念は「必要以上に行き過ぎたもの」であると一蹴している。

 

減速する輸出産業や継続する貿易問題に伴い、インフレ率は下がり続けており、景気後退は現実的なものとして差し迫っている。同国の中央銀行は経済成長を下支えするためにさらなる金融緩和措置を行うプレッシャーを受けている。

 

7月、韓国銀行は過去3年間で初めて金利引き下げを行なっていた。その際、2019年の経済成長予測およびインフレ予測を、それぞれ2.2%と0.7%と下方修正していた。修正前は、それぞれ2.5%と1.1%と予測していた。

 

韓国の財務大臣は、すぐざま懸念を払拭する発表を行い、「韓国はデフレには直面していない」、インフレ率が急落したのは「一時的」であると主張している。さらに、CPIは「来年以降、1%以上に回復するだろう」と発言している。

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