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トランプ前大統領、シリコンバレーの大手IT企業を「急進左派の狂人たち」と大批判——フェースブックの監督委員会がトランプ氏の無期限利用停止を支持する決定を下したことを受けて

トランプ前大統領、シリコンバレーの大手IT企業を「急進左派の狂人たち」と大批判―フェースブックの監督委員会がトランプ氏の無期限利用停止を支持する決定を下したことを受けて

トランプ大統領によりホワイトハウス大統領執務室に招かれたザッカーバーグCEO|撮影日:2019年9月19日|Official White House Photo by Joiyce N. Boghosian

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米国時間の5月5日(水曜)、フェースブックの監督委員会は、トランプ前大統領がフェースブックを利用することを停止した同社の判断を支持する決定を下した

 

フェースブックの監督委員会による公式ツイッターの投稿:

【訳】監督委員会は、1月7日に当時のトランプ大統領をフェースブックおよびインスタグラム上から利用停止にしたフェースブックの判断を支持する。議事堂暴動の際のトランプ氏の投稿は、フェースブックのルールに著しく違反し、暴力を助長・正当化するものだった。

 

監督委員会はまた、フェースブックが「無期限」の利用停止処分を課すことによって、自らの規則に違反していると判断した。このペナルティーは、フェースブックのコンテンツポリシーに記載されていない。このペナルティーには明確な基準がなく、いつそれを課したり解除したりするかについて、フェースブックに完全な裁量権が与えられている。

 

監督委員会は、さらにその声明の中で次のように記している:

トランプ氏は、暴力という深刻なリスクが起こりうる環境を作り出した。トランプ氏が投稿を行った時点で、明らかに差し迫った被害のリスクがあり、暴動に関与した人々を支持する彼の言葉は、彼らの暴力的な行動を正当化した。大統領として、トランプ氏は高い影響力を持っていた。・・・(中略)・・・

 

違反行為の重大性と暴力という継続していた危険性を考慮すると、フェースブックが1月6日にトランプ氏のアカウントを停止し、1月7日にその停止期間を延長したことは正当化されることだった。

 

さらに監督委員会は、この決定の証拠として、1月6日の議事堂での暴動発生に至るまでのトランプ前大統領の行動を時系列で記載している。

 

監督委員会によるこの決定に対して、早速トランプ前大統領は次の声明を発表している:

【訳】2021年5月5日

 

フェースブック、ツイッター、そしてグ−グルが行ったことは、我らがにとって完全に名を汚す行為であり、恥だ。急進左派の狂人たちは真実を恐れるため、米国大統領から言論の自由が奪われてしまった。しかしどのみち真実は、これまで以上に大きく強力なものとして明らかになるだろう。我らが国の人民は、このようなことに我慢しない!これらの腐敗したSNS企業は、政治的な代償を払わなければならず、我らの選挙プロセスを破壊し、それに大打撃を与えることを二度と許してはならない。

(原文の大文字強調を太字で表示した。)

 

また先述の通り、監督委員会は、「フェースブックが『無期限』の利用停止処分を課すことによって、自らの規則に違反していると判断している」。そのため、同委員会は、フェースブックに対してこの無期限利用停止(インスタグラムも含む)という判断を6ヶ月以内に再検討しなければいけないと発表している。

 

この日の監督委員会が行った決定に対して、英国のシンクタンクであるアダム・スミス研究所のフェローで、弁護士でもあるプレストン・バーン氏は次の投稿を行っている:

【訳】トランプに関する決定を行ったフェースブックの監督委員会は

 

―米国憲法修正第1条(「言論の自由」条項)を適用しなかった、

―米国憲法修正第1条を適用するよう要求されていない、

―米国憲法修正第1条によって保護されている、そして

―機会が与えられれば米国憲法修正第1条をおそらく廃止するであろう個人たちによって構成されていることを明らかにした。

 

監督委員会が下した決定に対して、フェースブックは同社の公式ブログに以下のメッセージを投稿している:

本日、監督委員会は、ドナルド・トランプ前米国大統領のフェースブックおよびインスタグラムのアカウントを停止したフェースブックの措置を支持した。1月に述べたように、我々の決定は必要かつ正しいものであったと我々は信じており、前例のない状況が我々のとった例外的な措置を正当化していたことを理事会が認めたことを、我々は嬉しく思う。

 

しかし、監督委員会は、フェースブックにトランプ氏のアカウントを直ちに回復するよう要求していない一方で、この罰則の適切な期間についても具体的に指定していない。代わりに、監督委員会は、利用停止措置が無期限であることを「はっきりと決められていない、基準のない罰則」と呼び批判しており、我々の対応を見直すよう要求した。私たちは今後、監督委員会の決定を検討し、明確かつ相応の措置を決定する。それまでの間、トランプ氏のアカウントは停止されたままである

 

監督委員会はまた、我々が当社のポリシーをどのように改善すべきかについて、多くの提言を行った。これらの提言は拘束力を持つものではないが、我々は政治家をめぐる当社のポリシーについて監督委員会の見解を積極的に求めていたこともあり、その提言を慎重に検討する。

 

我々は、監督委員会がこの件について配慮し、注意を払ってくれたことに感謝する。

(太字強調はBonaFidr。)

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