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ゲイツ財団はメディア報道を操作している|コロンビア大学ジャーナリズムスクールの季刊誌が指摘

ゲイツ財団はメディア報道を操作している|コロンビア大学ジャーナリズムスクールの季刊誌が指摘

CJRが掲載した記事『Journalism’s Gates keepers(ジャーナリズムはゲイツの番人)』(Screenshot via Columbia Journalism Review)

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コロンビア大学ジャーナリズムスクールが年2回発行している季刊誌『コロンビア・ジャーナリズム・レビュー(CJR)』は、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が同財団に関して報じるメディアに対していかに影響力を行使し、報道内容を操作しているかを指摘する記事『Journalism’s Gates keepers(ジャーナリズムはゲイツの番人)』を掲載した

日米の大学のほとんどが自称リベラルの学者たちに占拠されているように、通常、『コロンビア・ジャーナリズム・レビュー(CJR)』が掲載する記事のほとんどは、左翼思想や共産主義思想を持った執筆者たちにより寄稿・編纂されている。しかし、左翼メディアのニューヨークタイムズ紙、ワシントン・ポスト紙、CNNがたまに正しい報道を行うように、『コロンビア・ジャーナリズム・レビュー(CJR)』も時には洞察に満ちた正しい記事を掲載する。8月21日付けでオンライン上に掲載された今回の記事は、まさにそんな一例となっている。

ニューヨークタイムズ紙やフィナンシャルタイムズ紙など、レガシー・メディアはいまだに多くの読者を抱えているため財政的には勝ち組となっているが、こうした営利目的の大手報道機関に対してもゲイツ財団が多額の資金提供を行っていることは、それほど広く知られていない。そしてニューヨークタイムズ紙やフィナンシャルタイムズ紙ほど財政的に成功していない残る報道機関のほとんどは、ゲイツ財団とのつながりがさらに一層深いものとなっている。

『コロンビア・ジャーナリズム・レビュー(CJR)』の本記事を執筆したシュワブ氏は、その記事の冒頭で、アメリカの非営利公共ラジオ放送制作会社であるNPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)の事例を取り上げ次のように記している:

昨年8月、NPRは、低所得者層家族が富裕層向け地域で住宅を探すことを支援するハーバード大学主導の実験について紹介した。この実験により、低所得者層家族の子供達はより良い学校に進学できる機会が与えられ、「貧困の鎖を断ち切る」機会が与えられることになる。この記事で引用されている研究者たちによると、こうした子供達は彼らの生涯を通して18万3000ドル(約1900万円)もの追加所得を獲得できる可能性がある――いまだに実験段階にある住宅政策に対して行われる将来見積もりとしては驚くべきものである。

この記事を読み進めるにつれてよく目を凝らすと、この記事で引用されている専門家たちは全員、ビル&メリンダ・ゲイツ財団とつながりがあることに気がつくだろう。同財団はこのプロジェクトを資金援助している。さらに注意を払えば、この記事の末尾に記された編集後記にも気がつくだろう。そこには、NPR自身、ゲイツ財団から資金提供を受けていることが明らかにされている。

パム・フェスラー記者は、NPRがゲイツ(財団)から資金提供を受けていることは、「我々が本記事をどういった理由で、そしてどのように報道するかについて考慮の対象とはなっていない」と語っている。さらに彼女は、自身の記事で引用した(専門家たちの)発言以上のことを彼女は報道しているとも語っている。しかしながらこの記事は、ゲイツ財団や同財団が出資するプロジェクトに関してNPRが報じてきた数百もの記事の一つにしかすぎない。こうした中には、ゲイツ財団やその資金受益者たちの視点で好意的に書かれた無数の記事が含まれている

そしてこうしたことは、ビリオネアーの慈善家がニュース報道に資金提供することについて、より大きなトレンド――そして倫理的問題――を証明している。ブロード財団(The Broad Foundation)は、その事前活動の目的の一つにチャーター・スクールの促進を掲げているが、一時期、ロサンゼルス・タイムズ紙による教育関連の報道の一部に資金提供していた。(大富豪の)チャールズ・コックは、ポインター研究所などのジャーナリズム研究機関や、彼自身の保守的な政治的立場を支持するDaily Callerなどの報道機関に慈善寄付を行っている。そしてロックフェラー財団は、(左派報道機関の)VoxによるFuture Perfectプロジェクトに出資している。同報道プロジェクトは、「効果的な利他主義のレンズを通して」世界を分析するというものであり、頻繁に慈善活動を調査している。

慈善活動家たちが報道機関の資金不足をますます多く穴埋めするようになる中、それがニュース編集室による彼らの出資者たちについての報道姿勢にいかに影響を与えるようになるかという懸念が十分に検証されていない。コロナウイルス災禍が発生しメディアの収益が下がっている中、こうした慈善活動家たちの出資者としての役割はほぼ確実に拡大することになる。複数の報道機関にとって主要な援助資金提供者であり、頻繁に好意的なニュース記事の対象となっているゲイツ財団ほど、こうした懸念が高まっているところはない。(太字強調は訳者)

NPRがコロナウイルスやチャイナに関して偏向報道を繰り返している理由は、まさにゲイツ財団や、ひいてはWHOとのつながりが原因となっているという疑惑を、この『コロンビア・ジャーナリズム・レビュー(CJR)』の記事は想起させている。そうしたNPRの偏向報道の一例として、今年4月、NPRはコロナウイルスが武漢の研究所から漏れ出たものという説に疑問を呈するウイルス研究者たちを紹介する記事を報道している

さらに、ゲイツ財団だけでなく、クリントン財団も主流メディアから好意的な扱いを受けている一つである。少なくとも、スティーブ・バノン氏の支援を受けたピーター・シュヴァイツァー記者が暴露本『クリントン・キャッシュ』を出版するまでは。

コロンビア・ジャーナリズム・レビュー(CJR)に掲載された本記事『Journalism’s Gates keepers(ジャーナリズムはゲイツの番人)』は、ここで全文が無料公開されている

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