ニュースレター登録

Loading

オールドメディアが伝えない海外のニュース

「新型コロナ・ワクチンはむしろウイルスの増幅を強化している」「ウイルスそのものから抗炎症の治療へシフトすることが大きな戦略的転換」——ロバート・マローン博士へのインタビュー

ロバート・マローン博士(Screenshot via War Room Pandemic)

mRNAワクチン技術を発明したロバート・マローン博士は、8月7日(土曜)に出演したネット番組War Room Pandemicの中で、新型コロナワクチンは「漏れのある(leaky)」ワクチンであり耐久性がお粗末なだけでなく、むしろワクチンそのものがウイルスの増幅を強化しているようだと語った。

 

 

【訳】マローン博士:先週、(この番組で)ピーター・ナバロ氏やあなたと共に、私たちはこの大きな爆弾ニュースとなるCDCの報告書について触れ、それが何を意味するのかを議論しました・・・(音切れ)・・・

 

この新たな情報は、ワクチンが感染をうまく防ぐことができておらず、これらワクチンは(むしろ)ウイルスの複製を強化しているようであることを示しています。確実に言えることは、少なくともこれらワクチンは感染した人の体内でそれ(ウイルスの複製)を抑制していません。

 

これら「漏れのある(leaky)」ワクチンでは、デルタ型変異株が米国内で感染拡大することを止めることはできません。

 

ピーターと私は、(先週の)あなたの番組内で、そしてその後のワシントンタイムズ紙の論説記事で、代替戦略について議論を展開しています。この代替戦略は確かなもの、そして合点がいくものであり、カート・ファンデン・ボッシュ(Kurt Vanden Bosch)のような一部の世界トップレベルのウイルス学者やワクチン学者、疫学者たちと同じ見地に立っているものです。

 

 

【訳】マローン博士:私たちは戦略の転換点が来ることを予言していました。そしてこのシンクタンクでの即興プレゼンテーション(先ほど流した映像)の中で、トニー・ファウチは明らかにメモを棒読みしているだけですが、まさに彼のこの声明の中で、彼は「ターゲット・プロダクト・プロファイル(TPP)」(*)を持ち合わせていないということをあなたは見抜かれました・・・(音切れ)・・・これまでにすでに開発してきたものをさらに発展させるTPPを持ち合わせていないということです。

(*ターゲット・プロダクト・プロファイル(TPP)は、特定の疾患を対象としたターゲット・プロダクト(薬剤)に求められる「プロファイル」や特性をまとめたもの。【出典:WHO】)

 

私たちは国防総省のチームとこれまでに1年以上にわたってTPPの開発を行ってきています。私たちは薬剤(agents)について詳細なプロファイルを開発しています。

 

彼(トニー・ファウチ)が話している詳細を聞くと、正直に言って、それはまさにイベルメクチンについて話をしているように聞こえます。ただし例外は、トニーは、抗ウイルス剤のアプローチを取るという失敗した考えを繰り返しているということです。これは彼の最初から変わらない見解です。

 

さらにこのインタビュー(プレゼンテーション)の中で、彼はメルクやファイザーといった大手製薬企業が開発中の薬しか強調していません。

 

さらには、彼は単一の薬(単剤療法)しか語っていません。

 

彼は過去にHIVで犯した自らの失敗を繰り返しているように見えます。彼は単剤療法から脱却していません。彼は、この時の「AIDS対応マニュアル」にまた戻っているように見えます。ちなみに、これ(初期のAIDSへの対応)は一部、国立アレルギー感染病研究所(NIAID)側の失敗でした。私たちが最終的に多剤併用戦略(カクテル療法)へ移行したきっかけは、デービッド・ホー(David Ho)による独自研究のおかげです。

 

もし私たちが抗ウイルス剤の単剤(という戦略)を打ち出す場合、ちなみにそれは歴史的に見てタミフルのようなものですが、それは呼吸器系ウイルスに対するひどい解決策です。これには効き目がありません。なぜなら、十分なスピードでそれらを機能させることができないからです。

 

(薬剤を)届けるためにしなければいけないことについて、ロジスティックスを考えてみれば分かります。タミフルと同じように、ウイルス(の活動)を停止するために薬剤を十分なスピードで機能させることができないのです。

 

さらに、もし単剤の抗ウイルス剤を大規模に導入する場合、これらは特定の配列(シーケンス)に特化したものです。私たちが(この単剤戦略で)招くものは・・・(音切れ)・・・AIDSに起こったことと全く同じことです。彼はいまだにこれ(AIDSの時の失敗)を繰り返そうとしているのですーー私たちはウイルスを治療しなければならず、抗炎症の対応ではない、という考え方です。

 

先週イスラエルで発表された、ランダム化された二重盲検臨床試験からの新しいデータは、実際、イベルメクチンに効果があることを示しています。私にとって明るい驚きだったのは、(イベルメクチンに)抗ウイルス作用が示されたことです。私はこの結果を予想していませんでした。

 

ですので、現在、私たちには複数の(本来の目的とは異なる)再利用可能な薬があります。その中には、抗ウイルス作用があるように思われるものもあります。他の薬剤(agents)は、抗炎症剤と同等の効力を発揮しています。

 

トニー(ファウチ)は、彼の主観で、炎症反応は治療可能だという事実を完全に無視しています。既存の薬剤を使えば、これは一般的な風邪のようなものになってきています。それらについては、先週土曜にピーター・ナバロと詳しくお話ししました。

 

そのうちのいくつかは、大きな戦略的転換点を招くだろうと私たちは予想しました。ワシントンポスト紙も大きな戦略的転換点を招くだろうと予想しました。公に戦略の転換が行われなければいけなくなってきていました。

 

するとトニー(ファウチ)が大慌てで現れて・・・(音切れ)・・・このプレゼンテーションは単にメモを読み上げただけのものでしたが、それはまさに大きな転換点を示していました。ただし例外は、彼は抗ウイルス剤の失敗を繰り返しており、そして現在、開発段階にある薬剤(agents)で、大手製薬企業による臨床試験の初期段階にしかないもの、尚且つ大手製薬会社が特許を持っている製品の売り込みを繰り返しているということです。彼は再び、ビッグ・ファーマ(大手製薬企業)を手助けする行為を繰り返しています。それ以外に説明のしようがありません。

 

バノン司会者:・・・他にも理性を持った人たちがいるはずです。基本的にAIDS/HIVに関する10年以上かそれよりも昔の失敗を再現しようとしているこの純粋な狂気の真っ只中にあって、「(政府)システム」の中に、他の「マローン博士」たちがいるはずですが、どう思われますか?

 

マローン博士:何年も知り合いの同僚から、私に突然電話がかかってきました。彼は「GS15」(**)と呼ばれるランクの人間です。・・・国防総省の文民サイドの職員でシニアGS15です。

(**GS15は、連邦政府機関の給与体系レベルの最高位。)

 

・・・私たちは、先週土曜にこの番組で私がプレゼンテーションした内容や現状を議論しました。私が受けた彼が抱いている印象は、トニー(ファウチ)には戦略がないということです。

 

現在、私たちは「フリーフォール(何も止めるものがない急落)」状態にあります。政府内の意思決定者たちは・・・彼らがこれから何をしようとしているのかに関する核となる前提は・・・彼らの考え方全てが転換しています。彼らは何をしたらいいのか分かっていません。そのため、即興で行っている。今後いずれかの段階で、どうにかして政府がこのことをとことん考え抜くポイントに私たちはたどり着く必要があります。そしてしっかりとした戦略を立てる必要があります。

 

 

【訳】バノン司会者:・・・もし今朝、バイデンとファウチと同じ部屋にあなたがいるとして、私たちの国家そして国民に対して何をすべきか、2、3分の時間で彼らに説明するチャンスがあるとしたら、彼らに何と伝えますか?

 

マローン博士:それについて、私たちは明確に示しました。先週の土曜と論説記事で示した鍵となる項目は次のようなことです。

 

・高リスクの個人に対してワクチン接種を継続することは構わないし、適切なことです。彼らには、今後、6ヶ月ごとにワクチンの再接種をしなければいけません。その理由は、ワクチンが「漏れのある(leaky)」ものであり、耐久性がお粗末だからです。

 

・私たちは、すでに許可されているこれら再利用できる薬剤の組み合わせに、迅速に許可を出す必要があります。それらは主に抗炎症作用があるものです。イベルメクチンに関するデータは、ますます説得力あるものになっています。イベルメクチンを1日1回、(体重)1kg当たり200μgを投薬することにマイナス面はありません。実際、これには効果があるようです。

 

私たちはこれらを利用できるように事を進める必要があります。CDCはもちろん一貫性を持ち、しっかり行動しなければいけません。

 

・そして広く検査を可能にしなければいけません。検査を義務化する必要はありませんが、ライノウイルスや他のウイルスではなく、実際にこのウイルスに感染していることを彼らが知ることができるよう、診療所や、理想を言えば個人が簡易検査できることを可能にする必要があります。そうすることで、(本来の目的とは異なる)薬剤を早期に速やかに利用できるようになります。これはまさにトニー(ファウチ)が必要だと言っているものです。

 

しかし現在、市場にあるのはジェネリック医薬品であり、残念ながら大手製薬企業はこれで大儲けすることはできません。しかしこうしたことは、私たちが人命を救うことを阻害するべきではありません。

 

バノン司会者:(戦略の)転換の鍵となるのは、抗炎症の治療であり、ウイルスそのものを治療することではないとお話しされました。残り時間は1分半です・・・視聴者にとって、それはなぜ重要なのですか?視聴者、そしてバイデンがそれを理解することが重要な理由は何ですか?

 

マローン博士:この病気は・・・これを発症するには、ウイルスは必要条件ですが、十分条件ではありません。この病気は、ウイルスに対する私たちの反応なのです。私たちには、抗炎症剤の豊富なコレクションがあります。様々な・・・(音切れ)・・・です。これらの抗炎症剤は、医師たちが極度な炎症反応を合理的に治療するための素晴らしいツールキットとなります。

 

さらに、私たちには非常に効果的なアピキサバンのような抗凝血剤があります。今回の疾患の多くは、血液凝固の問題によって引き起こされています。

 

このように、私たちには(治療)キットの中にこうした薬剤がすでにあります。私たちは過去に逆戻りすることをやめなければいけません。過去に逆戻りすることは・・・(音切れ)・・・HIVの時と同じように抗ウイルス剤・・・(音切れ)・・・非常に異なる病気です。

 

私たちに今必要なのは、ウイルスに対する極度な炎症反応を治療することです。なぜなら、それが原因で死亡者が発生しているからです。それが人々を亡くならせ、それが人々を入院させ、それが人々の肺を損傷し、それが人々の心臓を損傷しているからです。直接的なウイルス感染が原因ではありません。それに対する炎症反応が原因なのです。

 

BonaFidrをフォロー

執筆者

error: コンテンツは保護されています。