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国防総省は「BLMの真実」などとウェブ検索する米軍内部の「過激主義者」たちをオンライン上で追跡——「自由に質問することは今や過激主義」

The Daily Callerのヴィンス・コリアニース編集長(右)とカールソン司会者(Screenshot via FOX News)

アメリカ国防総省(通称ペンタゴン)が「白人至上主義」の指標と位置付ける具体的なウェブ検索については、コントラクター企業と協力して米軍内部の軍人たちを追跡していると、7月20日(火曜)に複数の保守系メディアが報じた。国防総省が「白人至上主義」と位置付けるウェブ検索の一例として、「BLMの真実」という検索フレーズが挙げられている。

 

軍事系ニュースサイトのDefense OneFOXニュースの報道によると、国防総省は、英国のMoonshot CVE(Countering Violent Extremism=暴力的な過激主義への反撃)というスタートアップ企業と協力して、米軍内や米国内の過激派ネットワークを明らかにしようとしている。

 

Moonshot(ムーンショット)社は、悪名高いADL(名誉毀損防止組合)と定期的に連携しており、オバマ前大統領をはじめ、NPO組織のSPLC(南部貧困法センター)やジョージ・ソロスのオープン・ソサエティ財団ともつながりがあると報じられている。

 

以下はADL(名誉毀損防止組合)による公式ツイッターの投稿。ムーンショット社と協力していることを示している:

【訳】ADLとムーンショット社は、オンライン上の白人至上主義に関する調査『”White Supremacy Search Trends in the United States”(米国内における白人至上主義検索トレンド)』を行なった。詳細はこちらをご覧ください: https://t.co/zPCXZYcKtX

当社がADLとの協力関係を継続できるために、ADLへの寄付をご検討ください: https://t.co/508JwtYZSC

 

ムーンショット社は、「BLMの真実(truth about BLM)」と検索することは、「BLM運動には邪悪な動機がある」という信念をそのユーザが持っていることを示していると記しており、そのような考えは「反BLM感情を掻き立ててそれを武器にしようとする白人至上主義グループが広めたデマ情報だ」としている。

 

さらに同社は、この検索フレーズは一見「無害」に見えるが、BLM運動が「Antifaの焼き討ちや略奪に沿って行われている」と示唆するために使用されているため、無害ではないと記している。

 

ADLとムーンショット社が行なったこの「白人至上主義検索トレンド」調査で特に興味深いのは以下の部分である:

BLMのデモ参加者は(アメリカという)共和国を非合法化する手段として、「共和国を転覆させようとしている」、「マルクス主義者によるクーデターでアメリカ国民に危害を加えようとしている」と主張する白人至上主義者のデマ情報と、これらの情報源は共鳴している。

 

つまり、BLMをマルクス主義者と認識する人たちは過激主義者ということを意味する。しかしBLMの公式ホームページには、その目的が新マルクス主義に沿っていることが明記されていた。そしてBLMの設立者たちも自らを「訓練されたマルクス主義者」と紹介している。

 

今週火曜、FOXニュースのタッカー・カールソン司会者の番組に出演した保守系ニュースサイトThe Daily Callerのヴィンス・コリアニース編集長は、国防総省とコントラクター契約を結んだムーンショット社について見解を語り、バイデン政権内ではすべてを国内の過激派とレッテル貼りする継続した動きがあると指摘している。

 

コリアニース編集長は次のように語っている:

今は完全に制御不能な状況です。質問をすることは、今や過激主義なのです。自由に質問をすることは、今や過激主義なのです。悪化の一途をたどっています

 

そしてカールソン司会者は次のように語っている:

・・・バイデンは他のどの大統領よりも極端さを増して、すべての連邦機関を政治利用しようとしています。その中には、恐ろしいことに軍も含まれているのです。バイデンは、外国の脅威から私たちを守るために動くはずの国防総省を、代わりにアメリカ国民にその目を向けるよう指示した。・・・

 

彼(バイデン)が白人至上主義を定義していないことに注目してください。誰も定義したことはありません。白人至上主義には実際の定義はありません。だから、ジョー・バイデンに投票しなかった人すべてにそれが適用できるのです。だからこそこれは恐ろしいことであり、皆さんはこれに抵抗すべきなのです

 

コリアニース編集長が出演したFOXニュースの番組動画:

 

 

 

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