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米連邦準備銀行の銀行間決済システムで大規模障害が発生——分散金融システム(DeFi)のトレンドが加速するきっかけになるか

米連邦準備銀行の銀行間決済システムで大規模障害が発生——改めて分散金融システム(DeFi)のトレンドが加速するきっかけになるか

連邦準備銀行(Photo via Flickr)

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2月24日(水曜)、アメリカの中央銀行にあたる連邦準備銀行、その重大な銀行間決済システムが全面的にダウンした。これは、アメリカ国内で行われる全ての電信送金の背骨を支える基幹システム。

 

2019年にも同様のシステム障害が2度発生していたが、今回は連邦準備銀行が管理している決済システム全体で障害が発生した。その中には、FedACHとして知られる重大な自動決済システム(小口決済システム)や、Fedwire Funds銀行間送金サービス(即時グロス決済資金移動システム)も含まれていた。

 

【訳】これは正気の沙汰ではない。

 

連邦準備銀行がダウンしている。

 

銀行間送金サービス(Wire)もダウン。小口決済システム(ACH)もダウン。こんなことはかつて起こったことがあるだろうか?

 

ビットコインは、決してダウンしないということをリマインド。

 

上のツイートに添付されている画像は、FRBservices.orgのホームページ上でリアルタイムのサービス状況が確認できるページ。ほとんど利用する人のいないFedMail以外の全てのサービスがダウンしていると表示されている。

この日ダウンした決済システムの中でもACHは、給与、社会保障給付、税金還付、企業によるベンダーへの支払い、光熱費の支払いといった電子振替決済をバッチ処理する全国システムであると、連邦準備銀行は説明している。2019年のデータによると、1日平均で6210万件の決済処理を行い、1件あたりの決済金額の平均は1802ドル(約18万円)。

 

リッチモンド連邦準備銀行のジム・ストレイダー広報官は、この日eメールで次の声明を発表した

連邦準備銀行の運営ミスにより、いくつかのビジネスラインでサービスが中断した。

 

我々はサービスの復旧に努めており、連邦準備銀行金融サービスの全顧客とオペレーション状況について連絡を取っている。

 

その後、FRBservices.orgのホームページでは次のように状況を報告していた:

我々は、Fedwireサービスと全米決済サービス(National Settlement Service)を再起動する最中であり、本日午後には通常処理を再開できる見込み。

 

そして米国東海岸時間の午後2時30分頃、およそ1時間続いたシステム障害は徐々に解消され、連銀の中央銀行サービス及びFedCashサービスは通常運行に戻ったとFRBservices.orgのホームページ上で報告された

 

連銀が決済システムを再起動したというニュースから、「グレート・リセットか?」と揶揄する声もネット民からは聞かれた。

 

また、今週月曜、ジャネット・イエレン財務長官が「ビットコインは極めて非効率である」と批判するコメントを発言していたことに改めて注目が集まった。連銀の決済システムで大規模障害が発生したことで、メインフレームによる中央一元管理の方が非効率ではないかとの声が上がっている。その点、分散処理されるビットコインはシステム・ダウンする心配がない。連銀による大規模システム障害は、分散金融システム(DeFi)のトレンドを加速させるきっかけになるかもしれない。

 

【訳】

ジャネット・イエレンの発言:#ビットコインは非効率。

 

本日:連邦準備銀行の決済システムFedwireがダウンし、銀行間電信送金がフリーズした。

 

#ビットコインはダウンしない。

 

 

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