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ジョー・バイデンは2024年の大統領選で再立候補する計画であると語る——就任後初の単独記者会見で

ジョー・バイデンは2024年の大統領選で再立候補する計画であると語る——就任後初の単独記者会見で

初の単独記者会見を行うジョー・バイデン(Screenshot via AJC)

ジョー・バイデンは、3月25日(木曜)、大統領就任後初となる単独記者会見を行った。報道機関10社からの質問に答えたが、一部の記者はあからさまなバイデンのご機嫌取りに終始した。記者会見は62分間続いた。

 

冒頭、バイデンは「私は問題を解決するために選挙で選ばれた」と語った。

 

以下はこの記者会見の要旨:

  • バイデンは、カマラ・ハリスを副大統領候補として、2024年の大統領選挙に再び立候補するというのが自らの「目算だ」と語った。ドナルド・トランプが再び彼の対抗馬になると考えるかと質問されると、バイデンは躊躇した後、その時に共和党というものが存在しているかもわからないと答えた。

 

  • もし上院が重要な問題で膠着状態に陥った場合、上院の議事妨害(フィリバスター=長々と演説を続けるなどして議事進行を妨害する行為)を縮小または廃止することに前向きであることをバイデンは示唆した。この発言により、上院の規則を巡って全面的な争いが起こる可能性がある。彼はまた、次の支出法案を来週発表することを示唆したが、具体的な内容には触れなかった。

 

  • 経済に次いで、移民と銃規制が大統領の優先課題である。

 

  • バイデンはまた、自分の目の前でチャイナが米国の影響力を追い抜くことはないだろうと語った。彼は米中間の「厳しい競争(competition)」を目撃しているが、不必要な対立は望んでいないと語った。米国は、チャイナに追いつくために技術や医療を飛躍的に前進させることにもっと投資する必要があるとも語った。また、習近平は「生まれつき民主主義という性質を持っていない」とも発言した。

 

  • バイデンはワクチン接種の目標を2倍にし、就任後の最初の100日が終わるまでに、全米で2億回の予防接種が行われるだろうと予測した。すでにこのペースでワクチン接種は進んでいる。

 

  • しかしこの日の記者会見では、国境の移民問題が質問の大半を占めた。バイデンは、米国に入国しようとする家族をメキシコ政府がさらに受け入れるつもりがあるかについて、メキシコの大統領と対話していると語った。また、大人の同伴者がいない子どもたちの入国を阻止することはないが、そうした子供たちを出身国の親元に送り返すこともあると述べた。

 

  • バイデンは北朝鮮のミサイル実験に対応すると警告し、同盟関係の再構築を誓った。

 

  • 5月1日までに米軍がアフガニスタンから完全に撤退する可能性は低いことを認めた。しかし、2022年まで米軍が駐留しているとは考えていないと語った。

 

記者会見中、いつもながらの言い間違いや本筋から逸れる発言、事実関係の完全な誤り、そして何を言っているか分からなくなり「とにかく・・・」と話を途中で終える場面が見られた。以下はそうした場面の中からいくつか選りすぐった映像。

 

【訳】バイデンはフィリバスターについて話そうとして、彼の脳は失速。

 

同じ動画:

 

 

【訳】バイデン:いつ記者たちに移民留置所を訪問する許可を出すかについては、「わからない」。留置施設の全面的な改修を「完成」することができた後になるだろうと語った。

 

そして次のようなあからさまな嘘の発言があったと指摘されている:

【訳】バイデン大統領が移民について発言:「私たちが今、対処しているこの新たな急増は、前政権の時から始まった。しかし、この問題について人道的に対処し、そして今起きていることを止めることは私たち(現政権)の責任だ」。

 

しかし、特に大人に同伴されていない子供たちの移民は、先月から急増していることが税関・国境警備局(CBP)が発表した公式データによって示されている(以下)。

(Graph via CBP

 

【訳】バイデンは、国境に洪水のように押し寄せている移民たちは、そうすることが余儀なくされていると示唆した:彼らは自宅や母国を(本心では)「離れたくはない」。

 

【訳】ジョー・バイデン大統領は、国境で起こっている危機は季節的な増加だと言った。

 

「私はナイス・ガイだから人々は(国境に)やってきている。これは私への褒め言葉と受け取るべきだな・・・

 

冬季に国境にやって来る人の数は、著しく増える」。

 

【訳】バイデンは、教師や警察官がビリオネアーたちよりも高い税率を払っていると虚偽の主張を行った。

 

この日の単独記者会見の全編はここで視聴できる:

 

 

 

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