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「ワクチン未接種者たちを呪う」と非難していたノートルダム大学の元教授が、ブースターショットを接種してから約2週間後に死亡

ノートルダム大学(Photo via Flickr)

ワクチン未接種の人たちを「身勝手」と繰り返し非難してきたノートルダム大学の元教授カレン・クローク・ハイズラーさん(67歳)が、3回目のコロナワクチンを接種した約2週間後に死亡した。

 

ノートルダム大学は、米インディアナ州にあるカトリック系の私立大学。

 

ハイズラーさんは、1回目のファイザー社製ワクチン接種を今年1月13日に受けていた。

 

この時のハイズラーさんのツイート:

【訳】ワクチンの初回接種を受けたところ。「高齢」であることにこれほど幸せな気持ちになったことはありません。さあ、みんなワクチンを打ちましょう!

 

そして4月9日、ハイズラーさんは、ファイザー社製の2回目のワクチン接種を受けた後、副反応はゼロだとツイートしていた。

【訳】(引用ツイート)火曜日に2回目の接種をした。水曜日は大変だった。今日は普通に戻った。

 

(ハイズラーさんの返信ツイート)ジョンも私も、2回目のファイザー社製のワクチン接種では、腕が痛くなった以外は問題なかったわ。

 

そして9月初め、ハイズラーさんは3回目のワクチン接種を受けたとツイートしていた。

【訳】ちょうど3回目のコロナワクチン接種を受けたところ。

 

その1週間後、ハイズラーさんは合併症を起こし始めた。この時もワクチン未接種者たちを呪う言葉を投稿している:

【訳】検査はしてもらったけど、まだ医師の診察を待っている状態。病院にもER病棟にもまだ部屋の空きがない。PAの発表では、ERはこれ以上患者を受け入れられないと言っていた。ここは大規模な病院なのに。ワクチンを受けていない人たちを呪うわ(*)。彼らは多くの人々の人生に地獄をもたらした。

(*)「Damn」は、「呪う」、「罵る」、「強く非難する」といった日常会話で使われる意味や、神学では「地獄に落とす」、「永遠の罰を科す」といった意味もある。

 

そしてハイズラーさんは、彼女の心療内科医が彼女を病院に入院させようとしたが、新型コロナのせいで空きの病室がないとツイートしていた。

【訳】フロリダ州での新型コロナ危機の現実へようこそ。私の心療内科医は私を病院に入院させようとしたけど、新型コロナのせいで部屋がない。仕方なくERに行くことにした。そこはチーム制で、待合室は廊下にまで広がっている。中には15時間も待つ人がいる。とっととワクチン接種して。

 

しかし3回目のワクチン接種を受けてから約2週間後、ハイズラーさんは亡くなった。

 

彼女の訃報記事によると、ハイズラーさんは9月19日に「がんによる合併症」で亡くなった。米CDCは、ワクチン接種から2週間未満に死亡したケースを「ワクチン未接種」としてカウントしていることが指摘されている。

 

彼女の元学生たちによるコメント:

【訳】たった今、カレン・クローク・ハイズラーが亡くなったという痛ましいニュースを聞きました。カレンは、私を含めノートルダム大学の学生たちにインスピレーションを与えてくれました。彼女のスポーツ&テレビの授業は、たとえ文法が間違っていると彼女が私たちをひどく叱っていても、みんなの一週間のハイライトでした。彼女の死を心から悼みます。

 

【訳】うそーーーー、私が受けた中で絶対的に好きな教授の一人だった。痛ましいニュース

 

【訳】これはしばらくぶりの最悪のニュース。 カレンは、私がノートルダム大学で受けた教授の中で最高の教授だったかもしれない。彼女は私が自分のキャリアをスタートさせる一助となってくれて、何十年もの間、良き友人であり、メンターであり続けてくれた。@HeislerUCFとその息子さんたちのことを思うと心が痛みます。 カレンのご冥福をお祈りします。

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