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ミシガン州アントリム郡裁判所は、独立監査を求めて起こされた2020年大統領選挙関連訴訟を棄却——原告側は控訴する予定

ミシガン州アントリム郡裁判所は、2020年大統領選挙関連訴訟を棄却—原告側のデパーノ弁護士は控訴する予定

ミシガン州アントリム郡裁判所で5月18日に開かれたオンライン公判の様子(Screenshot via Zoom)

ミシガン州第13巡回区裁判所のケビン・A・エルセンハイマー判事は、5月18日(火曜)、マット・デパーノ弁護士らが起こした同州アントリム郡での2020年大統領選挙関連訴訟を棄却した。

 

ジョセリン・ベンソン州務長官とアントリム郡が提出した略式手続きの申し立ても棄却された。ケビン・A・エルセンハイマー判事はその理由を次のように語っている:

(原告の)ベイリー氏が求める独立監査の権利は、憲法上も法令上も存在しない。第2条第4項における申立人は、自ら監査基準を選ぶことはできず、むしろ立法府はその審査権限を州務長官に与えている。そのため、市民は監査を求めることはできるが、それは法律に従って行わなければならない。

 

この日オンライン上で行われた公判の様子は、ここで視聴することができる:

https://youtu.be/VTzR3cylnyM

 

エルセンハイマー判事は、デパーノ弁護士が要請している監査は、裁判所の判断ではなく、州議会による判断に基づいて行わなければいけないという趣旨の発言をしている。

 

さらにエルセンハイマー判事は、ベイリー原告が望むものではなかったが、すでに監査は行われたと発言しており、当時の要件を満たした監査が行われたと語った。そして、市民は法律に従って監査を実施しなければならず、「原告が利用できる他の救済措置はない」とエルセンハイマー判事は語った。

 

一方、裁判所は、2020年大統領選挙には確かに問題があったことを認め、そのような選挙問題を「(政府の)事務官も認めている」ことを認識した。また、証拠が「破損している、または破損している可能性がある」という主張に対して、エルセンハイマー判事は中立の立場を貫いた。エルセンハイマー判事は、州議会が、今後、選挙に対するコンピューター・ハッキング対策を検討すべきであるかもしれないと述べ、その理由として最近コロニアル・パイプラインに対して行われたハッカー攻撃を挙げた。

 

エルセンハイマー判事は、本案件が控訴されることを見越して、保留中のすべての申し立てを取り下げた。同判事はまた、2020年12月に彼が下した命令に従って投票用紙の保存を続けるよう当事者たちに指示した。

 

* * *

 

この公判が終了した後、原告のビル・ベイリー氏はユーチューブで動画配信を行い、彼には代替策があると語っている(以下はその動画)。ベイリー氏は、エルセンハイマー判事が彼の訴訟を棄却する可能性があることを予期していたという。ベイリー氏は、このまま撤退する予定はないと語っている。しかし、彼とデパーノ弁護士が計画している「代替策」の法廷戦略についてその詳細は語らなかった。

 

https://youtu.be/JcC7dHFKRd4

 

デパーノ弁護士も、公判終了後に以下のツイートを投稿し、2020年大統領選挙で詐欺行為が行われたさらなる証拠を持っていると発信している:

【訳】1.速報:アントリム郡におけるEMS(選挙管理システム)の結果ファイルは、「手作業による再集計」と一致しない——票が足りず、公式な結果と一致させるために改竄が行われたことを示している。すべては陰でひそかに行われた。一方、州務長官はみんなに対して今回の選挙がアントリム郡の歴史上、最も安全だったと語った。政府による虚偽の発言が暴露された

 

アントリム郡におけるEMS(選挙管理システム)の結果ファイルと「手作業による再集計」とが一致しないことは、5月18日にジェフ・レンバーグ氏が発見した。同氏は、「票数の操作」が行われた可能性があると語っている。

 

原告のベイリー氏は、この日配信した動画の中で、彼らが持っている証拠だけでも祝福するのに十分であると語っている。彼が起こした訴訟は、これまで起こされてきた2020年大統領選挙関連訴訟の中で、証拠開示フェーズにまで達した唯一の案件であると報じられている

 

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