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ユネスコ関連機関WABTのトップを務めるイタリア人科学者、新型コロナはチャイナの研究所で人工的に作られたと結論付ける書籍を出版。効果的な単一ワクチンは「可能性が低い」

国際機関WABTのトップを務めるイタリア人科学者、新型コロナはチャイナの研究所で人工的につくられたとする書籍を出版。効果的ワクチンは「可能性が低い」

2020年3月にインタビューを受けるジュゼッペ・トリット(Giuseppe Tritto)教授(Screenshot via Tv UPTM / Youtube)

バイオテクノロジーおよびナノテクノロジーの分野で国際的に有名なイタリア人科学者のジュゼッペ・トリット(Giuseppe Tritto)教授が、8月4日、イタリアの大手出版社エディツィオニ・カンタガッリ(Edizioni Cantagalli)から『Cina COVID-19: La Chimera che ha cambiato il Mondo (訳:チャイナCOVID-19:世界を変えたキメラ)』というタイトルの書籍を出版した(現在はイタリア語のみ)。トリット教授は、国際機関ユネスコの支援を受けて1997年に設立されたWorld Academy of Biomedical Sciences and Technologies (WABT) (世界生物医学サイエンス&テクノロジー・アカデミー)の現職のプレジデントでもある。

世界の科学コミュニティーの中で重鎮の一人であるトリット教授は、今回新たに出版したこの書籍の中で、中国人民解放軍が保有しているコロナウイルスが、遺伝子操作されて新型コロナ(武漢ウイルス)が生まれたという経路を実証している。チャイナの専門家であり人口調査研究所(Population Research Instituteの設立者であるスティーブ・モシャー氏は、トリット教授による説明は新型コロナ(武漢ウイルス)が実験室で人工的に作られた「キメラ」であることを疑う余地を残していないという書評を行なっている

実際、書籍の中でトリット教授は、チャイナ・ウイルス(武漢ウイルス)は種の垣根を越えてコウモリからヒトに自然発生的に感染ったのでは決してないと記している。このウイルスは、中国軍の監視下で行われていた実験プログラムにおいて、武漢ウイルス研究所のP4実験室で遺伝子操作されたものであると記している。

中共政府だけでなく、アメリカ国立アレルギー感染研究所(NIAID)所長のDr.ファウチ、そして主流メディアの多くが、武漢ウイルスが研究所で人為的に作られたものとする説は陰謀論であると否定しており、「武漢ウイルスは自然発生したもの」という主張をいまだに譲っていない。その根拠として彼らは「科学界の一致した見解」という言い訳をよく口にするが、フランス人ノーベル賞受賞者であるモンタニエ博士だけでなく、また新たに科学界の重鎮の一人であるトリット教授が「人工説」を発表したことは大きな意味がある。Dr.ファウチといえども、トリット教授による「人工説」の主張を、「科学界の一致した見解」という常套句で否定することはできないだろう。さらに意義深いことは、トリット教授がトップを務めているWABT(世界生物医学サイエンス&テクノロジー・アカデミー)の活動目的の一つが、遺伝子操作といったバイオ技術が人類にもたらす影響を分析することであるということだ。

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トリット教授は書籍の中で、武漢ウイルス研究所と、フランス、そして米国という「点」をつなぎ合わせており、チャイナがますます危険な生物工学の実験を開始するに伴い、この欧米の2カ国がいかに財政的にそして科学技術面でもチャイナを支援してきたかを明らかにしている

今回、世界パンデミックを引き起こした武漢ウイルスという最終成果物について、アメリカおよびフランスのウイルス学者たちには直接的な責任はないかもしれないが、チャイナにおけるウイルス研究に関わっていたという事実を考えると、なぜ西側の科学者たちの多くがこのウイルスが自然発生したものであると主張するのか、その説明がつくと言えるかもしれない。少なくとも彼らが絶対に認めたくないのは、彼らが行ってきたチャイナへの支援が武漢ウイルスを生み出してしまったということであるのは間違いない。

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トリット教授は、イタリアのメディアとのインタビューの中で次のように語っている:

SARSが流行した後の2005年、武漢ウイルス研究所が生まれ、そのリーダーに石正麗博士が就任した。彼女は特定のコウモリ種から複数のコロナウイルスを収集し、ワクチンを作るためにその他のウイルス成分とそれらコロナウイルスを再結合している。2010年、彼女はラルフ・バリック(Ralph Baric)教授が率いるアメリカ人研究者たちと連絡を取るようになった。そして今度はバリック教授がコロナウイルスをベースとした組み替えウイルスの作業を行なった。石博士が提供したマトリックス(基質)ウイルス(matrix viruses)のおかげで、バリック教授は2015年にマウスでSARSウイルスのキメラを生み出した。これは試験管内で分析される人体細胞に対して病原性効果がある。

この時点で、米中の協力関係は競争関係へと転じた。石博士は、より強力なワクチンを作るために、より強力なウイルスで実験したいと思った:彼女は試験管の中でコウモリのウイルスとセンザンコウのウイルスを組み合わせ、この研究の結果を2017年にいくつかの科学論文の中で発表している。

彼女の研究は、攻守両方の目的のために抑止力として生物兵器を扱っている中国軍や医療生物学業界の興味を惹いた。そのため、石博士には政治・軍事領域に所属する医師や生物学者が加わった。その中には、エイズ治療およびウイルス性肝炎ワクチンの研究者で、遺伝子組み換え技術の専門家でもある郭徳銀(Guo Deyin)教授などがいる。このウイルスの遺伝子に新たに工学的に(ウイルス成分を)挿入することになったのは、石のチームと郭徳銀のチームの間の協力関係の結果である。この新たなキメラが具現化されたことは、科学的見地から見れば成功である。それがあまりに大きな成功であったために、今回の(武漢ウイルスの)流行病が発生した際、この二人の研究者は、このウイルスがSARSから派生したウイルスではなく、H-nCoV-19(Human new COVID-19)という新たなウイルスとして登録するようWHOに要請している。石は、科学的名声という見地からのみ(この)行動を起こしたと考えるのが合理的である。彼女は、彼女の研究が引き起こすだろう、安全保障および政治・軍事的な利害という観点におけるリスクについて考慮に入れていなかった。(太字強調は訳者)

郭徳銀(Guo Deyin)教授のプロフィール

中共政府はなぜ武漢ウイルスの完全な遺伝子情報をWHOや他の諸外国に提供することを拒否しているのかという質問に対して、トリット教授は次のように説明している

マトリックス(起源)ウイルス(matrix [source] viruses)を提供することは、SARS-CoV-2(武漢ウイルス)が研究所で作られたものであるということを認めることを意味するだろう。実際、チャイナが公表した不完全な遺伝子(情報)には、挿入されたいくつかエイズのアミノ酸の箇所が欠落している。そのこと自体が決定的な証拠である

また、トリット教授は、武漢ウイルスに対するワクチン開発について悲観的なコメントをしている

SARS-CoV-2が多くの変異を起こしていることを考えると、このウイルスを防ぐ単一のワクチンが発見されるという可能性は非常に低い。現時点で、11種類の異なる株が特定されている:ヨーロッパで発現したA2a遺伝系統と、北アメリカに定着したB1遺伝系統は、武漢を発生源とする変異前のウイルス(0 strain)よりも感染力が強い。そのため、4〜5遺伝系統に対応し、そのため世界の人口の70〜75%をカバーすることができる多価ワクチンが最も効果的であると私は考えている。

つまり、チャイナで作り出された武漢ウイルスのオリジナルの遺伝子コードを中共が秘匿し続けるということは、西側では完全に効果的なワクチンを決して開発することができないことを意味している。

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