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【新刊】民主党全国委員会(DNC)はメールサーバがハッキングされたのはロシアの仕業とでっちあげるためにCrowdStrike社を採用|ロシアゲート疑惑の真実

【新刊】民主党全国委員会(DNC)はメールサーバがハッキングされたのはロシアの仕業とでっちあげるためにCrowdStrike社を採用した|ロシアゲート疑惑の真実

Photo via The National Pulse

トーマス・ファーナン筆|10月4日The National Pulse掲載

 

ジョン・ラトクリフ国家情報長官は、最近、とある情報の機密解除を行った。この機密解除された情報は、CIAが2016年にとある諜報を入手していたことを示している。そのCIAが入手していた諜報とは、(2016年の大統領選挙時)民主党全国委員会(DNC)のコンピュータにハッキングが行われたと言われている事件について、ヒラリー・クリントンの選挙陣営がロシア側の関与をでっち上げようとしているとロシア側が確信していたというものである。(当時の)ジョン・ブレナンCIA長官は、この機密情報をオバマ大統領に報告した。つまり、彼らは民主党全国委員会(DNC)がトランプ陣営を標的に、ロシアの介入を警告する作戦をでっち上げようとしていたことを知っていたのだ。以下は、トーマス・ファーナンが上梓した新刊『The Russia Lie(訳:ロシアという嘘)』の抄録である。この書籍は、信じられないような物語を詳細に語っている。

 

2016年3月19日、ヒラリー・クリントン選挙陣営の責任者であるジョン・ポデスタは、特定の人物を標的としたスピア・フィッシング詐欺の被害に遭い、見知らぬ組織にeメールを盗まれた。この事件は「ハッキング」であると言われてきたが、実際はそうではなかった。現実は、インターネット上のデュープス(騙されやすいカモ)たちに起きた、ある種のばかばかしいペテン詐欺だった。

 

盗まれたeメールの中身は、バツが悪いという以上のものであった。これらeメールは、バーニー・サンダース候補を標的にした不正選挙とメディアとの連携を暴露していた。民主党全国委員会(DNC)とクリントン選挙陣営は(このことをごまかす)見出し記事が必要だった。

 

ロシアの責任だと非難することは、「ハッキング」されたポデスタのeメールを処理するための都合が良い方法だった。この目的のために容易に後付けすることができる、ロシアによるスパイ作戦の前例が既に存在していた。問題は、電子情報の科学捜査ツールを使ったフィッシング詐欺の犯人(*)を特定することがほぼ不可能であるということだった。

(*訳者注:この犯人はCIAであり、その証拠を法廷と連邦議会で提示できると、今年になって国家安全保障局NSAの元技術部長が発表している。)

 

プーチンとこのeメールとを関連づける唯一の方法は、状況証拠だけだった。

 

民主党全国委員会(DNC)は、支援を得るためにCrowdStrikeと呼ばれる企業を雇った。CrowdStrikeのチーフ・テクノロジー・オフィサー(CTO)で、同社の共同設立者でもあるドミトリー・アルペロビッチ氏は、反プーチンのロシア人移民であり、(シンクタンクの)アトランティック・カウンシルでシニア・フェローの職にもついている。

 

2016年のアトランティック・カウンシルでは、すべての道がウクライナに通じていた。アトランティック・カウンシルの大口寄付者リストには、ウクライナ人ビリオネアーであるビクトール・ピンシュク氏が含まれていた。

 

ウクライナのエネルギー企業ブリズマ社もまた、アトランティック・カウンシルの寄付者リストに目立つように掲載されていた。ブリズマ社は、(ジョー・バイデンの次男)ハンター・バイデンが麻薬使用で海軍を除隊処分になった数ヶ月後、とある組織に数百万ドルもの資金を支払っていた。そしてこの組織は、ハンター・バイデンに巨額の資金を送金している。

 

ウクライナに送り込まれた西側の操り人形であるアルセニー・ヤトセニュックは、このクーデターの数週間後、スピーチを行うためにアトランティック・カウンシルのワシントンDCオフィスを訪問している。

 

(ウクライナ人ビリオネアーの)ビクトール・ピンシュクは、クリントン財団への大口(1000万ドル〜2000万ドル)の寄付者でもあった。2015年、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、「クリントン慈善基金が外国の友人たちに資金をねだる(”Clinton Charity Tapped Foreign Friends”)」という調査報道を掲載していた。この記事は、ウクライナがピンシュクを経由して巨額の寄付を行うことで、いかにクリントンに影響力を行使しようと試みていたかについて報じていた。これは外国による介入だと誰も思わないだろうか?

 

2016年6月12日、ウィキリークスの設立者ジュリアン・アサンジはこのように発表した:「我々は、ヒラリー・クリントンと関係あるリーク情報を近く発表する・・・我々は、発表がペンディングになっているeメールを持っている」。

 

この2日後、CrowdStrikeはワシントンポスト紙に情報を提供し、次の見出しで報道された:「ロシア政府のハッカー集団が民主党全国委員会(DNC)に侵入し、トランプに関する対抗馬調査を盗んだ」。このありそうもないストーリーは、ロシア人たちが民主党全国委員会(DNC)のコンピュータ・サーバーをハッキングし、トランプに関する対抗馬調査を盗み去ったというものであった。この記事は、CrowdStrikeのCTO兼、共同設立者であり、アトランティック・カウンシルのシニア・フェローでもあるドミトリー・アルペロビッチのコメントを引用している。

 

この翌日、新たなブログ——Guccifer 2.0——がインターネットに現れ、次のように発表した:

 

世界的に知られたサイバー・セキュリティー企業のCrowdStrikeは、民主党全国委員会(DNC)のサーバが「洗練された」ハッカー・グループによりハッキングを受けたと発表した。

 

この会社が私のスキルをこれほど高く評価してくれたことを私は非常に嬉しく思う。しかし実際、これ(サーバへのハッキング)は容易、非常に容易なことだった。

 

Gucciferは、ヒラリー・クリントンやその他民主党のメール・サーバに侵入した最初の人間だったかもしれない。しかし彼は(彼らのサーバに侵入した)最後の人間では決してない。民主党全国委員会(DNC)のサーバに容易にアクセスできたハッカーが他にいなかったとしても不思議ではないが。

 

CrowdStrikeは恥ずべきだ:あなた方は、私が民主党全国委員会(DNC)のネットワークにほぼ1年間侵入していながら、たった2件の文書しかダウンロード保存しなかったと思うか?あなた方はそれを本当に信じているのか?

 

これは、私がDNCのネットワークにハッキングを行った際に私が抽出した数千件にものぼる文書の中の数点だ。

 

Guccifer 2.0は、民主党全国委員会(DNC)にハッキングして入手したとされる、数百ページにのぼるトランプに関する対抗馬調査を投稿し、またそのコピーを(ニュースサイトの)GawkerThe Smoking Gunにもメール送信した。この対抗馬調査は、ポデスタのeメールの中に見つかった文書の一つでもあったが、(報道されたものとの)特筆すべき違いは、この資料(対抗馬調査)に「ロシアの指紋」(訳者注:ロシアによる犯行の証拠)が見つかったと広く報じられたことだ。

 

この資料は、ロシア語のワード・テンプレートにカット&ペーストされており、多くのロシア語による「エラー」メッセージが表示されていた。この文書のメタデータの中には、ロシア秘密警察の設立者であるフェリックス・ジェルジンスキーの名前がロシア語で記されていた。

 

(Gucciferによる)オリジナルの投稿には3つの括弧“)))”が使われており、これはSNSで広く使われているロシア版のスマイル・フェースである。さらに、このブログの筆者は、意図的にロシアのVPNサービスを使っており、それが送信したeメールの中に見つかるようにしていた。送信元の国を隠す方法はたくさんあるというのに。

 

これらの状況から、FBIはGucciferによるハッキングがあったことを確認するために民主党全国委員会(DNC)のコンピュータを解析するべきだった。しかし信じられないことに、この検査はCrowdStrikeによって行われた。アトランティック・カウンシルとつながりがあり、民主党全国委員会(DNC)が雇った民間下請け業社のCrowdStrikeだ。まさにこの会社は、ワシントンポスト紙が報じた記事の中で、ハッキングが行われ、しかもプーチンがその背後にいると、すでに結論づけていた企業だ。

 

CrowdStrikeはこの「ハッキング」が洗練されたロシアのスパイによる仕業だと宣言せんばかりだった。同社の共同設立者であるアルペロビッチ氏は、この「ハッキング」行為が「熟練したスパイ活動のノウハウ」であると説明していた。

 

しかし、身元を隠そうとしながら、ロシア人であるという正体を暴露してしまうというヘマは、到底、熟練したものではない。さらに論理的に推理をすると、これは仕組まれたものだったということだ。明らかにGuccifer 2.0は、前日に掲載されたワシントンポスト紙の記事と連携して突然出現しているように見える。

 

FBI長官のジェームズ・コミーは、2017年1月の上院情報委員会で行った証言の中で、(DNCの)コンピュータをFBIが検査し損なったことは、控えめに言っても普通ではないことを認めている。「我々は、可能であれば常に、我々が直接(証拠に)アクセスする方を選ぶ」とこのとき彼は語っている。

 

しかし、民主党全国委員会(DNC)は、(ハッキングを受けたとされる)ハードウェアへのFBIの検査要請を拒絶している。そしてDNCが自ら選定した調査機関CrowdStrikeのことを、「評判の高い民間企業」であるとコミーは語っていた。

 

しかしコミーが明かさなかったことは、ハッキングが行われたという科学捜査による裏付けを、CrowdStrikeが一切行っていなかったということである。2020年に公開された証言記録の中で、CrowdStrikeは連邦議会による調査に対して、ロシアによるハッキングを示す直接的な証拠を同社が持っていないことを2017年の時点ですでに認めていたことが明らかとなっている。

 

CrowdStrikeの社長であるショーン・ヘンリーは次のように証言している。「(資料とメールが)実際、(DNCのサーバから)密かに盗まれたものであるという証拠はない」。

 

Guccifer 2.0が状況証拠だった。

 

これは重大な新事実である。なぜなら、CrowdStrikeが完全にロシアによるハッキングを証明したという断定の下、ロシアゲート疑惑という千の艦隊が出発していたからだ。しかし、この事実はアメリカ国民から3年以上も秘密にされていた。

 

論理的に推理すると、民主党全国委員会(DNC)はロシアを陥れようとし、そしてFBIとその他の諜報機関は政治的圧力のためにこの(策略の)枠組みに沿って進んだということである(**)。

(**訳者注:先週、明らかになった情報によると、ロシアゲート疑惑を仕掛けるキャンペーンに、ヒラリー自身がゴーサインを出していたという情報が明らかになり、しかもそれをオバマ大統領と他の閣僚たち、そしてCIA長官のジョン・ブレナンも知っていたことが明らかになっている。FBI長官だったコミーは、この新情報を暴露したラトクリフ国家情報長官の書簡の内容を「理解できない」と先週行われた上院委員会で証言し、いまだにしらを切っている。)

 

CrowdStrikeが偽のロシアによる介入を警告するため、コンピュータの解析テスト結果を捏造した、などと言うのは「陰謀論」にすぎないと断言する人たちは、まさにCrowdStrikeがDNCのコンピュータを検査していた頃にそれと全く同じことを行っていたことがバレているという事実を知るべきだ。

 

2016年12月22日、ウクライナ国内にいる親ロシアの分離独立派を支援するために、ウクライナの迫撃砲コンピュータのアプリケーションにロシア側がハッキングを行った証拠を発見したとCrowdStrikeは主張した。そしてこのことが国際的な騒ぎを引き起こしていた。ボイス・オブ・アメリカは、その後この主張が誤りであったと断定しており、CrowdStrikeもこの発表を撤回している。

 

ウクライナの国防相も、やむを得ずハッキングは一切起こっていなかったことを認めている。

 

2016年に、もしあなたが政治的な理由によりロシアによるハッキングを捏造してくれるコンピュータ検査会社を探していた場合、CrowdStrikeがまさにあなたの探し求める会社だったということだ。

 

この話の全容を読みたい方は、ここで5ドルの電子書籍『The Russia Lie: How the Military Industrial Complex Targeted Trump (訳:ロシアという嘘:いかに軍産複合体がトランプを標的にしたか)』を購入することができる。

 

 

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