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共産主義によるプロパガンダ戦略の真骨頂?|チャイナがトランプ政権による武漢ウイルス対策を攻撃するレゴ・アニメ動画を発表

共産主義によるプロパガンダ戦略の真骨頂?|チャイナがトランプ政権による武漢ウイルス対策を攻撃するレゴ・アニメ動画を発表

チャイナ政府がツイッター上で広めているLEGO動画(Screenshot via Twitter)

米中間の政府関係者の間で舌戦が苛烈化する中、チャイナは新たなメディア戦略に打って出ている。チャイナの国営メディアが、西側諸国の市民をターゲットにしたLEGOアニメ動画を作成しツイッター上で配信している。その動画のタイトルには、『”Once Upon a Virus”(昔々あるところのウイルス)』とつけられている。

LEGOを使った約1分間の短編アニメ動画は、チャイナがCOVID-19(武漢ウイルス)の発生当初、情報を隠蔽したとトランプ政権が批判していることを揶揄することに終始している。この動画には、左側にチャイナの兵士(兵馬俑の兵士?)や医師、そして右側に自由の女神というキャラクターが登場する。

自由の女神は、「これは4月になったら魔法のように消えて無くなる」と語る。明らかにトランプによる過去の発言を踏襲し揶揄している。

この中共によるプロパガンダ動画は先週から口コミで拡散しており、中共の大使館が開設している複数の公式SNSアカウントでもフィーチャーされている。在フランス・チャイナ大使館の公式ツイッター・アカウントもこの動画を投稿している:

チャイナ側は1月以降、常に真実を発表し続けたが、アメリカ側はそれを全て真剣に受け取らず無視し続けたという印象を与える内容に仕上がっている。自由の女神のキャラクターは、「これは単なる風邪だ・・・マスクなどつけるな」と語っている(そう語っていたのはWHOのテドロス事務局長たちの方だが)。また、チャイナがこの病気と必死に戦っている中、自由の女神は人権侵害だとチャイナ側を非難している。

中共政府のプロパガンダ機関であるXinhua Newsもこのアニメーション動画をツイッターに投稿している:

【訳】

チャイナ:我々は新たなウイリスを発見した。

アメリカ:だからどうした?

チャイナ:これは危険だ。

アメリカ:これは単なる風邪だ。

チャイナ:マスクをつけろ。

アメリカ:マスクはつけるな。

一方、レゴを製造・販売しているLEGO Groupは緊急の声明を発表し、この動画の製作に同社は一切関わっていないと発表している

このアニメーション動画の製作に、我々は一切いかなる形でも関与していない。玩具会社として、我々は子供たちやその家族に遊びを提供することに集中している。

このプロパガンダ動画の問題に気がついた人たちは、この中で引用されているセリフの多くが、実際、米中の政府関係者たちが発したものではあるが、その発言の文脈や時系列が全く無視されて使われていると批判している。

当然、このプロパガンダ動画には、新型コロナウイルスの発生に初期に気が付き、同僚に対して警鐘を鳴らした李文亮医師たちを中共政府が拘束し処罰したことなど、中共政府にとって不都合な真実は含まれていない。

ツイッター社は、この動画をフェイク・ニュースとして削除しないのだろうか?

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