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ツイッターが「シャドーバン」を行うことを正式に利用規約に追加

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ツイッター社は、事実上の「シャドーバン」と呼ばれる言論統制を、新たな利用規約に追加すると発表した。これにより、ツイッター社は恣意的に特定のユーザによるツイートの「表示を制限」することを正式に利用規約に明記したことになる。

 

シャドーバンとは、ソーシャルメディアの運営側が悪質な(*)ユーザーのアカウントの投稿をタイムライン等に表示させないように設定して(公の目に触れないようにして)半ばアカウント凍結(ban)に近い状態にする措置のことである。(引用元:Weblio

(*)ただし、どの投稿を「悪質」であると判断するかはツイッター社などSNSの運営側の恣意的な判断基準に依拠しており、その透明性は担保されていない。

 

米国内でも、ツイッター社による特定のユーザに対する言論統制は長年批判を浴びている。しかし新たに更新された利用規約により、ツイッター社はそうした恣意的な言論統制を正式に行っていることを自ら認めた格好となった。この新たな利用規約は2020年1月から有効となる。

 

保守系メディアのRTによると、新たな利用規約は、一見大きな変更はないように見えるが、規約の文言に加えられたいくつかの修正事項はユーザにとって大きな影響をもたらす可能性がり、ユーザが気付かないところで発言内容の表示が制限されることを可能にしている。

 

この件について、国家安全保障および政治を専門にしたコンサルタントであるデービッド・リーボイ氏は次のようにツイートしている:

 

【訳】昨年、私がツイッターの担当者と話した時、彼らは特定のユーザのツイートを操作していることについて嘘をつき、私たちが単に疑心暗鬼に陥っているだけだと思わせていた。しかし今になって、それ(ツイートを操作していること)は彼らの利用規約に書き加えられている。・・・私たちは(ツイッター以外の)代わりになるものを待ち望んでいる。

 

以下は新たに適用される利用規約の一部を抜粋したものである:

 

Twitterサービスは常に進化し続けています。そのため、本サービスは、当社独自の判断により適宜変更されることがあります。当社は、本サービスまたは本サービス内の機能をユーザーまたは利用者全般に提供することを(永久的または一時的に)中止することがあります。当社はまた、いつでも、当社の独自判断により、使用と保存に制限を設ける権利を留保します。当社はまた、ユーザーに責任を負うことなく、本サービス上のコンテンツの削除または配信の拒否、本サービス上のコンテンツの配信または表示の制限、利用者の資格停止または終了、および利用者名の返還を要求することができるものとします。(太字強調は筆者)

Twitter サービス利用規約

 

これはつまり、ツイッター社が、特定のユーザのアカウントを恣意的にシャドーバンし、言論封殺できる権利を留保すると発表していることと同義である。特に、シャドーバンを行う基準を、「当社の独自判断により」としか記載しておらず、「当社が悪質であると認める」とは書かれていない点が重要である。悪質とは認められないような正統な表現の自由の範囲内の発言であったとしても、この利用規約を盾に、ツイッターはいかなる言論封殺も「当社の独自判断により」実施することができると宣言していることになる。

 

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