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オールドメディアが伝えない海外のニュース

ツイッター社は科学ジャーナリストのアカウントを永久利用停止——「自然免疫はワクチンより13倍効果ある」とするイスラエルの論文を投稿したツイートが約300万インプレッションを獲得した翌日

アレックス・ベレンソン氏|2009年撮影|Photo via Flickr

【この記事の短縮URL】 https://bonafidr.com/mPJLP (『https://』は省略可能です)

科学ジャーナリストであるアレックス・ベレンソン氏のアカウントが、8月28日(土曜)ツイッター社により永久利用停止された。自然免疫はファイザー/BioNTech社製ワクチンより最大13倍もデルタ株の感染を防ぐ効果があるとするイスラエルの研究論文を連続投稿し、それがバイラル(口コミ)で広がり約300万インプレッションを獲得した翌日に永久利用停止の処分を受けた。

 

一部の主流メディアは新型コロナワクチンに懐疑的な論調の記事を報じ始めたが、ビッグ・テック企業は言論検閲の手綱を緩めていないことが改めて示された。

 

ツイッター社の広報担当者はFOXニュースに次のように語っている

あなたが指摘されたアカウントは、COVID-19の偽情報規則に繰り返し違反したため、永久に停止された。

 

しかし、ベレンソン氏が最後に投稿したツイート(以下)は、正確な情報を発信していた:

(Screenshot via Alex Berenson)

【訳】これ(ワクチン)は感染を防ぐことはできない。

あるいは伝染(伝播)も。

 

これをワクチンのように考えてはいけない。

 

せいぜい、病気になる前に投薬しなければならない、限られた有効期間しかない、そしてひどい副作用のある治療薬と考えないといけない。

 

それなのに私たちはそれを義務化したいというのか?

狂気。

❗️このツイートは誤解を招く恐れがあります。なぜ保健当局者たちがほとんどの人にワクチンを推奨しているのかを知ってください。

(原文の大文字強調を太字で表示。)

 

ツイッターのアカウントが凍結された後に投稿したブログ記事で、ベレンソン氏は次のように記している:

彼ら(ツイッター社)は私の名誉を傷つけ、私が重要なプラットフォームを利用することを否定した。しかし、皆さんの助けを借りて、私は真実を伝え続けるために最善を尽くしていくつもりだ。

 

さらにベレンソン氏は彼が投稿したイスラエルの研究に関するツイートのログ・データ(以下)を公開した。それによると、彼のツイートは300万回近い「インプレッション数」があり、25万人以上が彼のツイートにコメントしたりリツイートする「エンゲージメント」を行っていた

(Screenshot via Alex Berenson)

 

ベレンソン氏は、7月にもニュースの見出しとなっていた。テキサス州で開催されたCPACにスピーカーとして登壇したベレンソン氏は、ワクチン接種を進める動きは「詐欺(scam)」と発言した。このことに対して、アンソニー・ファウチ所長がCNNの番組に出演し、ブレンソン氏のこの発言を「ゾッとする恐ろしいことだ」と非難していた。

 

ファウチ所長が出演したCNNの番組:

【訳】(CNNのホスト)ジェイク・タッパーはDr. アンソニー・ファウチに、CPACテキサスの群衆が政府はこれまでワクチンの目標を達成できていないことに喝采を送ったことへの意見を尋ねた。

 

ファウチ:「ゾッとする恐ろしいことだ…私にはそれが理解できない。明瞭な思考を持っている人なら誰も理解できないと思う」。

 

ベレンソン氏は、CPACで行ったスピーチで次のように語っていた:

政府は、国民の90%をある意味騙してワクチンを接種させることができると期待していた。しかしそれは実現していない。

 

以下はベレンソン氏のCPACのスピーチ全編を撮影した動画。この中で、彼は、情報を支配し多様な意見を検閲するビッグテック企業を非難している

 

ベレンソン氏は、昨年12月にウォールストリート・ジャーナル紙に寄稿した論説記事の中で、「検閲と抑圧の新時代」が到来したと記していた。この論説記事について、FOXニュースは8月28日(土曜)に改めて次のように伝えている:

「情報がこれほど豊富で、簡単に流通している時代はない。しかし、私たちは、テクノロジーの巨大企業や伝統的なメディア企業に後押しされた、検閲と抑圧の新時代に突入しつつある。コロナウイルスの『否定論者』という誤ったイメージをレッテル貼りされた者として、私はこの危機を目の当たりにしている」と彼は記していた。

 

彼がこの論説記事を執筆した当時、彼は自身の自費出版本をめぐってアマゾンとの争いの真っ只中にあった。

 

「6月以降、アマゾンは2度にわたって、COVID-19とそれへの対応について私が執筆した自費出版の小冊子を差し止めようとしている。これらの小冊子には陰謀論は含まれていない。偉大なるバリントン宣言を書いた科学者たちと同じように、私は単にコロナウイルスを制御するための多くの対策が(むしろ)損害を与え、逆効果であり、そして科学的に裏付けられていないと信じているだけである」と彼は記している。

 

ベレンソン氏が8月28日(土曜)夜に投稿したブログ記事では、ツイッター社に対する訴訟を起こすことを示唆しているが、弁護士のプレストン・バーン氏は勝訴の可能性は低いとコメントしている。

【訳】ベレンソン氏の訴訟は棄却されるだろう。

 

ツイッター社は230条(c)(2)(A)に基づいて訴訟に対する免責を受けている。このケースはまさにこれが当てはまるというのは正しい。もしそうでなければ、最も多くの弁護予算を持つ最大のテック企業だけが生き残れることになるだろう。

 

(そうなれば)ビッグテック企業の競争相手は存在しなくなってしまう。

 

+++

 

ベレンソンの唯一のチャンスーー唯一のものーーは、ツイッター社が彼を利用禁止にするという声明を出したことだ。それでもハードルは高く、実際の悪意(犯意)を証明するのは困難だ。

 

もしこの会社が黙っていれば(そうすべきだったが)、利用禁止措置自体は名誉毀損ではなく、この件は確実に敗訴する案件だった。

 

【訳】参考までに、ベレンソンの予想される訴訟を規定する最も重要な法律について、文字通り本を書いている弁護士は、この訴訟は勝訴する見込みがないと考えている。

 

(引用されたJeff Kosseff弁護士のツイート)

もしベレンソン氏が実際に訴訟を起こしても、ツイッター社は迅速に訴訟を棄却させるための、驚くほど様々な選択肢を持つだろう。

 

ベレンソン氏は、1999年~2010年までニューヨークタイムズ紙のジャーナリストとして活躍した後、フィクションとノンフィクションの両方でフリーランス作家として活躍している。

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