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WeWorkジャパンのトップも退社:日本部門トップのクリス・ヒル氏は元CEOニューマン氏の義理の兄弟

WeWork

We CompanyのCEOアダム・ニューマン氏の辞任からまもなくして、同社幹部の「パージ」はWeWorkジャパンにも及んでいるとブルームバーグ紙が報じた

 

2017年にWeWorkが日本市場に参入して以来、クリス・ヒル氏が日本部門のトップを務めてきた。しかしWeWorkは、ヒル氏の代わりに新たな人物を日本部門のトップに指名した。ヒル氏は、WeWorkの親会社We Companyで「チーフ・プロダクト・オフィサー」という役職にも就いていた。また、ヒル氏は、ニューマン氏の義理の兄弟でもある。

 

ヒル氏に代わってWeWorkジャパンのトップに就任するのは「ササキ・カズユキ氏」。同氏はWeWorkの元マネージング・ディレクター。

 

この経営幹部の交代劇は、不動産の家主らがWeWorkに物件を貸し出すことに冷め始めている中行われた。同社はIPOの申請を撤回したため、株式市場からの資金調達が行えず、このままだと来年半ばまでに運転資金が枯渇する可能性が報じられている

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今週初めには、WeWorkがアイルランド・ダブリンのオフィス街Central Guayにあるオフィス・スペースを借りる契約交渉から身を引いたとブルームバーグ紙が報じている

 

ニューマン氏がCEOを辞任してから、WeWorkジャパンのヒル氏を含む数名のWeWork幹部が同社を退社している。ただしニューマン氏は同社の会長職には留まっている。

 

WeWorkは地域別の売上高を発表していないが、日本は同社にとって最重要マーケットの一つ。日本市場は、同社への最大の出資者SoftBankのお膝元でもある。

 

SoftBankは、WeWorkへの直接投資110億ドルとは別に、WeWorkとのジョイント・ベンチャー(JV)事業にも投資していると報じられている。同JV事業の50%の資本金として5億ドルを出資しているという。この資金を活用し、WeWorkジャパンは、たった20ヶ月間で全国5都市にある21ヶ所に事業展開している。(WeWorkジャパンは、SoftBankの新たな東京本社のデザインを行なっているとも報じられている。)

 

経営幹部の「パージ」により、その他数名のニューマン氏の関係者がWeWorkを退社したとブルームバーグは報じた。その中には、同社の副会長マイケル・グロス氏と不動産投資部門の共同トップであるウェンディー・シルバースタイン氏も含まれている。ニューマン氏の妻、レベッカ・パルトロー・ニューマン氏も同社の「チーフ・ブランド・オフィサー兼チーフ・インパクト・オフィサー」から退任し同社を去っている。

 

また別のブルームバーグの記事では、WeWorkについてしまった「度を過ぎたパーティー文化」という評判からイメージ回復するために、ロンドンのウォータールー地区に新たに開設する欧州本社のオープニング・パーティーは控えめに行う予定であると報じられている。ロンドンの同オフィス・スペースは、「世界最大規模のシェア・オフィス・スペース」と同社は銘打っている。

 

この欧州本社開設に詳しい人物がブルームバーグ紙に語ったところによると、このオープン・イベントでは食事と飲み物が提供され、数時間だけ行われる予定だという。かつてWeWorkが主催したパーティーは、深夜まで延々と行われることがあった他、大量の薬物が使われることもあったと各紙が報じていた。

 

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