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株式市場はまだ本当のパニックを経験していない:投資家ビル・フレッケンスタイン氏が今後の株式市場を予想

株式市場はまだ本当のパニックを経験していない:投資家ビル・フレッケンスタイン氏が今後の株式市場を予想

投資家ビル・フレッケンスタイン氏(Screenshot via YouTube)

【この記事の短縮URL】 https://bonafidr.com/ImwcZ (『https://』は省略可能です)

投資家で特に貴金属投資が専門のビル・フレッケンスタイン氏が、先週日曜、ポッドキャストQuoth the Raven Podcastに出演し、新型コロナウィルスへの市場の反応や連銀(Fed)に起きている「信任の危機」について独自の見解を語った。

 

金(ゴールド)について

まず、フレッケンスタイン氏は先週、金(ゴールド)の価格が大幅に下落した動きについて語り、それは多くの人たちが疑っていたマージン・コール(追証)のせいではないと語った。(先週、株価が暴落したにもかかわらず、安全資産であるはずの金の価格も下落したことについて、多くの人たちが不可解に思っていた。)

 

現在の金の価格:[stock_ticker symbols=”GLD” show=”GLD” number_format=”” decimals=”2″ static=”” speed=”” class=””]

 

フレッケンスタイン氏は、その原因はマージン・コールではなく、金が「短期資金(ホット・マネー)」の犠牲になっただけである可能性があると語っている。こうしたことはよく起きると同氏は指摘する。特に金のスポット価格が反転し激しく上昇する一方で、貴金属採掘業者の株価がそれと連動して上昇しない場合に起きるという。まさにそれが先週起きていた。

 

フレッケンスタイン氏は次のようにコメントしている:

 

金の価格は上昇したが、採掘業者の株価はその動きに乗らなかった。これについて私は不安に思った。なぜなら、採掘業者の株価がプスプスと音を立ててエンジンが停止しそうなときに金の価格が上昇を続ければ、いずれ金の価格も天井にぶつかるからだ。

 

 

金の価格が新型コロナウィルスのニュースを受けて急上昇した際、その他のことと完全に連動した動きではなかった。そのため私は少し不安になっていた。その後、当然のように金の価格は金曜になって大暴落した。非常に多くの資金が金に流れ込むというトレンドが発生していたと私は想像する。多くの短期資金(ホット・マネー)だ。金の価格が上昇していたため、短期資金(が利益確定のために金から流出した)

 

 

市場の乱高下(ボラティリティー)

 

先週金曜、株価が反発を続けた理由は、「連銀が救済する」と人々が考えたからだ。フレッケンスタイン氏は、連銀が株式市場のために近日中に金利を下げることはしないと確信している(*1)。彼は、中央銀行が介入する前に、株式市場がさらに暴落する必要があると考えている

 

(*1:フレッケンスタイン氏の予想は早速はずれ、今週火曜、連銀のパウウェル議長が金利を引き下げる発表を行なった。しかし、株式市場は金利引き下げの発表を受けても急落し、連銀による金融政策の限界が見え始めている。フレッケンスタイン氏が予想していた通り、連銀による市場介入はタイミングが早すぎたと言える。

 

また、フレッケンスタイン氏は、株式市場がまだ本当のパニックを経験していないと考えている:

 

テスラのように完全にゴミの株を見てみると、これらはいまだに冗談のような(高値の)価値がつけられている。私たちは大パニックをいまだ目撃していないと思う。

 

 

連銀が直面する危機

 

米連銀(Fed)を含め、フレッケンスタイン氏は、「各国の中央銀行はパニックを起こすだろう。彼らはあまりに無能であるため、パニックを引き起こす傾向がある」と語っている。また、市場はいずれ連銀が行っている金融政策の正体に気がつくだろうとも言う。

 

これは、私たちが待ちに待っていた瞬間だ。各国の中央銀行の金融政策(*2)は良い効果を生まないと考えている私のような人たちだ。私たちは、彼ら(連銀)がその信頼性をある程度失うかもしれないという瞬間にいる。

 

ゆっくりと、しかし確実に、人々はそれ(連銀の金融政策)が機能していないことに気がつくだろう

(*2:量的緩和と言われる大量に資金を市場に投入する金融政策やマイナス金利。)

 

フレッケンスタイン氏はさらに次のように語っている:

 

連銀は、今日、金利を引き下げることはおそらくないだろう。そして市場は連銀が金利を引き下げるまでボロボロに値下がりする。しかし空売りサイドにとって真の投資機会となるのは、連銀が金利を引き下げた後に起きる大きな株価の反転上昇だ。この反転上昇は失速することが予想される。もし株価の反転上昇が失速し再び下落が始まれば、株式市場の下落スピードは急加速し、「連銀は我々を救済できる」という市場の心理を打ち壊すことになるだろう。

 

その通りになれば、多額の現金を手に入れることができる。私が想定しているロードマップはこういったものだ。

 

昨日の連銀による金利引き下げ発表にもかかわらず大幅下落していたアメリカの株式市場であるが、一夜明けた今日は反転し主要株価指数は大幅に上昇して取引されている 。

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フレッケンスタイン氏が出演したポッドキャストは全編がここで視聴できる:

 

 

 

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