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「貴殿に与えられた猶予期間は30日間だ」|トランプ大統領がWHOテドロス事務局長に最後通告の書簡を送付

「貴殿に与えられた猶予期間は30日間だ」|トランプ大統領がWHOテドロス事務局長に最後通告の書簡を送付

WHOテドロス事務局長(左)とトランプ大統領(右)(Photo via USA Today)

米国現地時間の5月18日(月曜)夜、トランプ大統領はWHOのテドロス事務局長に痛烈な書簡を送り、その中でWHOが14日間、媚中姿勢を続けながら世界に対する義務を怠ったことについてその詳細を列記した。そしてもしWHOが北京政府のために嘘をつくことを拒否していれば、数えきれない人命が失われることはなかったと糾弾した。

トランプ大統領がWHOのテドロス事務局長に送付した書簡は、次のように始められている:

Dr.テドロス殿:

2020年4月14日、WHOがCOVID-19アウトブレークへの対応に失敗した件について我が政権の調査が終了するまで、私は米国によるWHOへの拠出金を一時停止した。この審査により、私が先月指摘した数多くの深刻な懸念が確認されており、その他のWHOが対処すべき問題が特定されている特に、WHOには中華人民共和国からの独立性が憂慮するほど欠落していることが確認されている。

この書簡は、チャイナが嘘をつき、真実を語ろうとした内部告発者たちを口止めし、ウイルスの検体を廃棄したことに対して、WHOとその事務局長がいかに傍観していたかを明瞭に説明している。さらに、WHOは台湾が「この新型ウイルスは人から人に感染する」ことを示す証拠を提出していたにもかかわらず、それを無視したことについても言及している。台湾がこの証拠をWHOに報告した後、WHOは「この重大な情報を、おそらく政治的な理由で、残る他の世界と共有しない判断を行った」とこの書簡は記している。

トランプ大統領は、WHOのテドロス事務局長に送付したこの書簡をツイッター上に投稿している:

【訳】これがWHOのDr.テドロス宛に送った書簡だ。これは自明だ!(内容を読めば明らかだ)

さらにこの書簡の中で、トランプ大統領は、WHOがこれまで発表してきた新型コロナウイルスに関する内容が、「著しく不正確、もしくは誤解を招くものだった」と、その具体例を列記している:

  • 2020年1月14日、現在では否定されているこのウイルスは人と人の間で感染しないというチャイナの主張を、WHOは根拠もなく追認した。WHOはこのように発表した:「チャイナ当局が行った予備的な調査では、チャイナの武漢で確認された新型コロナウイルス(2019-nCov)が人と人の間で感染するといういかなる明瞭な証拠も発見していない」。この断定的な主張は、検閲された武漢からの報告とまっこうから矛盾していた。
  • 2020年1月21日、チャイナの習近平主席は、コロナウイルスのアウトブレークについて緊急事態宣言をしないよう貴殿に圧力をかけたと報じられている。貴殿は翌日この圧力に屈し、このコロナウイルスが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(public health emergency of international concern:PHEIC)」を引き起こさないと世界に発表した。そのわずか1週間強後の2020年1月30日、それに反する圧倒的な証拠により、貴殿は針路を反転せざるを得なくなった。
  • 2020年1月28日、北京で習近平と面会した後、貴殿はコロナウイルスに関してチャイナ政府を「透明性」があると称賛した。そしてチャイナが「アウトブレークの制御について新たな基準」を打ち立てたと発表し、「チャイナのおかげで世界は時間的猶予が与えられた」と発表した。この時までに、チャイナはこのウイルスについて声を上げた数人の医師たちを口封じまたは処罰していたこと、そしてチャイナの医療・研究機関がそれについて情報を公表することを規制していたことについて、貴殿は言及しなかった。

■ 渡航禁止に関するダブルスタンダード

トランプ大統領は、さらにテドロス事務局長のダブルスタンダードについても追及の矛先を緩めない:

(テドロスは)チャイナが厳格な国内の移動禁止を行ったことを盛大に称賛した一方で、私がチャイナからの旅行者に関して米国の国境を封鎖、もしくは入国禁止にしたことに対しては不可解にも反対した。私は貴殿の要望にかかわらず、この入国禁止措置を導入した。・・・(WHO事務局長の)この問題に関する政治的駆け引きは命取りとなった。なぜなら、貴殿の発言を頼りにしているその他の政府は、命を救うことになるチャイナとの渡航制限の発令が遅れることになったからだ

■ テドロス事務局長への個人攻撃も忘れない

この書簡の中で、トランプ大統領は、テドロス事務局長が無能であるとこき下ろしている。

わずか数年前、別のWHO事務局長の指揮下では、WHOがどれほど多くのことを世界に貢献できるかを示した。2003年、チャイナで発生したSARSアウトブレークへの対応として、グロ・ハーレム・ブルントラントWHO事務局長は、WHOの55年間で初となる緊急旅行勧告を果敢に宣言した。それにより、この病気の発生源であるチャイナ南部との往来を中止するよう勧告した。・・・

貴殿がDr. ブルントラントによる前例を踏襲していれば、多くの人命を救うことができていただろう

そしてこの書簡の最後で、トランプ大統領はWHOが「実質的な改善」を行うことにコミットするために30日間の猶予を与えている。さもなくば、現在、一時的に凍結している米国からのWHOへの拠出金を、永続的なものにすると記しており、さらに「我が国がWHOへ加盟していることを再検討する」と記している。

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