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手作業による再集計が進むジョージア州で、集計員がトランプ票をバイデン票と連続して誤集計——「違う、これトランプ票よ」と気づいた別の立会人が声を上げる

手作業による再集計が進むジョージア州で、集計員がトランプ票をバイデン票と連続して誤集計——「違う、これトランプ票じゃない」と気づいた別の立会人が声を上げる

ジョージア州ブラッド・ラッフェンスパーガー州務長官(Photo via Flickr)

ジョージア州で行われている票の再集計作業で、共和党の立会人となっている男性は、いくつかのトランプ票がバイデン票として再集計されたと内部告発した。しかも彼がこうした誤った票の再集計が行われていることを選挙管理人たちに報告したところ、再集計を行なっている作業員たちが怒り始めたとも語った。

 

この内部告発者は、調査報道で定評のあるジャーナリスト集団のプロジェクト・ベリタスに次のように語っている:

(再集計作業を行う)2人目は、それ(1人目の判断)が正しいかを確認することになっている。3分間で3回、彼女(1人目)はバイデン票と声を出して集計した。すると、2人目の監査人はそれ(間違い)に気がつき、彼女は「違う、これトランプ票よ」と声を出した。

 

これは、私がその現場に立っていたわずかな間だけで起きたことだ。2人目の監査人は、毎回、それ(1人目の誤り)に気がつくのか?それにしてもこの女性は、2:09から2:12の3分間に、3回も間違った。・・・

 

彼らは自分たちの責任者らを呼び、彼らは私を指さした・・・

 

プロジェクト・ベリタスは、実際にこの内部告発者が目撃した内容を説明している動画をツイッターに投稿している:

【訳】

速報:ジョージア州の再集計監査人たちは、実際はトランプに印がついていた複数の票を、バイデン票だと声を出して集計した。

 

「(再集計作業を行う)2人目は、それ(1人目の判断)が正しいかを確認することになっている。3分間で3回、彼女(1人目)はバイデン票と声を出して集計した」。

 

一方、この日、ジョージア州のブラッド・ラッフェンスパーガー州務長官(共和党)は、彼が不公正で違法な票集計を手助けしていたという疑惑に反論している。同州務長官は、当初、手作業による再集計を避け、ただ単にバーコードをスキャンするだけで済ませようとしていたと非難されている。

 

フーバー研究所のメディア特別研究員であるポール・スペリー氏がこれをツイートしている:

【訳】速報:ジョージア州のブラッド・ラッフェンスパーガー州務長官は、当初、手作業による再集計を命令したいとは思っていなかった。むしろ、彼は「ただ単にバーコードをスキャンするだけで済ませようとしていた」。これを再集計について彼と議論した人物が語った。同州で新たに導入されたドミニオン社システムによって、投票用紙はQRコードが埋め込まれている。

 

またこの日、ラッフェンスパーガー州務長官は、トランプ大統領や彼を支持するリンゼー・グラム上院議員(サウスカロライナ州選出・共和党)が、ジョージア州で投じられた票の有効性や、ドミニオン社の投票システムが票を改竄した疑惑があると発言していることについて、「根拠がない」と激しく非難した。左派メディアのワシントンポスト紙は次のように報じている:

 

2020年の選挙に関する幅広いインタビューの中で、ラッフェンスパーガー州務長官は、トランプや彼の支持者たちが発している、ひとかけらの根拠もない申し立てについて、激しい怒りの感情をあらわにした。彼らは、ジョージア州の選挙結果の信頼性を疑問視している。その中には、ジョージア州の投票機械の製造業社である、コロラド州を拠点にしたドミニオン社が、「極左」の企業であり、ベネズエラとつながりがあり、数千票のトランプ票を集計しないよう仕組んでいたという主張が含まれている。Washington Post

 

しかし、ワシントンポスト紙は、問題の核心に触れていない。今年3月、ラッフェンスパーガー州務長官とブライアン・ケンプ州知事によって、投票用紙に関する「同意判決」が制定されており、この判決により、投票用紙に記された署名と、州政府が記録している署名とが一致しない場合、複雑ではあるが手続きを踏めばその票を「有効化」することを可能にしている。以前は、署名が一致しない場合、その票は無効化されていた。

 

11月14日(土曜)、トランプ大統領はこの問題についてツイートを投稿している:

【訳】ステイシー・エイブラムスの熱心な後押しを受けて、ブライアン・ケンプ州知事が承認し、ジョージア州の州務長官が可決署名した「同意判決」は、投票用紙と封筒等との署名を確認し一致させることを不可能にしている。彼らは、不正を行うことを知っていた。本物の署名をはっきりさせなければいけない!

 

+++

 

彼らは何を隠そうとしているんだ。彼らは知っている。そして他の誰もが知っている。犯罪行為を暴露しろ!

 

すでにラッフェンスパーガー州務長官に対して新たな訴訟が起こされており、「ジョージア州州議会の承認も指示もなく、一方的に」不在者投票の処理方法を変更したと非難されている。

 

トランプ陣営の弁護団に最近加わった有名弁護士のリン・ウッド弁護士は次のツイートを投稿している:

【訳】私は本日、アトランタ連邦裁判所に訴訟を起こした。2020年3月6日の州務長官による「同意判決」は、11月3日のジョージア州での総選挙を違法な状態にしたことを立証するため。

 

確立された法律下で私は正しい。

 

また、トランプ大統領は、署名が一致しているかを確認しなければ、ジョージア州で行われている再集計は意味がないとツイートしている。

【訳】ジョージア州は、我々にとても重要な署名の一致を確認させようとしない。それなくして、再集計は無意味。違憲の「同意判決」をやっつけろ、今すぐだ!

 

【訳】ジョージア州で行われているフェイクの再集計は、何も意味がない。なぜなら、彼らは署名の確認を許可しようとしないからだ。違憲の「同意判決」を破棄しろ!

 

しかしラッフェンスパーガー州務長官は、「選挙結果に影響を与えるような広範囲の規模で不正が行われたという信頼に足る証拠は、現在のところ一切存在しない」と語っている。また、現在行われている再集計により、当初の選挙結果が正しかったことが確認されるだろうとも語っている。さらに、いくつかの郡では、手作業による再集計の結果が、ドミニオン社の機械による集計結果と完全に一致したと語り、「ドミニオン社製機械が正確であることを証明するだろう」とも語った。

 

しかし、11月16日(月曜)、ジョージア州のトランプ支持者が多い郡で、2600票が当初の票集計にカウントされていなかったことが判明した報じられている

 

【訳】ドミニオン:「選挙管理事務所の人たちは、(カウントされていないことが判明した)2631票のうち、1600票〜1900票がトランプ大統領に投票されていたようだとCVNに語った」。

 

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