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英国の看護師が「私はもう嘘をつけない」と内部告発——政府発表の新型コロナ感染者数データが大幅に誇張されていると発表|500人近い専門家たちも政府を批判する共同書簡をボリス・ジョンソン首相に送付

英国の看護師が「私はもう嘘をつけない」と内部告発——政府発表の新型コロナ感染者数データが大幅に誇張されていると発表|500人近い専門家たちも政府を批判する共同書簡をボリス・ジョンソン首相に送付

英国政府の発表が嘘であると告発を行う看護師(Screenshot via YouTube)

英国政府が運営する国民保険サービス(NHS)の看護師が、自身が勤務する病院で記録している新型コロナの本当の患者数を内部告発し、英国政府によるロックダウン(都市封鎖)政策が壊滅的であると非難した。11月5日、米国のSummit Newsなど複数のオンライン・メディアが報じた。

 

多くの専門家たちが、コロナウイルスよりもロックダウンが原因で死亡する人のほうが多くなるだろうと警告しているにもかかわらず、イギリスは、11月5日から全土で正式に2度目のロックダウン(都市封鎖)に突入した。

 

英国コーンウォールで撮影された動画の中で、看護師のユニフォームを着た女性が路上でスピーチを行っている:

私がここ(国民保険サービス:NHS)で勤務していることを証明するのに看護師のユニフォームなど必要としない。でも今日、私は公開の場で辞職することを発表する。

 

この看護師の女性は、職場の上司たちから彼女がなぜ政府の新型コロナ政策について批判的であるのか説明を求めるeメールを受け取ったと明かし、彼女の同僚たちが(政府の政策に批判的な)彼女を「密告した」と語っている。

 

彼女は、「残念ながら、私はもう嘘をつくことができない」と語り、彼女が病院の内部データを示すスクリーン画像を撮影したと説明している。その内部データでは、彼女が勤務している地域における3つの病院で新型コロナに感染している患者はわずか3人しかいないことが示されているという。

 

過去7ヶ月間、これら3つの病院で新型コロナにより死亡した合計人数はわずか76人であり、これは1ヶ月に10人の計算になると、この看護師は語っている。彼女の地元がこのようにまばらな感染者数や死者数であるにもかかわらず、ロックダウンに突入する必要性があるのかと疑問を投げかけている。

 

この看護師はさらに次のように語り、他の医師や看護師たちも声を上げようとしていると語った:

私は決断した。もう後戻りできない。私は国民保険サービス(NHS)の内規に違反した。私は、人々が知る必要がある機密情報を漏洩した。

 

この看護師が告発する動画は、ツイッター上で共有されていたが、動画そのものは削除されている。同じ動画がデイリー・モーションにも投稿されていたがこれも削除されている:

【訳】勇敢なコーンウォールの看護師が、公然の場で英国政府の嘘を非難し、新型コロナの入院患者数/死亡者数データをオンライン上で公開した後、国民保険サービス(NHS)を辞職した。

 

ブラボー・・・次に(彼女に続く)残りの人たちはどこにいる!?

 

大きな声で言え、遠慮なく言え!

 

(リツイートされているリンクは切れている)

 

【訳】今回の「パンデミック」について、我々が聞かされている嘘と矛盾する情報を持っている人たちは、#大きな声で言え・遠慮なく言え。

 

しかし同じ動画が、ユーチューブに投稿されており、今でも閲覧可能となっている(ユーチューブにこの動画が削除されるのは時間の問題かもしれない):

 

* * *

 

そしてこの匿名の看護師が路上告発を行ってから数日後の11月7日、500人近い医療関係者や学者たちが共同書簡を英国のボリス・ジョンソン首相に送付した。これをデイリー・メール紙が報じている

 

この書簡の中で、政府発表の新型コロナデータが「誇張されている」と指摘し、新型コロナの第2波は「既にピークを過ぎており」、その議論が「誤解を招くものである」とジョンソン首相に伝えている。さらに、今回のパンデミックへの対応が、そのリスクに対して「釣り合っていない」と記しており、「このパンデミックは、他全てのパンデミックと同様いずれ過ぎ去るが、これ(ロックダウン政策)が引き起こしている社会的そして心理的ダメージは永続的なものになるリスクがある」として政府による新型コロナへの対応を批判している。

 

特に「第2波」が誤解を招くものである理由を次のように説明している:

英国の現在の死亡率は、1年の中の今の時期において平均的な数値に留まっていることは特筆すべきである。故に、「第2波」という用語を使うことは誤解を招くものである。我々は、高齢者や弱者たちを守りながら、それ以外の人たち全員の健康や経済活動を犠牲にしなくてすむような政策を可能にする知識を持っている。我々の生活全てを、そして特にこの国の子供たちの生活を犠牲にしなくてもよい政策である。

 

この書簡のタイトルには、「第1に人に危害を及ぼすな」と記されている。免疫学者のDr.シャーロッテ・R・ベル、小児科医のDr.ローザモンド・ジョーンズ、インペリアル・カレッジの化学生物学部キース・ウィリソン教授などがこの書簡に署名している。書簡を企画したのは、厳しいコロナ政策に異論を唱えているUsForThemと呼ばれる組織。

 

この書簡が送付される前日、英国政府は検査で陽性が出たケースが2万4957人と、前の週の合計から13.9%上昇したと発表していた。しかしこの書簡を送った医師や学者のグループは、大規模検査を実施することで偽陽性のケースが増える可能性があり、「ウイルスのリスクを歪めている」と主張している。また、感染率や死亡率は、通常の季節的な標準値の文脈において考える必要があるとも主張している。

 

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