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スティーブ・バノン氏、「ディープ・ステートは陰謀論」なぜなら「それは目の前にいるから」

Steve Bannon

2016年の大統領選挙でトランプ陣営の選挙責任者やホワイトハウスで戦略官を務めたスティーブ・バノン氏。彼が、著述家ジェームス・B・スチュアート氏によるインタビューの中で、ディープステートは「頭がおかしな人たちによる陰謀論」だと言い、「アメリカはトルコやエジプトではない」と語った。

 

バノン氏は、アメリカには恐ろしい政府官僚機構が存在するが、そこには「ディープ」なものなどなく、「私たちの眼前に存在している」と語った。

 

多くの人々は、「ディープ・ステート」というと、権力を持った一部の人間たちを指し、選挙で当選した公人ではない人々が裏で指令を行い、選挙で選ばれた公人たちが政府の至る所で彼らの指令を受けて彼らの意思を実行していることを考えている。しかし、スティーブ・バノン氏は、政府の内と外の両方で働いた経験があり、一般人の我々よりも詳しく知っているのだろう。

 

これらバノン氏による発言は、スチュワート氏が10月8日に出版する書籍『Deep State: Trump, the FBI and the Rule of Law(ディープ・ステート:トランプ、FBI、法の支配) 』に収録されている。この書籍の原稿を入手したガーディアン紙が報じた

 

このディープ・ステートは陰謀論でしかないという発言は、ホワイトハウスのスティーブ・ミラー参与が行なった最近の発言とも呼応する。ミラー氏は、トランプ大統領がウクライナ政府に対して、政敵であるジョー・バイデン元副大統領を捜査するよう要請したことについて弾劾手続きの審理が行われている背後にはディープ・ステートの存在があると発言している。先週日曜、ミラー氏はFox Newsに出演し、彼には「内部告発者とディープ・ステートの工作員の違い」が分かると語っている。

 

【訳】スティーブン・ミラー氏が内部告発者について語った:

 

「クリス、私は3年近く連邦政府で勤務している。私にはディープ・ステートがどのようなものかわかっている。私は内部告発者とディープ・ステートの工作員の違いが分かる。これはディープ・ステートの工作員によるものだ。紛れもなく明らかであり単純なことだ」

 

先週木曜、バノン氏がその設立に関わったブライトバート・ニュース紙は、ディープ・ステートに関する複数の書籍を執筆しているバージル氏によるエッセー『弾劾裁判からの教訓:ウォーターゲートから、モニカ・ゲート、バイデン・ゲートへ(Lessons of Impeachment, from Watergate to Monicagate to Bidengate)』を掲載している

 

ニューヨークタイムズ紙が、この内部告発者がCIA職員であり、だから「政治的ではない」と報じた際(CIAはトランプ嫌いのジョン・ブレナンが元いた職場だ)、お腹を揺らして大笑いした。この内部告発者による告発文がいかに法律に詳しい人物らによる職人技であるかを考えた時、この文書を作成するための調査や執筆活動で、この告発者が多くの支援を受けたというのは明らかだ。

 

さらにバージル氏は次のように語る:

 

その通り。これはディープ・ステートによる作戦行動であり、彼らは獲物を血祭りに上げるために動いている。

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