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テキサス州とミシシッピ州は、マスク着用命令やその他の新型コロナ関連規制を終了すると発表——カリフォルニア州のニューソム知事は「完全に無謀」と批判

テキサス州とミシシッピ州は、マスク着用命令やその他の新型コロナ関連規制を終了すると発表——カリフォルニア州のニューソム知事は「完全に無謀」と批判

テキサス州のグレッグ・アボット知事(Screenshot via KXAN)

3月2日(火曜)、テキサス州のグレッグ・アボット知事は、入院患者数や感染率が下落する中、マスク着用命令やその他全てのパンデミック関連規制を解除すると発表した。テキサス州は全米で第2の人口を誇る州であり、約3000万人の州民がいる。テキサス州では8カ月前にマスク着用命令が出されていた。これまでにマスク着用命令が解除された州として、テキサス州は最大となる。

 

この前日となる3月1日(月曜)、厳しいロックダウン政策を延長するための口実を必死で探している米CDCは、新たに就任したCDCのロシェル・ワレンスキー所長が、変異株が生まれていることを挙げて、各州政府に対して規制を緩和しないよう呼びかけていた

 

テキサス州のアボット知事は、米CDCが政治化されてしまっており、そのことが同組織にとって恥の印となっていると語っている。

 

【訳】(アボット知事の投稿)たった今、私はテキサス州が100%開かれると発表した。

 

全てだ。

 

私はまた、州全体に出していたマスク着用命令を終了した。

 

(The Recountの投稿)アボット知事が州全体にわたるマスク着用命令を終了し、テキサスの全てのビジネスを再開すると語っている様子:

 

アボット知事の記者会見動画を投稿する別のツイート:

 

3月10日(水曜)付けで、全てのビジネスは100%の稼働率で再開することが許可されると、アボット知事は記者会見で語った。ただし、アボット知事が出した行政命令は、もし入院患者数が再び急増すれば、各郡(カウンティー)の判事らがウイルス対策の規則を再発動することを許可している。

 

これまで、アボット知事によるパンデミック対策は、保守的なテキサス州民の怒りを買ってきた。それは政府による過剰な介入であるとみなされ、大統領選への出馬を狙っていたアボット知事の希望は消えた言われている。実際、先週末に開かれたCPACで行われたアンケート調査で、アボット知事の得票率は0%だったとブルームバーグ通信が報じている。

 

テキサス州では今週月曜時点で新型コロナ(武漢ウイルス)の感染者数が1637人と、過去5カ月間で最低を記録したことを、同州の公衆衛生当局が発表したデータは示している。感染者の中で入院する患者数も、昨年10月28日以来、最低を記録している。このようにデータが下落しているのは、毎週100万件以上のワクチン投与を実施しているためであるとアボット知事は語っている。

 

この日、テキサス州のアボット知事による発表の直後、ミシシッピ州のテイト・リーブス知事も、今週水曜の時点でマスク着用命令を解除すると発表した。その他の新型コロナ関連の命令も徐々に撤回すると発表した。

 

前回の選挙で共和党が優勢だったフロリダ州、テキサス州、そしてミシシッピ州が科学データに基づいてコロナ対策を緩和していることに対して、民主党が優勢のカリフォルニア州、そのガビン・ニューソム知事は、この日、「完全に無謀」とツイッターに投稿している。

 

【訳】完全に無謀。

(テキサス州がコロナ対策を緩和すると発表したと報じるAP通信の記事を添付。)

 

全米の中でも特に厳しいロックダウン規制を敷いているカリフォルニア州では、ニューソム知事に対するリコールを求める署名活動が行われている。先月中旬には、既に150万票以上の署名が集まっており、必要な署名数を超えていると報じられている

 

しかしカリフォルニア州の州務長官事務所は、集まった署名の本人確認作業で署名の約50%(半分)を無効にしていると、シドニー・パウウェル弁護士が2月27日に出演したラジオ番組で指摘している。2020年の大統領選挙では、カリフォルニア州の州務長官室が無効と判断した郵便投票はわずか0.6%であった。それとのあまりの違いに、州務長官事務所は恣意的だとパウウェル弁護士は批判している。カリフォルニア州在住の元・国家情報長官代理リチャード・グレネル氏も、カリフォルニア州が民主党による1党支配のために、リコールを求める署名確認が「かつて私たちが見たことがないほど厳格なもの」とFOXニュースに語っている

 

パウウェル弁護士が出演したラジオ番組はここで聞くことができる:

Listen to “LTG Michael Flynn & Sidney Powell together on the election, censorship and more (ep#2-27-21)” on Spreaker.

 

 

 

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