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アストラゼネカ社製ワクチン接種後に死亡したイタリア人女性の遺族が訴訟を起こす

アストラゼネカ社製ワクチン接種後に死亡したイタリア人女性の遺族が訴訟を起こす

アストラゼネカ社製ワクチン接種を受けた後に亡くなったアウグスタ・トゥリアコさん(Photo via Sky News)

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アストラゼネカ社製ワクチンを接種後に血栓を発症して死亡したイタリア人女性(当時55歳)の遺族は、彼女の死においてワクチンに過失があったかどうかを正式に立証するために訴訟を起こした。Sky Newsが4月18日(日曜)に報じた

 

米国では政治家たちが新型コロナワクチンによって生じる訴訟リスクからアメリカの製薬会社を守るための措置を講じているが、ヨーロッパの製薬会社は同じような法的保護を受けていない。

 

また、アストラゼネカ社とオックスフォード大学が共同開発した新型コロナワクチンは、世界的にワクチンを供給していくための主力となるはずだったが、稀に死亡を引き起こす血栓が発生したとの報告を受けて、各国の規制当局が同社の新型コロナワクチンの使用を中止したり、制限したりするなど、懐疑的な見方が広がっている

 

そして現在、アストラゼネカ社は、同社のワクチン接種を受けた後に血栓を発症して死亡した人たちの遺族から、複数の訴訟を起こされている。

 

イタリア・シチリアのメッシーナ出身のアウグスタ・トゥリアコさん(当時55歳)は、3月11日にアストラゼネカ社製ワクチンの接種を受けた。しかしそれから数日後に重篤な症状が出始めた。

 

ワクチン接種後に体調を崩したものの、トゥリアコさんは仕事に復帰し、2日後には心配する友人たちを安心させるためにイタリア語で 「Andra tutto bene(きっと全てがうまくいくわ)」と投稿していた。

 

彼女は3月28日に昏睡状態に陥り、アストラゼネカ社のワクチンを受けてから19日後の3月30日に亡くなった。彼女の症状は、同社のワクチンを接種した後に死亡した他の人々にも見られたものだった。

 

Sky Newsは次のように報じている:

彼女の兄(又は弟)であるヌンジオ・トゥリアコさんは、Sky Newsにこう語っている:

 

「私たちにとって、このような病状が発生したことは、何の前触れもなく突然に降って湧いた出来事でした。

私の妹(又は姉)は非常に健康で、高血圧や糖尿病などの病気を患っていなかったので、薬も飲んでいませんでした」。

 

Sky Newsが入手した医療記録によると、トゥリアコさんの体の中には、脳を含めて複数の血栓ができていた。

 

彼女の血小板レベルは低下していた。

 

トゥリアコさんの遺族が起こした訴訟は、血栓症の問題でアストラゼネカ社に対してヨーロッパ中で起こされている数多くの訴訟のうちの一つに過ぎないとSky Newsは報じている。

 

遺族の弁護士であるダニエラ・アグネロ氏はSky Newsに次のように述べている:

「トゥリアコさんの健康状態は非常に良好で、過去に病歴がなく、ワクチンの投与から、最初の病状の出現および非常に深刻な臨床像、そして死亡までの期間がとても短いものでした」。

 

乱雑な臨床試験データ、製造上の問題、そしてもちろん十数名の死亡者を出すという稀な血栓が発生していることなど、すべてがアストラゼネカ社のワクチンの評判を落としたと専門家らは語っている。

 

こうした事態にもかかわらず、欧州医薬品庁(EMA)と世界保健機関(WHO)は、アストラゼネカ社製ワクチンの効果が副作用のリスクをはるかに上回ると一貫して強調しており、その使用を制限することに反対している。しかし、各国の保健機関は独自にリスク・ベネフィット評価を進めており、年齢別の使用制限から、一時的な利用停止、さらには永久の利用停止まで、さまざまな結論を出している。

 

アストラゼネカ社製ワクチンが米国で使用認可が降りるかは不透明のままとなっている。同社は、今月中に米国食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可(EUA)を申請する計画であると発表しているが、昨年秋に米国で行われたフェーズ3の臨床試験が1ヶ月間中止されるなど、同社製ワクチンの安全性に対する懸念が報道されている

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