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Facebookがニュースの真偽を「ファクト・チェック」する根拠となった人物に武漢ウイルス研究所で勤務していた過去があることが発覚:武漢ウイルスが研究所から漏れた可能性を報じる記事を「虚偽判定」するために彼女の見解が利用されている

Facebookでニュースの真偽を「ファクト・チェック」する根拠となった人物に武漢ウイルス研究所で勤務していた過去があることが発覚:武漢ウイルスが研究所から漏れた可能性を報じる記事を「虚偽判定」するために彼女の見解が利用されていた

ダニエレ・アンダーソン氏(Screenshot via YouTube)

【この記事の短縮URL】 https://bonafidr.com/pBhGl (『https://』は省略可能です)

今週4月15日、世界にパンデミックを引き起こしている新型コロナウイルスは、武漢ウイルス研究所から漏れたものであるとFOX Newsが報じた。しかし新型コロナウイルスが武漢ウイルス研究所から漏れたものである可能性について報じるニュース記事は、今年1月以降、独立系メディアで度々報じられていた。そしてこうしたニュース記事は、大手メディアやソーシャルメディア上で「陰謀論」「虚偽情報」という判定が繰り返されてきた。

フェースブックもまた、このウイルスが武漢ウイルスが研究所から漏れたものであると報じるニュース記事の投稿に対して「虚偽判定」を行なってきた。その根拠としてフェースブックが利用してきたのが、ネット上に出回るウワサについて科学者たちが評価(フィードバック)するサイトScience Feedbackである。

シンガポールにあるデューク‐NUSメディカル・スクールの研究所で勤務するダニエレ・アンダーソン氏(冒頭の写真)は、Science Feedbackに情報提供している。しかし彼女は、武漢ウイルス研究所でコウモリのコロナウイルスについて研究した経歴があることが判明した。中立な立場でニュースの真偽を判定すべき人物に、こうした無視できない利益相反があったことになる。

ネット上に公開された情報によると、アンダーソン氏の執筆物の中には、武漢ウイルス研究所でコウモリのコロナウイルスについて研究していたペン・ジョウ博士と最低9本の論文を共同執筆していることが判明している。

【訳】情報をたどると、チャイナ武漢の研究所についてFacebook上でニセのファクト・チェッカーだった人物は、過去2年間、チャイナの武漢研究所で勤務している/していた科学者だということがわかる。この人物は、彼ら(武漢研究所の科学者たち)は非常に慎重であるため、そんなミスを犯すことはあり得ないと語っている。

(添付された画像は、フェースブックに記事を投稿しようとした人物に対して<あなたの投稿に虚偽情報が発見されました>と警告するフェースブックからの通知)

アンダーソン氏は、この研究所が最高レベルの安全基準に準拠しているため、この研究所で勤務する彼女の同僚たちによって新型コロナウイルスが誤って漏れてしまうということはあり得ないと主張して譲らない。

ニューヨークポスト紙が2月22日に掲載した記事で、「チャイナは危険な病原体を試験管から漏れないようにすることに問題を抱えている」と報じたことに対して、アンダーソン氏はそれに真っ向から反論する投稿を行なっており、その中で次のように記している:

過去2年間にわたって、私はまさにこの研究所で勤務してきた。ここで勤務していた間、厳格な管理と封じ込め対策が導入されていたということを私は個人的に保証することができる。

そしてフェースブックがユーザによる投稿内容の真偽確認を行うための根拠として利用しているサイトScience Feedbackは、「得られた証拠は、SARS-CoV-2の研究が武漢ウイルス研究所で実施されていたことを指し示している」と報じたこのニューヨークポストの記事が真実であるかは疑わしいと疑問判定を下していた。

しかし現在、大手メディアであるウォール・ストリート・ジャーナル紙、Daily Mail、そしてFOX Newsが、まさにこの武漢ウイルス研究所でSARS-CoV-2ウイルスが研究されていたと報じている。

ウォールストリート・ジャーナル紙が4月9日に報じた記事は、COVID-19ウイルスが、「武漢ウイルス研究所で勤務する科学者たちが防護スーツに身を包んで採取した」キクガシラコウモリの体内から発見されたコロナウイルスと遺伝的に同一であると報じている。

アンダーソン氏は、この武漢ウイルス研究所が起源であるとする報道の「火消し」に積極的であり、シンガポールのテレビにも出演して彼女の同僚たちの潔白を「証明」しようと発言を繰り返している。

アンダーソン氏は、現在では否定されている武漢の海鮮市場が起源であるとする説をさらに広めるために、科学雑誌「ランセット」に共著で記事を投稿している:

2019-nCoVのアウトブレークの初期対応において、チャイナCDCのチームたちが多大なる努力を払ったことを忘れてはいけない。一方、そのチーム・メンバーの中の少数しか動物衛生について訓練を受けておらず、それが中間宿主である動物を特定するのが遅れている一つの理由だろう。この中間宿主である動物が、野生動物が売買されていたこの市場周辺でこのウイルスを拡散させ、この地域をひどく汚染させてしまった原因である可能性が高い。(太字強調は訳者)

ダニエレ・アンダーソン氏は、利益相反があるにもかかわらずその主観的な見解をScience Feedbackに投稿した。彼女によるこの投稿により、フェースブックはいかなる反対意見や報道についても「虚偽情報」という判定を行っている。

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