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プーチン大統領とミッチ・マコーネル上院院内総務がそれぞれ、次期大統領に「当選」したジョー・バイデンに祝意を伝える

プーチン大統領とミッチ・マコーネル上院議長がそれぞれ、「次期大統領」に当選したジョー・バイデンに祝意を伝える

Photo via Flickr

12月15日(火曜)、ロシアのプーチン大統領と、アメリカ共和党のミッチ・マコーネル上院院内総務は、それぞれジョー・バイデン氏に祝意を送った。

 

大統領選挙から6週間たったこの日、ロシア政府は、「米国大統領選挙で勝利」したことについて、バイデン氏に「祝電」を送ったとという声明を発表した

ウラジミール・プーチンは、次期大統領に祝意を伝え、そしてグローバルな安全保障と安定にとって特別な責任を負っている露米が、互いの違いにもかかわらず、世界が現在直面している多くの問題や課題を解決することに、誠実に貢献することができるということに自信があると表明した。

 

世界のほとんどの首脳は、AP通信が大統領選挙の当確を出した直後に正式な祝意をバイデン候補に送っている。チャイナとロシアは、当初、バイデン候補への祝意を保留していたが、11月25日、習近平主席は正式にバイデン氏への祝意を発表していた

 

プーチン大統領がここまでバイデン氏に祝電を送るのを先延ばしにしていた理由には、さまざまな憶測が流れている。大統領選挙で不正が行われたことをプーチン大統領は誰よりも知っていたのではないかというものから、トランプ大統領への敬意を表すためであるや、アメリカの憲法上のプロセスを認めるためという意見がある。

 

一方、同じ15日(火曜)、当初「メディアの選挙結果をトランプ大統領は受け入れるべきではない」と発言していた共和党のミッチ・マコーネル上院院内総務が、正式にジョー・バイデン氏を「次期大統領」として認める発言を行った。

 

マコーネル上院院内総務がこの「敗北宣言」をする動画:

 

マコーネル上院院内総務は次のように発表した:

我々の国は、正式に次期大統領と次期副大統領が決まった・・・選挙人団が表明した・・・本日、私は次期大統領であるジョー・バイデンへ祝辞を述べたい。

 

民主党側は、マコーネル上院院内総務がバイデン勝利を認めるのに1ヶ月以上もかかったことを批判している。

 

【訳】ようやく、ミッチ・マコーネルが語った:「選挙人団が表明した。本日、私は次期大統領であるジョー・バイデンへ祝辞を述べたい」。こうした言葉を発言するのに、彼は1ヶ月以上もかけるべきではなかった。

 

CNBCのニュース司会者カール・キンタニヤ氏は、ジョー・バイデンとミッチ・マコーネルの特別な関係について指摘する記事を投稿している:

【訳】「バイデンとマコーネルは、真の人間関係を構築している——ともに上院議員の同僚、そして(議会での争いの)当事者として培われた関係性。バイデンの息子であるボーの2015年の葬儀に、共和党の上院議員として唯一参列したのがマコーネルだった」。

 

一方、下院少数党院内総務のケビン・マッカーシー下院議員(共和党)と下院少数党副院内総務のスティーブ・スカリス下院議員(共和党)は、バイデン氏の勝利をまだ認めていないとCNNの記者がツイートしている

 

 

 

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