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米連邦通信委員会が中国のファーウェイとZTEの製品を利用禁止にすることを決定

Huawei

米連邦通信委員会(FCC)は、今週金曜、新たなルールを5対0の全会一致で可決した。新ルールでは、アメリカ国内の地方の通信事業者が中国のファーウェイとZTEの製品やサービスを利用するために米国政府の補助金を使うことを禁止する。ロイターが報じた

 

米連邦通信委員会の全5人の理事が、金曜に開かれた会議でこの禁止案に全会一致で賛成票を投じた。

 

この新ルールにより、アメリカ国内の地方の通信事業者は、ファーウェイおよびZTEの電子部品を購入するために85億ドルの政府補助金を利用することが禁止される。

 

さらにこの新ルールは、既存の回線ネットワークに使われているファーウェイおよびZTEの部品を全て取り除き別のものと交換することを義務付けている

 

米連邦通信委員会のアジット・パ議長は、この新ルールを承認することは国家安全保障に関することだと語った。パ議長は、主要な通信回線のバックボーンにファーウェイおよびZTEの電子部品が使われている場合、中国政府がアメリカの通信回線をハッキングすることができると語った。

 

「5Gおよびアメリカの安全保障のこととなると、我々はリスクを犯し、幸運を祈ることに賭けるようなことはできない。我々は、米国の通信回線が我が国の安全保障を脅かさないよう、我々の経済的な安全性に脅威とならないよう、そして我々の価値観を毀損しないようにする必要がある」とパ議長は声明の中で語った。

 

司法省のウィリアム・バー長官もまた、米連邦通信委員会によるファーウェイおよびZTEを禁止する決定を支援している。

 

【訳】FCCがサプライチェーンに関する(禁止)命令を行ったことに関する司法長官の書簡に感謝する:「司法省は、・・・政府補助金がファーウェイやZTEのような企業に使われるのを禁止する提案、およびそのような部品を排除し交換するプロセスを開始することを支援する。

 

米中間の経済のデ・カップリングは今後さらに続くことが予想される。

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