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ワクチン専門家のファンデン・ボッシュ博士が大規模ワクチン接種の「即時停止」を呼びかける——大規模ワクチン接種が「ワクチン・エスケープ変異体」の発生を助長する

ワクチン専門家のファンデン・ボッシュ博士がワクチン接種の「即時停止」を呼びかけるーーワクチン接種が「ワクチン・エスケープ変異体」の発生を助長する

ゲールト・ファンデン・ボッシュ(Geert Vanden Bossche)博士(Private photo via News Voice)

ゲールト・ファンデン・ボッシュ(Geert Vanden Bossche)博士は、パンデミック中に大規模ワクチン接種を行うことはむしろウイルスの感染力を高める結果になり、「ワクチン・エスケープ変異体」の発生を助長することに陥るとする記事を、8月12日(木曜)に自身のHPに投稿した

 

新型コロナに関するワクチン接種活動に批判的な人たちの中でも、ワクチンの専門家であるゲールト・ファンデン・ボッシュ博士は、最も声高に反対意見を発表する1人として際立った存在となっている。(本サイトでも、過去にここで紹介した。)

 

ファンデン・ボッシュ博士は、クリス・マーテンソン博士のネット番組「Peak Prosperity」やブレット・ワインスタイン氏の「Dark Horse」でも紹介されたことがある。ファンデン・ボッシュ博士は、新型コロナ・パンデミックの最中に行われている大規模なワクチン接種について、率直に、しかし冷静に、そして理性的に批判している。

 

ファンデン・ボッシュ博士が行っている主な批判の一つは、パンデミックの最中にワクチンを接種すると、変異体が続出する可能性があり、その中にはオリジナルのコロナ・ウイルスよりもはるかに対処が困難なものが含まれる可能性があるというものである。

 

同博士が出演、または紹介されたネット番組:

 

 

■ ファンデン・ボッシュ博士の経歴

 

ファンデン・ボッシュ博士は、この分野のエキスパートであり、豊富な経歴を持っている。ベルギーのゲント大学で博士号を取得し、ドイツのホーエンハイム大学でウイルス学の博士号を取得した。複数のワクチン企業(GSK Biologicals、Novartis Vaccines、Solvay Biologicals)で勤務し、ワクチンの研究開発や後期のワクチン開発において様々な役割を果たしてきた。

 

ファンデン・ボッシュ博士はまた、米国のシアトルにあるビル&メリンダ・ゲイツ財団のグローバル・ヘルス・ディスカバリー・チームにシニア・プログラム・オフィサーとして参加した後、ジュネーブにある「ワクチンと予防接種のためのグローバル・アライアンス(GAVI)」にシニア・エボラ・プログラム・マネージャーとして参加した。GAVIでは、エボラワクチンの開発に向けた取り組みを担当した。また、GAVIを代表して、WHOを含む他のパートナーとのフォーラムに参加し、エボラ出血熱対策の進捗状況を確認するとともに、世界的なパンデミックへの備えとなる計画を策定した。

 

その後、ケルンのドイツ感染症研究センターでワクチン開発室の室長を務めている。

 

■ 大規模ワクチン接種によりワクチン・エスケープ変異体の選択と適応が促進される

 

先日投稿された新たなブログ記事の中で、ファンデン・ボッシュ博士は、新型コロナ対策のための大規模ワクチン接種プログラムについて、引き続き疑問を投げかけている。

 

ファンデン・ボッシュ博士は、彼の調査結果に関するまとめ部分で次のように記している:

集団ワクチン接種キャンペーンが始まった当初から、少なくとも少数の専門家は、このようなプログラムが世界および個人の健康に与える壊滅的な影響について警告している。パンデミックの最中に大規模なワクチン接種を行うと、感染力を高めたり、スパイクタンパク(S)誘導抗体(Abs)に対する耐性といった特徴を持つワクチン・エスケープ変異体の選択と適応が促進されることに陥りがちであり、その結果ワクチン接種者の防御力が低下し、またワクチン未接種者を脅かすことになる

 

このことは、WHOの集団ワクチン接種プログラムが、集団免疫(HI)を達成できないだけでなく、母集団の免疫防御能力を大幅に低下させてしまう理由を説明している。・・・現在行われている世界規模の集団ワクチン接種プログラムでは、近い将来、感染力の強い中和逃避変異体(いわゆる「S Ab耐性変異体」)の圧倒的な伝播力を促進することになる一方で、自然に獲得した中和抗体、あるいはワクチンによる中和抗体は、実際にはその免疫を獲得した人を保護することはできなくなり、(変異ウイルスの)さらに高い感染力によってワクチン接種を受けていない人の自然免疫防御システムは抑制され続けることになるだろう。

 

つまり、ワクチンの接種率が上がれば上がるほど、ウイルスは、スパイクタンパク(S)に特異的な中和性のある抗体(Abs)に対して抵抗性を持つようになる。ウイルスの感染力が高まり、それが抗ウイルス免疫から逃れることと合わされば、必然的に人の健康や命がさらに犠牲になることになる。

(太字強調はBonaFidr。以下同様。)

 

そしてファンデン・ボッシュ博士は、「早急な対応」が必要であると呼びかけ、次のように記している:

したがって、ウイルスの感染率を劇的に低下させ、選択(と適応)を経た免疫逃避変異体(ワクチン・エスケープ変異体)がワクチン接種の有無にかかわらず全人口に急速に広がるのを防ぐためには、早急な対策が必要である。この重要な最初のステップは、大規模なワクチン接種プログラムを直ちに中止し、抗ウイルス剤であるchemoprophylactics(化学予防効果のある薬剤)を広く使用することに置き換えるとともに、膨大な公衆衛生資源をCOVID-19感染症の多剤併用療法の早期普及に充てることによってのみ達成される。

 

多剤併用療法については、ロバート・マローン博士も提唱している

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