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ジョージア州フルトン郡で選挙監査を求める訴訟を判事が棄却——その棄却理由に選挙の完全性を求める有権者グループは唖然

ブライアン・J・アメロ判事(Photo courtesy of Becker News)

アトランタがあることで知られ、ジョージア州最大の人口を誇るフルトン郡で、2020年大統領選挙の監査を求めて起こされた訴訟が、米国時間の10月13日(水曜)に棄却された。ジョージア州ヘンリー郡上級裁判所のブライアン・J・アメロ判事は、「当事者適格」(*)が欠如しているという理由で同訴訟を棄却した。

 

(*昨年12月に、連邦最高裁がテキサス州の訴訟を棄却した際の理由と同じ。)

 

AP通信は次のように伝えている:

ジョージア州で最も人口の多い郡で、2020年の選挙中に不正があったとする訴訟を、水曜日に判事が却下した。

 

この訴訟では、約14万7,000枚の不在者投票を調べて不正票を調査することを求めていたが、このような広範な調査を正当化する証拠は出てこなかった、と判事は述べた。・・・

 

ヘンリー郡上級裁判所のブライアン・アメロ裁判長は、訴訟を起こしたジョージア州の有権者たちが「実例を挙げた損害を申し立てることに失敗し、したがって、平等な保護と(法の)適正手続きに対する州憲法上の彼らの権利が侵害されたと主張する当事者適格がない」とし、訴訟を却下した。

 

フルトン郡の選挙管理委員は、今年5月、2020年大統領選挙の監査を回避するために、税金を使ってホワイトカラー犯罪を専門とする2人の有名な刑事事件弁護士を雇っていた

 

ジョージア州では、これまで様々な不正選挙の証拠や選挙運営の欠陥が発覚したと報告されている。不在者投票用紙が約150バッチ(=約15万枚)も紛失していることや、フルトン郡で行われた再集計には60%のエラー率と数千票の不正バイデン票が含まれていた証拠が見つかったこと、選挙スタッフが投票用紙の二重集計に関与していたことを裏付ける監査報告書の存在など、数え上げるときりがない。中でも、ジョージア州の票集計センターで深夜にテーブルの下からスーツケースに入った大量の投票用紙を持ち出す様子が監視カメラに撮影された選挙スタッフのルビー・フリーマンさんや娘のシェイン・モスさんたちは一躍全米で知られる人物となった。この監視カメラの映像はいまだ疑惑がかけられたままである。

 

カイル・ベッカー記者は今回の判決を次のように伝えている:

2020年の選挙の大失敗に対して、透明性と説明責任を獲得するためのVoterGA(原告)の努力は、水曜日に重大な後退を経験することとなった。しかし、懸念を抱くアメリカの有権者たちは、「選挙の完全性」という(譲れない)基準を回復させるために、たゆまぬ努力を続けなければならない。

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