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新型コロナウイルスは武漢の研究所から流出したことを証明する圧倒的な証拠がある=米・共和党議員が調査報告書を発表——ラトクリフ元国家情報長官も研究所からの漏洩は「ほぼ確実」とする論説記事を掲載

マイク・マコール下院議員(Photo via Bipartisan Policy)

米下院外交委員会の最有力共和党議員であるマイク・マコール下院議員(テキサス州選出)は、同委員会の共和党スタッフが作成した「COVID-19発生源」調査報告書追加資料を8月2日(月曜)に公表した。同報告書は、COVID-19パンデミックの原因となったウイルスがチャイナの研究施設から流出したことを圧倒的多数の証拠が証明していると記している。ロイター通信など各社が報じた。

 

同報告書は、武漢ウイルス研究所の科学者たちが、米国の専門家と米中政府の資金援助を受けて、コロナウイルスをヒトに感染するように改変する研究(機能獲得研究)を行っており、そのような人工的操作を隠蔽することができることを示す「十分な証拠」についても引証している。この報告書は、新型コロナ・パンデミックの発生源に関する超党派の調査を行うことを呼びかけている。

 

特にこの報告書では、武漢ウイルス研究所における安全プロトコルに関する新たな情報や過少報告された情報を挙げている。その一つには、まだ建設から2年未満だった2019年7月当時、同研究施設の有害廃棄物処理システムを150万ドルかけて全面的に見直すよう要請していたことが挙げられている。

 

一方、米国の諜報機関は、ウイルスが研究所から漏洩したものか、人獣共通感染症として自然発生したものかの結論にはまだ至っていない。しかし国務省の元高官であるデービッド・アッシャー氏は、新型コロナウイルスが人獣共通感染症として自然発生したという考えは「馬鹿げている」と5月にFOXニュースに出演した際に語っている。

 

ジョー・バイデンは、今年5月、諜報機関に対し、ウイルスの起源に関する調査を加速し、90日以内に報告するよう命じている

 

* * *

 

一方、トランプ政権で国家情報長官を務めたジョン・ラトクリフ氏は、マイク・マコール下院議員が調査報告書の追加資料を発表したのと同じ8月2日(月曜)、新型コロナウイルスが研究所から流出したことは「ほぼ確実」とする論説記事をFOXニュースに掲載した。

 

ラトクリフ元国家情報長官は、チャイナがWHOによる研究所漏洩説の調査計画を拒否したことを論説記事の中で非難し、次のように記している:

チャイナが好戦的な態度を取り続けているだけでなく、WHOがかつてはチャイナと共謀し、チャイナ共産党の当初の圧力に屈して研究所漏洩説を否定し、チャイナ共産党の隠蔽工作を軽視したことも注目に値する。

 

私は、パンデミックに関する米国政府の最重要機密情報にアクセスすることができた。情報に基づいた私の意見では、研究所からの流出説は単なる「可能性」ではなく、もしほぼ確実と言えないのなら、少なくとも蓋然性が高い。

 

ウイルスが世の中に流出してから18カ月以上経った今でも、ウイルスの発生が動物から人間に飛び火した自然発生的な「スピルオーバー(溢出)」であることを示す科学的な証拠や情報は一片も見当たらない。

 

ラトクリフ氏は、チャイナ共産党が「決定的な証拠」が確実に見つからないようにするために多大な努力をしていると指摘している。しかし現実には、「私が見た証拠はすべて、パンデミックの起源が武漢ウイルス学研究所からの流出であることを示している」と記している。

 

ラトクリフ氏がアクセスできた機密情報は、その後、一般の報道によってさらなる詳細が裏付けられたとも記している。しかし、「メディアの一部は知らず知らずのうちにチャイナ共産党の偽情報活動に協力し、研究所漏洩説を『陰謀論』と切り捨て、フェースブックはあえてそれを口にする者に『虚偽または誤解を招く』という警告を貼り付けた」と糾弾している。

 

トランプ大統領が退任する前に、ラトクリフ氏は国家情報長官として、情報収集方法の秘密を守る必要性と情報公開のバランスを取ろうとしていたと明かしている。ポンペオ国務長官の国務省が今年1月に公開した「ファクト・シート」の中で、「武漢ウイルス研究所内部の研究者数名が、最初に確認された感染者が出る前の2019年秋にCOVID-19と季節性疾患の両方に一致する症状で体調を崩した」ことを明らかにしたことが、当時のトランプ政権による情報公開の頂点だったと記している。

 

ラトクリフ氏は論説記事の中で、国際オリンピック委員会はチャイナ政府に2022年の冬季北京オリンピックを開催させるべきではないとも呼びかけている。

 

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