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米CDC:マスク着用命令が新型コロナの感染拡大を防止する効果はわずか1.32%

米CDC:マスク着用命令による新型コロナの感染拡大を防止する効果はわずか1.32%——マスク着用を推奨するWHOに反するデータを発表したCDCを、ユーチューブやフェースブックは検閲するだろうか?

アイダホ州の州議会議事堂前でマスクを燃やす市民たち(Photo via The Independent)

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サイモン・ブラック筆|2021年3月8日|SovereignMan掲載(太字強調はBonaFidr)

 

3月5日(金曜)午後、アメリカ疾病管理予防センター(米CDC)は、マスク着用と新型コロナ(COVID-19)に関して異説を唱えるレポートを発表した。

 

このレポートは、少なくとも12人の医師、博士号保持者である研究者、そして少数の弁護士によって執筆されており、全米で導入されたマスク着用命令が新型コロナ(武漢ウイルス)の感染件数および死亡率にどのような影響をもたらしたかを検証している。

 

メディアによるマスク効果についてのあらゆるプロパガンダや・・・テレビ中継に登場する政治家やレポーターたちがマスクを着用して「私たちは命令に従ってますよ」とこれ見よがしのジェスチャーをしていることを考えれば、検証されたデータは、議論の余地なく、圧倒的に、マスクが世界を救ったということを証明しているとあなた方は考えるだろう

 

しかしこのレポートの内容はそれとは異なる

 

米CDCの分析によると、昨年3月1日〜12月31日の間、全米にある全3142の郡のうちの2313郡で、州全体にわたるマスク着用命令が発令された。

 

そしてCDCが郡ごとのデータを調べた結果、マスク着用命令は、そのマスク政策が導入されてから最初の100日間において新型コロナの感染者数と死者数の増加率において平均1.32%の減少と関連していたと結論づけている。

 

待ってくれ、何だって?たったの1.32%?

 

あなた方は読み間違ってなどいない。CDCの職員たちも小数点を打つ場所を間違ってはいない。新型コロナ・パンデミックの管理責任がある連邦政府機関のCDCによると、マスク着用命令がある、なし、の間にある違いは、文字通りたったの1.32%でしかない。

 

そして新型コロナに関する統計データが疑わしいことを考えれば、実際の数字はそれよりもさらに低い可能性があることを心に留めておいて欲しい

 

例えば、CDCは、2020年〜2021年のインフルエンザ・シーズンで米国におけるインフルエンザの感染者数がほぼゼロにまで急落したと報告している。前年の5600万人からの急落である。

 

彼らがこのデータを真面目に受け止めてくれる人がいると思っているのは驚きだ。

 

私たちは素直にインフルエンザが撲滅されたと信じなければいけないのか?

あるいは、もしかしたら、本当にもしかしたら、少なくとも一部のインフルエンザ患者が新型コロナ患者と誤診されている可能性はないだろうか?

 

もしそうだとすると、マスクが新型コロナの感染拡大率に与える実質的な影響は、1.32%よりもはるかに低い可能性がある

 

CDCでさえこのことを理解しているようだ。なぜなら、このレポートの最後に、マスクの義務化は「COVID-19の拡散を遅らせる可能性がある・・・」と結論づけているからだ。

 

本当に?「可能性」がある?それはなんという異端!そして、これはWHOのガイダンスと明らかに矛盾している。グーグルとフェースブックが自らのことを(ジョージ・オーウェルの小説「1984」に登場する)真理省に勝手に任命していることを考えると、彼らがこのレポートを検閲するための準備を進めているのではないかという疑問を、我々に抱かせる。

 

率直に言って、CDCがマスク義務化の利点について明確な断言をするにはデータの説得力が弱すぎであったというのはとても信じられない

 

(この論文を執筆した共著者たちの中に数人の弁護士がいると私はすでに言ったが・・・ 「可能性」というような責任を回避する言葉を利用していることは、確かに典型的なズル賢い弁護士の話し方のように聞こえる。)

 

しかし、このメッセージのポイントを誤解しないでいただきたい。私はマスクを非難したり、マスクに効果はないと言ったり、 反マスクの不満を吐くためにこれを書いているのではない。

 

重要なポイントは、私がデータ支持者だということだ。そして理性の支持者であるということだ

 

公衆衛生政策には結果が伴う。常にコストがあり、(うまくいけば)恩恵がある。

 

CDCはまさに恩恵についての公式な分析を発表した。正確に1.32%という定量化された恩恵を

 

彼らによる意思決定のコストは何だろうか?それについてのデータもたくさんある。

 

例えば、一流の科学雑誌「ネイチャー」に今月初めに掲載された最新の研究では、マスクを着用するアメリカ人は、自宅から外出するというような、よりリスクある活動を行う可能性が高いことを示している。

 

この研究では、マスクの義務化は「リスク補償行動*」につながると結論づけており、マスクを着用する人たちは「平均して自宅で過ごす時間が11~24分少なく、特にリスクの高い場所であるレストランといった商業施設への訪問回数が増加する」と結論づけている。

 

(*リスク補償行動=リスクを低下させることで生じる欲求不満などを補償(埋め合わせ)するために、意識的または無意識にリスクの高い別の行動をし、結果として元と同様のリスク水準になってしまうこと。)

 

その他の結果はもっと深刻だ。

 

マスクの義務化やロックダウンを含む様々な公衆衛生政策の結果として、若者の自殺が急増するなど、深刻な精神衛生上の問題が驚くほど増加していることを記録した研究がいくつかある

 

例えば、1月初旬に「ネイチャー」誌に発表された別の研究では、2020年後半における日本の子供の自殺率が49%も跳ね上がったと報告している。

 

また、米国政府の薬物乱用・精神衛生管理庁(SAMHSA)は、昨年4月に全米の自殺ホットラインに寄せられた電話の件数が890%も増加したことを報告している。

 

さらに、経済的な影響も考慮しなければいけない。マスクの義務化は、人々に外出や消費行動を取ることに自信を持たせるため、経済を活性化させるのだろうか?それともマスクの義務化は、より多くの人々が面倒なことを避けるために家に留まることを強要し、経済活動を低下させるのだろうか?

 

この問題についての決定的な分析はまだない。しかし、政策を立案する政治家たちはそれを知りたいはずだとあなた方は思うだろう。

 

彼らは、すべてのデータ、すべての賛否両論、経済的影響、公衆衛生上の影響などを検討し、それから十分な情報を得た上で合理的な意思決定をすると思うだろう。

 

しかし、そのようなことはもう行われていないようだ。

 

この話題について合理的な議論を行うことは不可能だ。あなた方は、いかなる質問をしたり、知的な反対意見を表明することは許されていない。それどころか、そのような行動を取れば、あなた方は陰謀論者として非難されるだろう。

 

あなた方の仕事はただ一つ、命令に従うことだ。パンデミックの間、私たちが何度も何度も繰り返し言われた「科学を信じる」ということですらなくなっている。なぜなら、今の科学は、マスクの義務化が 新型コロナの感染拡大率をわずか1.32%減少させる「可能性がある」としか言わないからだ

 

このCDCのレポートの結果をあなた方はメディアで聞くことになるだろう。

 

実際、CDCによるこの新しいレポートについて、先週末、複数のメディアが大々的に報じた。

 

  • ワシントンポストの見出しは、「州が規制を緩和した後、CDCはマスクの義務化が死者数を減らすことが可能と語る」と記している。
  • ニューヨークタイムズは、「マスクの着用が新型コロナの感染者数と死者数の減少とリンクしていたことを(CDCの)研究が報告」と報じた。
  • NBCはこのCDCの報告書のことを、「マスクの義務化がコロナウイルスの拡散を遅らせることができる強力な証拠・・・」と呼んでいる。

 

しかし、ほとんどのメディア報道は、実際のデータ、すなわち感染拡大率の減少はわずか1.32%でしかないということに触れていない

 

CDCのインフルエンザ感染者数データと同じように、メディアが視聴者に真剣に受け取ってもらえると期待したり、自分たちは客観的で偏りのない情報源であると装ったまま押し通すことができると考えているというのは信じ難いことだ。

 

* * *

 

【BonaFidr追記】

アイダホ州でマスクを燃やすパーティーを撮影した動画が3月6日(土曜)に投稿されている:

【訳】アイダホ州の州議会議事堂の階段で、子供たちにマスクを燃やすよう促す親たち

 

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