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オーストラリアで発生している記録的な山火事に関連して、警察が200名近くを放火の容疑で逮捕

オーストラリアで発生している記録的な山火事に関連して、警察が200名近くを逮捕:意図的に森林火災を発生させた容疑で

Photo via Pixabay

オーストラリアの警察当局は、同国にとって史上最悪と言われる森林火災を意図的に発生させた放火の容疑で、合計182名を逮捕したと地元メディアが報じた。これは昨年11月以降、クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、サウス・オーストラリア州、そしてタスマニア州で逮捕された容疑者の合計人数。彼らは205件の放火容疑で逮捕されたと報じられている。

 

一方、これまでに少なくとも25名が山火事の犠牲者となっているほか、数千軒の家屋と数百ヘクタールの土地が焼失している。そして野生動物も数億頭が森林火災の犠牲となっている。

 

ニューサウスウェールズ州では、24名が放火の容疑で逮捕されており、有罪となれば最長25年の禁固刑が科せられる。

 

クイーンズランド州では、警察は103件の放火を意図的に行なった容疑で98名を逮捕しており、そのうち67名は未成年であると警察は結論づけている。

 

「毎夏、オーストラリアに大きな損害をもたらし死者をも引き起こす山火事に、放火魔が関連していることはよく知られたことであり、十分な裏付けも行われている。事実、学校の休暇期間中に、意図的な放火による火災発生率は急上昇する」とブライトバートのサイモン・ケントは報じている

 

森林火災および放火に関する国立研究センターのポール・リード博士によると、森林火災のおよそ85%が人為的に発生している。この数には、意図的なものと誤って火災を発生してしまう場合の両方が含まれている。

 

「約85%(の山火事)は人為的な活動に関連しており、13%は確実に放火、そして37%は放火が疑われている・・・残りは無謀な点火か、子供による火遊びが原因であることが普通である」と同博士は語っている。

 

リード博士は、学校の休暇の時期と子供達による火遊びの件数の間に相関関係があることを指摘している。「学校の休暇期間中、特に夏が、放火魔が最も盛に活動する時期となる。・・・子供達は外で遊ぶ時間がたくさんあり、火を付ける。そして非常に危険な大人たち(訳者注:放火魔)は暑い時期を選ぶ」と同博士は語っている。

 

シドニーの地元ニュース番組は以下のツイートを投稿している。

 

【訳】警察は、現在、今回の山火事シーズンに発生した壊滅的状況の多くが、放火魔によって引き起こされたという前提で捜査を行なっている。突撃部隊は、火災が意図的に放火されたものであるかどうか調査を行い、火災の責任を負う者たちに司法の裁きを受けさせる予定である。

 

オーストラリアでは、新たな環境政策により、土地の所有者が山火事を悪化させないために涼しい季節に枯れ草などを焼く「規定の野焼き」が規制されてしまっている。このことが、今回の大規模森林火災をさらに悪化させていると言われている。

 

一方、オーストラリアで起きている大規模森林火災が、放火魔や子供達の火遊びによって人為的に発生していることについて、大手メディアはほとんど報じていない。むしろ、地球温暖化が原因であるかのような報道がほとんどではないだろうか。

 

2020年の大統領選挙の有力候補者の1人であるバーニー・サンダース議員は、「大炎上している森林火災により血のように赤く染まった空と息もできない空気」は、「気候変動への対応を遅らせている」人々に責任があると語っている。

 

また、昨晩アメリカで開かれたゴールデングローブ賞でも、オーストラリア生まれの女優ケイト・ブランシェットは、「一つの国が気候災害に直面するとき、私たち全員が気候災害に直面する」とステージで語っている。

 

【訳】「一つの国が気候災害に直面するとき、私たち全員が気候災害に直面する」

 

オーストラリア生まれのケイト・ブランシェットはゴールデングローブ賞のステージに登場し、彼女の母国を破壊している山火事に人々の注目を集めた。そして気候変動にアクションを起こすよう強く求めた。

 

事実を事実のまま伝えるメディアはますます少なくなっているようだ。

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