オバマ政権が承認した武漢ウイルス研究所への研究助成金を、今後は停止するとトランプ大統領が確約 -

オバマ政権によりこれまで370万ドルにものぼる研究資金が武漢ウイルス研究所へ拠出されていた。アメリカ国立衛生研究所（NIH）を通して複数年にわたって多額の研究資金がこの研究所に拠出されていたというニュースは、先週4月12日、Daily Mail紙がスクープしていた。トランプ大統領は、記者会見の中で武漢の研究所への助成資金を今後は停止すると約束した。

先週末に行われたホワイトハウスでの記者会見で、記者からの質問にトランプ大統領は次のように答えた：

オバマ政権は、彼ら（武漢の研究所）に370万ドルの研究助成金を与えた。それについては私も聞いている。我々は、その分野に拠出されるいかなる助成金についても、精査するよう指示を出した。・・・

我々はその研究助成金を早急に終了する。それはかなり前に付与されたものだ。彼らにはかなりの金額の資金が与えられた。我々はそれについて精査するつもりだ。しかしそれは何年も前のことだと聞いている。

この質問をした記者に対して、トランプ大統領はこの研究助成金がいつ与えられたか逆に質問した。記者が2015年だと答えると、トランプ大統領は、「2015年。当時、誰が大統領だっただろうか？」と語った。

この記者とのやりとりを収めた動画：

一方、フロリダ州選出のマット・ゲイツ下院議員（共和党）は、すでにこの問題についてFOX Newsに出演した際に提起しており、助成金を停止すると語ったトランプ大統領に賛同するツイートを投稿している。

"The Obama administration gave them a grant of $3.7 million…we will end that grant very quickly."

Thank you President @realDonaldTrump and @SecAzar for committing to end this America Last grant given to labs in Wuhan by the Obama administration! pic.twitter.com/hiubYx0X4K

— Rep. Matt Gaetz (@RepMattGaetz) April 18, 2020