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【エプスティーン事件・続報】FBIが共犯のギスレーヌ・マックスウェルを逮捕|ディープ・ステートの一掃につながるか?

【エプスティーン事件・続報】「ジェフリーと私は、全員の動画を撮ってある」とギスレーン・マックスウェルが知人に語る

ジェフリー・エプスティーン(左)とギスレーン・マックスウェル(右)Photo via The Telegraph. CREDIT: Patrick McMullan

ジェフリー・エプスティーンの共謀者として民事裁判で訴えられているギスレーヌ・マックスウェルが、潜伏先のニューハンプシャー州でついにFBIに逮捕され、連邦検察によって起訴された。NBCニューヨークがこのニュースを最初に報じた

エプスティーン事件とは、英国のアンドルー王子を公務からの引退に追いやるなど、欧米や中東の政界・財界・社交界を巻き込んだ大スキャンダルに発展している事件。各界の権力者たちに未成年の少女と不適切な関係を持たせ、その証拠動画や写真を使って政治的そして経済的な利益を受けていたとされるのが、昨年ニューヨークで逮捕されたジェフリー・エプスティーン。ユダヤ系アメリカ人であるエプスティーンの背後には、イスラエルの諜報機関であるモサドの存在があると指摘する元CIAアナリストもいる

エプスティーンは逮捕後間も無くしてマンハッタンの拘置場で不可解な「自殺」を遂げている。

NBCニューヨークの報道によると、英国籍を持つ社交界の有名人マックスウェルは、エプスティーン事件に関連した複数の容疑で逮捕されたと複数のFBI高官は語っている。マックスウェル被告人は、これまでパリ市内に潜伏しているという噂や、彼女に似た人物がロサンゼルスのハンバーガー店で食事をしている写真が報じられていた。マックスウェルもユダヤ系であり、彼女の父親はモサドの大物スパイだったと言われる人物。彼が地中海で不審死を遂げた後、彼はイスラエルで国葬にされている

これまでに、ギスレーヌ・マックスウェルは3人の女性から告発されている。その容疑は、若い少女たちを勧誘し、彼女たちにエプスティーンそして彼の交友関係者にマッサージや性行為を行うよう訓練していたというもの。

アンドルー王子(左)とエプスティーン(右)

エプスティーンの犠牲者の一人とされ、アンドルー王子とマックスウェルとの3人で一緒に写った写真(以下)が流出しているバージニア・ジフレさん(旧姓バージニア・ロバーツ)は、マックスウェル容疑者に対して起こした民事訴訟の中で、マックスウェルが彼女をエプスティーンの悪事に「勧誘した」と主張している。彼女は、エプスティーンや英国のアンドルー王子などの有力者らと性的関係を持つよう強要されたと主張している。

アンドルー王子(左)、バージニア・ジフレさん(中央)、ギスレーヌ・マックスウェル(右)

Photo via Florida Southern District Court

* * *

本日発表されたマックスウェルの逮捕について、CourtHouseNewsのレポーターであるアダム・クラスフェルド氏は次のように報じている:

【訳】(ギスレーヌ・)マックスウェルは、ジェフリー・エプスティーンによる未成年の少女への虐待等を幇助し、それに貢献していた。彼女は、エプスティーンのために犠牲者たちを勧誘して訓練し、最終的には彼女たちを虐待する手助けをしていた・・・

「最年少の犠牲者には14歳の少女もいた」。

「特に、1994年前後から1997年前後の間、マックスウェルはエプスティーンと親密な関係にあり、さらに彼の様々な不動産を管理するためにエプスティーンから給料を受け取っていた」。

MSNBCの記者は、複数の連邦職員が語った話として、マックスウェルはエプスティーンが「自殺」したのと同じニューヨーク市の留置場に収監される可能性があると報じている

オードリー・ストラウス連邦検事代理は、本日行なった記者会見の中で、「我々は(マックスウェルの)勾留を要求している」と語っている。検察官たちは彼女にかけられている罪状についても発表し、マックスウェルが1994年〜1997年にかけて、エプスティーンが最年少では14歳の少女たちを性的搾取することを目的に勧誘することを幇助したこと、そして2016年に宣誓証言した際にそのことについて偽証したと発表している。

マックスウェルは嘘をついていた。なぜなら、真実とされるものは、ほとんど言うに耐えないほどひどいものだったからだ。マックスウェルは未成年の少女たちを甘い言葉で釣り、彼女を信頼させ、そしてマックスウェルとエプスティーンがしかけたワナに彼女たちを引き込んだ。彼女は、自分のことを信頼できる女性であるかのようなふりをしていた・・・

我々は、この1年間、本件について懸命な捜査を行ってきた。これほど過去に遡る案件をうまく遂行することは容易ではない。我々は捜査だけを行なってきたが、現時点で我々は次に進む準備が整った。

【訳】速報:ニューヨーク州南部地区のオードリー・ストラウス連邦検事代理は、「(マックスウェルが)ジェフリー・エプスティーンが複数の未成年の少女たちを性的に搾取し虐待することを幇助した」件について、ギスレーヌ・マックスウェルに対してかけられた容疑の概要を説明した。

逮捕場所となったニューハンプシャー州の判事が彼女を仮釈放しない場合、今後は次のようなプロセスが想定されるとブルームバーグは報じている:

マックスウェルは、地元の留置場で一晩勾留されるか、もしくはすぐさまニューヨークに移送されるだろうと、ジャック・ドンソン氏は語っている。現在はコンサルタントであるドンソン氏は、過去に連邦刑務局で勤務した経験がある。ニューヨークで、彼女は2つある連邦拘置所――マンハッタン南端部にあるメトロポリタン矯正センター(MCC)またはブルックリンにあるメトロポリタン拘置センター(MDC)――のどちらかに移送される可能性が高い。

メトロポリタン矯正センター(MCC)は、昨年8月、ジェフリ・エプスティーンが自分のシーツを使って首を吊り「自殺」しているのが見つかった場所でもある。しかしワシントンポスト紙などは、司法解剖の結果、他殺の可能性を示す証拠が出てきたと報じている。エプスティーンが死亡した日の夜、当直していたこの拘置所(MCC)の刑務官2名は、当直記録を改竄した罪と、エプスティーンが死亡する数時間前に収監者を見回る義務を怠った罪で起訴されている。この二人は、ともに無罪を主張している。

拘置場でのマックスウェルの安全性について記者からの質問を受け、ストラウス連邦検事代理は次のように語っている:

皆さんもご存知の通り、我々はその懸念について敏感になっており、その件について連邦刑務局と必ず話し合うつもりだ。

しかし、マックスウェルも、エプスティーンと同じように勾留中に「自殺」する可能性がある。

先述のジャック・ドンソン氏は、連邦当局がメディアを遠ざけるためにマックスウェルをニューヨーク以外の場所で勾留する可能性があるとも指摘している。「彼ら(連邦検察)は、彼女を完全にニューヨークから離れた場所で拘束することを望む可能性がある」と同氏は語っている。どこで勾留されるかにかかわらず、マックスウェルは自殺やその他のリスクについて検査されるだろうとも同氏は語っている。

一方、勾留記録から以下が判明していると指摘されている:

【訳】ギスレーヌ・マックスウェル – 勾留記録から判明した新情報

1)大陪審は、2020年6月29日、起訴状に答申した。

2)マックスウェルは15件以上の銀行口座を所有している。そのいくつかの口座には2000万ドル以上の残高あり。

3)エプスティーンとの間で数百万ドルの資金の移動が複数あり。

4)ニューハンプシャー州の156エーカーの物件は、2019年に現金購入。

【訳】エプスティーンによる性目的のための人身売買に関する共同謀議について、さらなる逮捕者が出る見込み(タイミングについては不明)。

マックスウェルの起訴内容:1994年〜1997年に言及。

エプスティーンの起訴内容:2002年〜2005年の共同謀議について言及。

エプスティーンの起訴内容:2004年〜2005年に未成年者に対する虐待を幇助した三人の社員について明記。

エプスティーン事件を管轄しているニューヨーク州南部地区の連邦検察は、「ディープ・ステート」の資金源(つまりウォール街の金融機関)を管轄しており、この地域を「世界で最も無法地帯に近い存在」にしている腐敗した組織だとされる。2018年にすでに「オバマゲート」の疑惑情報を受け取っていたにもかかわらず、捜査を行なっていなかったことが判明したニューヨーク州南部地区のバーマン連邦検事正は、先月末、バー司法長官により電撃解任されている。

本日、記者会見を行なったストラウス連邦検事代理(バーマン連邦検事正の後任者)は、ニューヨーク州南部地区の連邦検察トップであったバーマン連邦検事正が解任された直後に、エプスティーン事件の捜査で新たな逮捕者が出たことについて、「全く関係ない」と語っている。

また、エプスティーン事件の関係者として英国王室のアンドルー王子の名前があがっていることについて、ストラウス連邦検事代理は捜査対象となっている人物について新たな情報をコメントすることは避けたが、次のように語っている:

アンドルー王子が我々に話をすることは歓迎する。

彼の供述は我々にとって支援となり、そうした助けを彼から受けたいと思っている。

英国の諜報機関MI6は、FBIによる捜査の手が英国王室のメンバーに届かないよう、様々な工作活動を行なっているだろうということは想像に難くない。

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