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グローバリストのクラウス・シュワブ氏:新型コロナ後の世界は「絶対に」平常には戻らない——世界のエリート層は「偉大なるリセット」を推進

グローバリストのクラウス・シュワブ氏:新型コロナ後の世界は「絶対に」平常には戻らない——世界のエリート層は「偉大なるリセット」を推進

クラウス・シュワブ氏(Photo via Flickr)

ポール・ジョセフ・ワトソン筆|Summit News|11月10日掲載

 

世界経済フォーラムのグローバリストであるクラウス・シュワブは、彼の書籍『新型コロナ:偉大なるリセット(Covid-19: The Great Reset)』の中で、世界は「絶対に」平常には戻らないと断言している。ただし彼は、コロナウイルスが「(人類の)存続にかかわる新たな脅威ではない」ことは認めている

 

ブライトバート・ニュースのジェームズ・デリングポール氏は、クラウス・シュワブが、様々な公式声明の中で語っているよりも露骨に、彼の書籍の中でエリートたちの計画について記していると明かしている。 

 

シュワブは、新世界秩序を推進するために新型コロナを利用するよう執拗に押しており、「現在は、このウイルスと戦うためだけではなく、ポスト・コロナ時代の・・・制度を形成するための歴史的な瞬間でもある」と主張している。

 

しかし、彼はその書籍の中でさらに一段と踏み込んでおり、金融エリートたちは決して人々の生活を平常に戻すことを許さないことを明らかにしているほか、ロックダウン(都市封鎖)やその他の制限を常態化することを示唆している。

 

我々の多くが、いつになったら平常に戻るのだろうかと考えている。

 

短い答えはこうだ:絶対に戻らない。パンデミックが起きる前に蔓延していた正常感は『壊れてしまった』。あの正常感には絶対に戻らない。なぜなら、コロナ・パンデミックは、我々グローバルの(成長)軌道において根本的な変換点を記録してしまったからだ」とシュワブは記している。

 

グローバリストのシュワブは、過去に起きたパンデミックと比べて新型コロナによってもたらされる脅威は見劣りしていることを認めてはいる:

過去の特定のパンデミックとは異なり、COVID-19は、(人類の)存続にかかわる新たな脅威ではない」と彼は記している。

 

しかしシュワブは、「第4次産業革命」または「偉大なるリセット(The Great Reset)」が、世界の運営のされ方を根本的に変えるだろうと明記している:

「評論家たちが『ビフォア・コロナウイルス(BC)』と『アフター・コロナウイルス(AC)』と呼んでいるような重大なこと、それによってもたらされる抜本的な変革がやってくる。我々は、こうした変革がいかに急速にやってくるか、そして思いもよらないその性質の両方に驚かされ続けるだろう——そのスピードと意外性とが合わさって、第2、第3、第4、そしてさらなる重大な結果を引き起こし、雪だるま式の影響や予期せぬ結末を引き起こす」と彼は記している。

 

(ブライトバート・ニュースの)ジェームズ・デリングポール氏がそのコラムの中で説明しているように、「偉大なるリセット」は、過去10年間の間に行き詰まっていた古いグローバリストによる計略を、単にパッケージし直したに過ぎない。

 

それはすなわち、ごく一部のエリートたちによるテクノクラシー独裁支配、「グリーン・ニューディール」、徐々に行われる私有財産の廃止、ロボットによって置き換えられる仕事とそれに伴う最低賃金保証、個人の自由への弾圧と移動の自由の削減である

 

我々が冒頭で強調したように、ポスト・コロナにおいて世界は決して平常には戻らないという考えは、エスタブリッシュメントと呼ばれる人たち全体によって推進されている。

 

アメリカ陸軍の高官は、マスクの着用とソーシャル・ディスタンスは常態化するだろうと語っている。CNNの国際安全保障担当のエディターであるニック・パトン・ウォルシュもまた、マクス着用の義務化は「常態化」し、「単なる日常の一部」となるだろうと断言しており、世間は「それを受け入れる」必要があると記している。

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