最新記事

BonaFidrをフォロー

ニュースレター登録

Loading

オールドメディアが伝えない海外のニュース

武漢ウイルス研究所は10月中に緊急閉鎖されていた?携帯電話の位置データが示す|諜報機関の専門家たちは結論を保留

武漢ウイルス研究所は10月中に緊急閉鎖されていた?携帯電話の位置データが示す|諜報機関の専門家たちは結論を保留

武漢ウイルス研究所のP4研究施設(左)| 2020年4月17日撮影。(Photo via NBC News: Hector Retamal / AFP - Getty Images file)

携帯電話の位置情報データを分析した民間の報告書によると、コロナウイルスを研究している武漢ウイルス研究所は、昨年10月、一時閉鎖されていた可能性がある。本件についてブリーフィングを受けた3人の人物がNBC Newsに語ったと報じられた

米英の諜報機関は、現在、この民間報告書を精査中であるという。ただし、諜報機関のアナリストらが同様の可能性についてすでに分析を行なったが、確証を得ることができなかったと2人の米政府高官は語っているとNBC Newsは報じている。

ロンドンを拠点にするNBCニュース検証部門(NBC News Verification Unit)が同レポートを入手した。この報告書によると、武漢ウイルス研究所の内部で高度な安全対策が施された区画で、2019年10月7日〜10月24日、一切の携帯電話の活動歴がなかったという。そして10月6日〜10月11日の間に「危険事故」が起こった可能性があると記されている。

この報告書は、研究所が閉鎖されたことを示す直接的証拠を示していない。また、このウイルスが当研究所から事故で漏れ出たという仮説を証明する情報も記していない。

未確認ではあるが、もしこのような研究所の一時閉鎖が行われていた場合、米国の諜報機関が現在調査中である「事故による研究所からの漏洩」という可能性を具体的に示す証拠とみなされることがあり得る。

またこの民間報告書は、分析の結果、パンデミックが「当初報告されていたよりも前に」始まっていたことを示していると記しており、「武漢ウイルス研究所からCOVID-19が放出されたこを示している」と報告している。しかしこの報告書は、それを示す直接的な証拠は記していない。

この分析は、数百人の職員が勤務している同研究所で、彼らが利用している携帯電話のほんの一部について分析しているにすぎないようだとNBCは記している。オランダのウイルス学者ユスト・ヴラック博士は、昨年11月に、武漢ウイルス研究所の近くにある分館を訪問し、同研究所のバイオセキュリティー責任者と面会している。ユスト・ヴラック博士は、彼が訪問した施設では200人〜300人のスタッフが勤務していたと語っている。

NBC Newsが入手したこの民間報告書は、11月初旬、ヴラック博士が訪問したのと同じ施設(武漢ウイルス研究所の中でセキュリティーが低い区画)で開催される計画であった年次国際会議が「キャンセルされ、開催されていないようだ」と記していた。しかしこの国際会議は実際、11月3日〜9日に開催されたようだ。武漢ウイルス研究所の公式ホームページに、その会議の様子を写した写真が複数枚掲載されている(以下の写真はそのうちの1枚)。NBC Newsが入手した同報告書の改訂版では、この記載部分が訂正され、会議は開催されたと修正されている。改訂版で変更されたのはこの部分だけであるとNBC Newsは報じている。

こうした修正やその他の理由により、諜報機関職員たちはこの報告書の分析に懐疑的であるという。この報告書は、市販の携帯電話位置情報データを基に分析している。この報告書に目を通したアメリカ政府のとある関係者は、「(データが)非常に説得力が低いように私には見える。また、結論のいくつかが合理的ではない」と語っている。

この民間報告書よりも前に、米国の複数の諜報機関は、一般に入手可能な携帯電話と衛星のデータを基にした複数の報告書をすでに受け取っており、それらもまたこの研究所が閉鎖されていたことを示していると2人の政府関係者が語っている。しかし上空写真と諜報機関独自のデータを精査した結果、研究所の閉鎖を確証できなかったため、これら報告書は「結論が出ていない(決定的ではない)」とみなされている。

しかし、今回、新たに民間からの報告書が出てきたことで、アメリカの諜報機関は改めてデータを精査するだろうと別の政府職員はNBC Newsに語っている。実際、アナアリストたちは10月と11月に収集されたデータを現在精査しており、武漢ウイルス研究所で少しでも異常事態が発生していなかったかを調べていると複数の政府関係者が語っている。

連邦議会の諜報特別委員会メンバーにもこの報告書が提出されており、マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出・共和党)は先週水曜、この報告書もしくはそれに類似した報告書を匂わすツイートを投稿している:

【訳】2019年10月〜12月の武漢研究所とその近くの民間テレメトリー・データを誰かが分析したら面白いことになるだろう。

その直前18ヶ月と比較して(携帯電話の)活動量が劇的に下落していることが示されれば、それは研究所で事故が起きたことを強力に示すことになり、さらにそれがいつ起きたかを示すことになる。

コメントを残す

Do NOT follow this link or you will be banned from the site!
error: コンテンツは保護されています。