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新型コロナウィルスに対応していた韓国政府職員が自殺。イラン保健省副大臣が感染。イタリアでは病院が感染を拡大し中央ヨーロッパへも感染が広がる

新型コロナウィルスに対応していた韓国政府職員が自殺。イラン保健省の副大臣が感染。イタリアでは病院が感染を拡大

イラン保健省の副大臣(左)(Screenshot via Twitter)

現在、都市封鎖が行われているイタリア・ロンバルディア州の病院が、健康管理プロトコルに従わず新型コロナウィルスの感染を拡大させていたと、イタリアのコンテ首相が認めた。

イタリア北部で感染が拡大したのはこの病院に一部責任があるとコンテ首相は非難したが、具体的にどういった健康管理プロトコルが守られなかったについては言及しなかった。

「それ(病院でのプロトコル違反)が感染拡大に寄与したのは確かだ」とコンテ首相は語った。しかしその病院名については言及しなかった。感染の発生源は、ミラノから南へ35マイル(約60キロ)の距離にあるコドーニョ(Codogno)周辺。

「このウィルスがどのように拡散するか、我々には予測できない。少なくともすでにアウトブレイクは起こってしまったのは明らかであり、そこから拡散した」とこの病院について言及しながらコンテ首相は記者たちへ語った。

現在、イタリアで確認されている感染者数は合計283名(執筆時)。香港の84名の3倍以上である。また、イタリア政府は、いまだに国内で市中感染が広まる原因となった最初の患者(patient 0)を特定できていない

さらにイタリアの隣国であるクロアチアでも初の感染者が確認された。クロアチアのアンドレ・プレエンコヴィッチ首相は火曜、最近イタリアへ渡航した経歴のある比較的若年のクロアチア人男性が感染したと発表した。また、イタリアの隣国オーストリアのチロル州でも2人の感染が確認された。

EU各国は、イタリア政府に感染のアウトブレイクを鎮圧する能力があるか疑問視しており、EU各国の間で不安が広まっていると報じられている

世界保健機構(WHO)と欧州疾病予防管理センター(European Center for Disease Prevention and Control)の保健専門チームが、今週月曜にイタリア入りし地元当局への支援を行っている。一方、北イタリアでは約10万人が自宅に隔離されている。

イタリアで死亡した感染者のほとんどは持病を抱える高齢者であるが、コドーニョではアマチュア・サッカー選手である38歳の男性が重体となりICUで治療を受けていると報じられている

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爆発的な感染拡大が続く韓国では、11人目の死者が確認された。30代のモンゴル人男性で、肝臓に持病を抱えていた。火曜、さらに144名の感染者が確認されており、韓国全土でこれまでに確認された感染者数は合計977名にのぼっている。東アジアの小国が、中国国外としては最大の感染国となっており、中国とイランに次いで最大の死者数を出している。

火曜、ムン大統領は同国内の感染者の半数以上が見つかった大邱(デグ)市を訪問し、中国政府が武漢に対して行っているような強権的な都市封鎖は行わないと約束した。しかし大邱(デグ)市の住民には屋内にとどまるよう忠告しており、事実上の都市封鎖が行われている。

韓国政府は、感染拡大の震源地となった新興宗教「新天地」の信者ら20万人以上を検査するつもりであるとも発表した。

また、ムン大統領は、韓国への旅行を計画している外国人旅行者に対して、旅行を延期するよう注意喚起するコメントを発表した。

しかし韓国政府による渡航延期発表を待つまでもなく、米疾病予防管理センター(CDC)は、韓国への渡航注意レベルを最高の「Level 3」に指定しており、「不要・不急の渡航は避ける」よう通達している

そして感染が止まらない韓国で、司法省緊急安全計画室の職員が自殺したと地元メディアが報じた。火曜朝5時頃、ソウル市内にある橋から飛び降り自殺を図ったと報じられている。

この職員は、新型コロナウィルスに対する政府の対応を監督する担当職員数名のうちの1人。

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中東で最も深刻な感染拡大が続くイランでは、新たに14人への感染が確認された(イランの国会議員が非公式に語った数字では50人以上が感染しているという)。そしてその感染者の中に、イラン保健省のイラジ・ハリルチ副大臣が含まれると報じられた。ハリルチ副大臣は火曜、記者団に対して「コロナを絶対に撲滅する」と語っていた。

ハリルチ副大臣の感染が確認される前、テヘランで開かれた記者会見の様子をとらえた動画がネット上で拡散している。この動画の中で、ハリルチ副大臣はすでに容態が悪化しているように見え、ハンカチで額の汗を頻繁に拭う様子が映し出されている。

【速報】イランの保健省副大臣にコロナウィルスの陽性反応が出た。彼は記者会見中、すでに健康状態が悪化しているように見えていた。

これまでに、コロナウィルスへの対応を最も誤ったのは、ダイヤモンド・プリンセス号を検疫した日本政府ではなくイラン政府のようだ。(もちろん、発生源である中国、そして情報の出てこない北朝鮮は除く。)各国に入国を拒否されていたウエステルダム号を出迎えたカンボジアのフン・セン首相も、新型コロナウィルスに感染したという噂があり、今後、各国の政府関係者へも感染が拡大することが予想される。

【更新情報】

火曜、スイスでも初の感染者が確認された。

スペインでは4人目の感染者が確認された。カタルーニャ州でこの4人目の感染者が確認されたと報じられている

イスラエルは、イタリアへの渡航注意を発表し、イタリアから帰国した人たちへ14日間の自宅隔離を行う予定であると発表した

ヨルダンはイタリアからのフライトを入国禁止にしている。

イランの国会議員Mahmoud Sadeghi 氏が新型コロナウィルスに感染したと発表した。彼は支援者に対して「私は、この世界で人生を続けることに多くの希望を持ちあわせていない」と語った。

スペインのカナリア諸島にあるリゾート地テネリフェを訪れていたイタリア人医師が、新型コロナウィルスに感染していることが判明。この医師は、自分が滞在しているホテルの客全員に対して、火曜、自室の部屋で自己隔離するよう指導した。

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