ニュースレター登録

Loading

オールドメディアが伝えない海外のニュース

ジョージ・ソロス氏が異例の声明を発表|全米の抗議デモ参加者に暴動を起こすよう資金提供しているという疑惑を否定

ジョージ・ソロス氏が異例の声明を発表|全米の抗議デモ参加者に暴動を起こすよう資金提供していることを否定

ジョージ・ソロス氏(Photo via Fabrice Coffrini/Agence France-Presse — Getty Images)

ジョージ・フロイドさんの死をきっかけに起きている全米の抗議デモの背後で、外部から資金提供を受けた人物らが組織的に暴動や破壊行為を扇動している状況証拠が見つかっている。そして暴徒に資金提供をしているのはジョージ・ソロス氏ではないかという疑惑が広がっていることを受けて、ソロス氏が設立したオープン・ソサエティ財団(Open Society Foundations)は異例の声明を発表し、ソロス氏や他のいかなる人物・組織も、現在全米で発生している暴動に資金提供していないと疑惑を否定した。

広報担当者のマイケル・ボーション氏は、この声明を紹介する中で次のように記している:

フェースブック、ツイッター、そしてその他のSNS上で、見覚えのある陰謀論、そして現在では完全に嘘が証明された陰謀論が拡散されている。その陰謀論とは、今回のケースではジョージ・フロイドさんの殺害に関連して、ジョージ・ソロスとオープン・ソサエティ財団が人々に金銭を払って抗議デモをさせているというものである。全米そして全世界の人々が、紛れもなく真実の怒りと懸念の感情をほとばしらせているにもかかわらず、そのことを無効化しようとするこの試みに、我々はショックを受けている。

そしてオープン・ソサエティ財団は声明の中で次のように記している:

どんな種類のものであれ我々は暴力を嫌悪している。そして我々が一致団結し、我々の全ての隣人たちのためにより良い未来を構築するという重大な作業から気を逸らそうとする、少数による破壊行為を許さない。

そしてこの声明は、オープン・ソサエティ財団や「他のいかなるところ」も抗議デモに資金提供していないと発表している:

フロイドさんの死と全米で起きている警察の暴力について抗議を行なっている人たちは、彼らの国に対する深くそして長年変わらず抱いてきた懸念から、そのような行動を行なっている。一部の皮肉る者たちはそう主張しているが、彼らはこうした財団や他のいかなるところから金銭を受け取るためにこれを行なっているわけではない。そのように断定することは誤りであり侮辱的であるだけでなく、アメリカ合衆国憲法修正第1条に謳われている、我々の民主主義のまさに根底に危害を加えるものである。

オープン・ソサエティ財団の声明は2つの問題点がある。1つ目は、平和的に行われる「抗議デモ」と、違法な「暴動」をおそらく意図的に混同している点である。確かに「平和的に集会する権利」はアメリカ国民の基本的権利としてアメリカ合衆国憲法修正第1条により保障されている。しかし、今回、全米で問題となっているのは違法な暴動や略奪行為である。そして、そのような暴力行為を助長するかのように、全米の主要都市で抗議デモが予定されている街角に謎のレンガや石が突然山積みになっている現象が報告されており、組織的な関与が疑われている。さらに、抗議デモの群衆に紛れて、黒人男性に金銭を渡して指示を出している白人男性の様子を捉えた動画が撮影されている。(以下の動画)

【訳】ANTIFAは、実質的に全員白人のテロ組織であり、彼らはマイノリティーに資金を提供して彼らのためにテロ活動を実行させている。

このことを以下の動画が完璧に実証している。

ANTIFAは地球上のゴミであり、その組織メンバーは全員、刑務所に収監されるべきだ。

2つ目の問題点は、オープン・ソサエティー財団は、他の財団や組織・個人の関与を否定できる立場にはないにもかかわらず、「こうした財団や他のいかなるところから金銭を受け取るためにこれを行なっているわけではない」と断言していることである。ジョージ・ソロス氏とそのオープン・ソサエティー財団は、なぜ全米で行われている暴動や抗議デモが、いかなる組織・個人から金銭的支援を受け取っていないと断言できるのだろうか?

* * *

今回オープン・ソサエティ財団がこの声明を発表することになったと思われる背景情報がある。数日前、ワシントン州では同州サーストン郡の民主党員らがオープン・ソサエティ財団からの資金提供を受けて「プロの無政府主義者たち」を募集していると主張する偽物のチラシが配布される出来事が発生している。

このチラシは偽物であったが、しかし左派の活動家たちが、平和な抗議デモに便乗して暴力行動を仕掛けるというのは過去に何度も起きている。ヒラリー・クリントンの実働スタッフであるロバート・クリーマーは、2016年だけでオバマ政権のホワイトハウスを350回近く訪問していた記録がある人物(資金洗浄の罪で実刑判決を受けた過去もある)。そして2016年の大統領選挙時、彼はトランプ陣営の選挙スピーチ会場で暴力行為を引き起こすために扇動役たちに金銭を提供していたことが判明している。保守寄りの独立系ジャーナリスト集団Project Veritasの潜入取材によりこの事実が暴露され、彼は「退陣」を余儀なくされた

ロバート・クリーマーの部下であったスコット・フォバルという人物は、次のように語っているところを隠しカメラで撮影されている

我々が行なうことの一つは、彼ら自身(トランプ陣営)のイベントで、彼らの目の前で本物の草の根運動の抗議デモを演出するということだ。

さらに、ジョージ・ソロス氏は、2017年1月のトランプ大統領の就任式で、抗議デモを行なった複数のフェミニスト・グループに合計9000万ドル近くを寄付していたことが判明している

司法省や警察当局は、全米で抗議デモが行われている主要都市にレンガや石が事前に山積みにされていると報告しており、警察がいない場所に暴徒たちを誘導するために偵察隊が利用されているとも報告している。また、暴力行為を行う人物たちの多くが、地元住人たちは見かけたことがない人たちだと報じられている。司法省は、暴動の背後にANTIFAと関係あるプロの犯罪組織が関与していないか、正式な捜査を開始している

【関連記事】

全米の暴動の背後に極左暴力集団ANTIFAあり|ホワイトハウスは彼らを国内テロ組織と指定。全米主要都市には歩道にレンガの山が用意され謎の資金源が暴動を支援している疑いが浮上

全米暴動の逮捕者を釈放するため保釈金を寄付するバイデン陣営|『トランプvs民主党+左派メディア+チャイナ』という対立構図が鮮明化

ジョージ・ソロス氏、「マーク・ザッカーバーグをフェースブックから今すぐに辞任させろ・・・そうでなければ彼はトランプを再選させてしまう」と怒りの書簡をファイナンシャル・タイムズ紙に寄稿

オバマ大統領はジョージ・ソロスの「個人的依頼」を受けてFBIに特定人物を捜査させていたと、ハーバード大学ロースクールのダーショウィッツ名誉教授が暴露

ジョージ・ソロス氏にとってもコロナ災禍は人生初の危機 |「トランプは自己崩壊」、「習近平は弱体化」、「EUは存続の危機」と現在の世界情勢に対する見解を語る

BonaFidrをフォロー

執筆者

コメントを残す

error: コンテンツは保護されています。