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ビル・ゲイツ氏が6週間から10週間の全米一斉封鎖を呼びかける:国立アレルギー・感染症研究所のファウチ医師は「全米では最大20万人が死亡する」と予測モデルを公表

ビル・ゲイツ氏が6週間から10週間の全米一斉封鎖を呼びかける

Screenshot via CNN

マイクロソフト社の創業者であり、現在は慈善活動を行っているビル・ゲイツ氏は、先週木曜(3月26日)CNNのグローバル・タウン・ホールに出演し、武漢ウイルスの感染拡大を軽減するには、いますぐに6週間〜10週間、全米を一斉封鎖する必要があると語った

ゲイツ氏は次のように語った:

私はこれをシャットダウンと呼ぶが、非常に極端な社会隔離を行うことはとても苦痛を伴う。しかし中途半端な手段というものなどは存在しない。1週間後には映画館に行けるようになるかもしれないと言うことは難しい。そうではないかもしれない。もしかしたらあなたは感染し、他の人を感染させてしまうかもしれない。

新規感染者数が低くなったと確実に言えるようになるまで、たとえ人々に新築不動産や新車の購入を再開しようとか、レストランでの外食を始めようと言っても、人々はもはやそうしたいとは思わないだろう。私は人々にそうした意欲がなくなってしまっていると思う。今は高齢者たちを守りたいと考えている。・・・

現在、全米で起きていることについて、ゲイツ氏は「これはある種の悪夢のシナリオだ」と言う。先週土曜朝の時点で、全米の感染者数は10万5000人を数え、死者数は1711人に達している。感染の震源地はニューヨークであり、4万6000人以上の感染が確認されている。

ゲイツ氏は、米国における対応が遅々としており混沌としていると批判している。もしアメリカ政府が「今回、最善の対応をした国々が行なったように行動していれば」、感染拡大は封じ込めることが可能だっただろうと語っている。(ただし、トランプ大統領の政敵であるCNNの番組であるため、ゲイツ氏が政治的な発言をしている可能性は否定できない。)

ゲイツ氏は、感染者数と死者数のピークがくるのはまだまだ先であると警告している。感染者曲線を抑えて平準化し、医療崩壊を防ぐために、さらなる封鎖を行う必要があることを示唆している。そして「チャイナの感染地域で行ったようなことを、全米で実施する必要がある」と語っている。

ゲイツ氏が指摘するように、米国はまだ感染サイクルの初期段階にしかないとJPモルガンが以下の予測モデル・チャートを調査レポートに掲載している:

ビル・ゲイツ氏は、ここ何年にもわたってパンデミックについて警鐘を鳴らしてきた。2015年、ゲイツ氏はTEDに登壇し、彼が最も恐れているのは第3次世界大戦ではなく、急拡大して世界を飲み込むウイルスであると語っていた。

また、武漢ウイルスが世界に感染拡大する数ヶ月前の昨年10月、ニューヨークに15人の企業人、政府関係者、そして公衆衛生の専門家が集結したThe Event 201が開かれていたが、ゲイツ氏はその参加者の一人であったと報じられている。そしてこの場では、世界中にコロナウイルスが感染拡大し、18ヶ月後には6500万人が死亡するシミュレーション・モデルを構築している。

一方、先週末の日曜、ホワイトハウスで行われた定例記者会見で、トランプ大統領は、当初、特別な防疫手段を取らず「集団免疫」に賭けることが一部の専門家たちから提言されていたと明かした。しかしその場合、220万人のアメリカ国民が死亡するという試算が行われたため、積極的な防疫を行う決定を下したと語っている。また、ホワイトハウスの対策チームの重要な一員であるアメリカ国立アレルギー・感染症研究所のファウチ医師は、先週末の日曜、全米各局のテレビ番組に出演し、全米では人口の3分の1にあたる大規模封鎖を行っているため、現在予想される死亡者数は当初の見積もりから減少し、最終的に全米で10万〜20万人程度が死亡すると見積もっていると語っている

ビル&メリンダ・ゲイツ財団は、武漢ウイルスの感染を自宅で検査するためのキットを開発するために数百万ドルを投じているとも報じられている

また、ハーバード大学の研究者たちは、全国一斉の封鎖が行われ感染がピークを過ぎた後は、2022年まで「不定期の封鎖」と国民に対する「大規模な監視」を行うことを提言している

【3月26日に行われたCNNのグローバル・タウン・ホール】

【3月29日(日曜)に行われたホワイトハウスの定例記者会見】

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