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グーグルが保守系ニュースサイトを大量に検索結果から排除

グーグルが保守系ニュースサイトを大量に検索結果から排除

Photo via Flickr

 

検索エンジン最大手のグーグルは、今週火曜朝、米国内の保守系ニュースサイトを大量に検索結果ページから排除したとThe National Pulseが報じた

 

グーグル社の幹部たちは、2016年の米国大統領選挙でトランプが当選したことに大きく落胆し、また2018年には『好ましい言論統制(The Good Censor)』という題名のつけられたグーグルの社内文書が保守系メディアにリークされていた。この85ページにのぼる社内文書は、言論の自由という「アメリカの伝統」がもはや実行可能ではないと記しており、世界中で好ましくない政治的な出来事が起きていることへの対応として、グーグル社やその他のプラットフォーム企業がネット上での言論統制を積極的に進めていることが記されている。

 

そして今週火曜朝、アメリカの人気保守系ニュースサイトであるBreitbart(スティーブ・バノン氏が設立)、The National Pulse、Citizen Free Press、The Daily Caller(Fox Newsのタッカー・カールソン氏が設立)、Red State、The Bongino Report、ほか多数が一時グーグルの検索ページに表示されなくなった。

 

The National Pulseがこのニュースを報じると、グーグル社はThe National Pulseに連絡を取り、これは「技術的な問題だ」と説明したという。左翼のウェブサイトであるDailyKosやOccupyDemocratsもこの影響を受けたとグーグル社は主張している。

 

この問題は、今週火曜、東海岸時間の午後1時半頃に解消された。

 

ユーザがグーグル検索を使ってBreitbart.comと入力すると、検索結果のページにはBreitbartに関するリンクは表示されるが、Breitbartの公式ホームページは表示されなかった。

 

逆に、アメリカ版朝日新聞であるニューヨークタイムズ紙を検索すると、グーグルは公式のニューヨークタイムズ紙のホームページや、ホームページ内の各セクションページ、ホームページ内キーワード検索などを表示した。

 

保守系ニュースサイトの代表格Breitbart.comと、左派系新聞社の代表格ニューヨークタイムズ紙を比較した検索結果のページ:

 

 

グーグルは、公式ツイッターで以下の説明を行った:

 

【訳】我々は自社サイトに起きている問題に気がついている:インデックス化されたページのいくつか、または全ての表示コマンドが失敗する可能性がある。我々は現在この問題と他のいかなる潜在的に関連した問題を調査中である。

 

このような「技術的な問題」は、ウェブサイトの訪問者数に多大な影響を与える。

 

Breitbartの訪問者数の約7%は検索結果からの訪問者であり、The Daily Callerは約8%となっている。そしてスティーブ・バノン氏のポッドキャスト番組WarRoom.orgに至っては、25%近くが検索結果からの訪問者となっている。

 

スティーブ・バノン氏のポッドキャスト番組のレギュラーであり、保守系ニュースサイトThe National Pulseの編集者でもあるラヒーム・カサム氏は、同サイトへの訪問者数が数日前から減少していることに気がついていたという。

 

 

ラヒーム・カサム氏は、今週月曜、彼のサイトの読者たちに対して以下のアンケートを行っていた:

 

【訳】人々は、保守系ニュース・サイトが検索エンジンの結果にあまり表示されなくなってきていることに気づき始めている。

 

あなたはこのことに気がついていますか?

 

はい=88.4%

いいえ=11.6%

 

 

Mediaiteのレポーターであるチャーリー・ナッシュ氏も今回の問題を指摘している:

 

【訳】たった今、グーグルが検索結果が保守系ウェブサイトをいくつか排除していることに気がついた。(少なくとも、英国にいる私の端末では。)RedState、Breitbart、Daily Caller、Human Events、その他多数――検索結果ページは全てこんな風になっている。

 

検索エンジン市場でほぼ一社独占企業となっているグーグル社は、トランプ大統領の再選を阻止するためにその独占的立場を利用して保守系ニュースサイトを排除しようとしていると疑われてもしょうがない状況だ。

 

【訳】グーグルのニュース検索でも通常検索でも、BreitbartやThe National Pulseを見つけることができなくなっている。これらサイトはどこに行ったんだ?

 

2020年6月時点で、グーグルは検索エンジン市場の91.75%を占めている。一方、Bingは2.75%、Yahoo!は1.7%、Baiduは1.02%、Yandexは0.92%、そしてDuckDuckGoは0.49%となっている。

 

今回の「技術的問題」は解消されたと報じられているが、本サイトも、5月初旬頃から突然グーグル検索からの訪問者数が激減しており、それ以前と比べてグーグル検索からの訪問者数だけが5%にも満たない状況が続いている。つまり、グーグル検索からの訪問者数が95%も減っている。

 

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