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フェースブックがポリシー変更:新型コロナウイルスが人工的に作られたとする投稿を削除するのを止める——研究所からの漏洩説を主流メディアが報じ始めたことを受けて

フェースブックがポリシー変更:新型コロナウイルスが人工的に作られたとする投稿を削除するのを止める――研究所からの漏洩説を主流メディアが報じ始めたことを受けて

フェースブックのマーク・ザッカーバーグCEO(Photo via Flickr)

新型コロナウイルス(武漢ウイルス)は武漢にある研究所が発生源かもしれないと示唆する投稿を行った人たちを、18ヶ月近くにわたって処罰してきたフェースブックであるが、ついにこのウイルスが人工物または加工されたものであると主張する投稿を削除するのを止める判断を下した。フェースブックの広報担当者が、左派メディアであるPoliticoに5月26日(水曜)に語った。

 

この広報担当者は、eメールで次のように伝えている:

COVID-19の起源に関する継続的な調査に照らして、また公衆衛生の専門家たちと協議した結果、COVID-19が人工的に作られたものであるという主張を当社のアプリから削除しないことになりました。

 

私たちは、パンデミックの変化する性質に歩調を合わせるために、公衆衛生の専門家たちと協力を続けており、新しい事実や傾向が出てくるのに合わせて当社のポリシーを定期的に更新しています。

 

この判断に至るまでの経緯として、5月23日(日曜)、ウォールストリート・ジャーナル紙が最新の米国インテリジェンス報告書からの情報として、2019年11月にすでに武漢ウイルス研究所の3人の研究者たちが、COVID-19感染症に似た深刻な病に陥っていたと報じていた。

 

しかし昨年2月にはチャイナの科学者らが「新型コロナウイルスはおそらく武漢の研究所が起源」と論文で発表していた。また、昨年4月にはノーベル生理学・医学賞受賞者でHIVウイルスを発見したモンタニエ博士が「研究所でのみ作ることが可能なウイルス」と独自の分析結果を発表していた。

 

しかしそれでも、主流メディアや御用学者たちは1年半近くにわたって中共政府の主張を繰り返してきた。さらには、その「公式見解」と矛盾する発言を行う人たちを攻撃し、フェースブックなどの大手SNS企業は「デマ情報」として投稿を強制的に削除してきた。

 

フェースブックの「ファクト・チェッカー」の1人ダニエレ・アンダーソン氏が、実際、武漢ウイルス研究所で働いたことがある人物であることは、昨年4月にここで紹介した

 

そして今月、アメリカの「ファクト・チェック」サイトであるPolitiFactが、自らの過去の判断を自社サイト上で訂正し、新型コロナウイルスが研究所から漏洩した可能性は、もはや陰謀論ではないと認めた。

 

左派ニュースサイトのVOXもまた、研究所漏洩説を「虚偽であることが証明された陰謀論」と断罪していた過去の記事を、最近になって密かに編集・改変していたことが見つかっている。

【訳】COVID-19が研究所から漏洩したというのは虚偽であることが証明された「陰謀論」としたこの記事を、Voxがこっそり編集したいくつかの部分。2020年3月の元記事と現在。

 

フェースブックからも、PolitiFactからも、Voxからも、謝罪はない。反省の言葉もない。ただ、人目につかないよう密かに過去の記事を編集し、フェースブックが行ったように何事もなかったかのように淡々とポリシー変更をしている。

 

さらにジョー・バイデンは、トランプ政権時代の国務省が始めたウイルスの発生源調査を中止したと、CNNが昨晩報じたところ、翌日になって慌てて声明を発表し、90日以内に「決定的な結論に近づくことができる」報告書を提出するよう、米国の諜報機関に要請している

 

このように、研究所漏洩説を「虚偽であることが証明された陰謀論」と断定していた主流メディアやSNS企業、科学者、政府関係者らが、今度は新型コロナ・ワクチンは安全であり有効性が示されたと断定し、ワクチンの安全性に懸念を示す人たちを「ワクチン反対派(anti-vaxxer)」と非難し口封じしようとしている

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