ニュースレター登録

Loading

オールドメディアが伝えない海外のニュース

新型コロナに感染したアフリカ系米国人患者の一部が非常に珍しい「巨舌症」を発症

新型コロナに感染したアフリカ系米国人患者の一部が非常に珍しい「巨舌症」を発症

Screenshot via KHOU

米国で新型コロナ(武漢ウイルス)に感染した患者のごく一部に、舌が異常に巨大化する症例が報告されている。

 

この症状は『巨舌症(macroglossia)』と呼ばれており、患者は飲食をすることも話をすることもできなくなる。テキサス州ヒューストンの地元ニュース局KHOUが5月20日(木曜)報じた。

 

【閲覧注意】本記事の後半には一部読者の方がショックを受ける可能性がある映像や画像が含まれています。ご注意ください。

 

テキサス大学ヒューストン歯科大学院(UTHealth School of Dentistry)のジェームズ・メルビル医師によると、昨年秋に米国内では2症例が報告されていたが、現在は9症例にまで増えており、そのうちの8例は黒人であるとKHOUは報じている。

 

これら9人の患者が巨舌症を発症する前、うち2人は脳卒中を発症し、他の7人は新型コロナ感染症が重症化し入院していた。

 

さらにKHOUは次のように報じている:

メルビル医師は、COVID-19を克服した患者の舌組織には炎症細胞が見られたと語っている。つまり、このウイルスには、特定の人にこの稀な症状を発症しやすくする何かがあるということを意味する。

 

メルビル医師は、「ウイルスがどこに付着しているかということと、それに対する体の免疫反応が大きく関係していると思われます」と述べている。

 

メルビル医師は現在、これらの患者の遺伝子に共通した関連性があるかを調べる研究を行っている。医師たちは、もしこの謎に答えを見つけることができれば、予防法もわかるのではないかと期待している。  

(太字強調はBonaFidr)

 

KHOUが報道したニュース番組動画:

 

 

KHOUが報道した患者の写真:

(Screenshot via KHOU)

 

(Screenshot via KHOU)

 

 

 

BonaFidrをフォロー

執筆者

error: コンテンツは保護されています。