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米国政府から「ペンタゴン文書」が漏洩した事件はアメリカ外交政策の大失敗を「強制着陸」させるための意図的リーク=元CIA職員ラリー・ジョンソン氏

元CIA職員ラリー・ジョンソン氏(右)とナポリターノ元判事(Screenshot via YouTube)

「エドワード・スノーデン以来最大」と言われる米国政府の機密文書(「ペンタゴン文書」とメディアは命名)を漏洩させた容疑で21歳の州兵ジャック・テシェイラが逮捕された事件で、CIA職員ラリー・ジョンソン氏はフォートブラッグ基地で臨時勤務をしている)国家警備隊員がそれにアクセスできることは絶対にあり得ない」と語り、「これはCIAよりも上位にあるところが仕掛けたと思う。これは国家情報長官とつながっている構成員だ」と語った。

 

CIA職員のラリー・ジョンソン氏は、4月14日にストリーミング配信されたアンドルー・ナポリターノ元判事のネット番組に出演した際に語った。ナポリターノ元判事は、FOXニュースで司法事件や裁判に関するアナリストを務めた経験もあり、現在はコラムニストとしてワシントンタイムズなど様々なメディアに寄稿している。

 

【訳】👀CIA職員ラリー・ジョンソンは、リークされた「ペンタゴン文書」は「コントロールされた(意図的な)リーク」だと語る。

 

「これは連携されたメディア戦略であり、これは偽情報キャンペーンだ。文書は本物だ。私は文書が捏造だと言っているのではない。文書は捏造されたものではない。しかし、これらの文書が作成されるに至った経緯を説明するために捏造されたこの作り話(虚偽の説明)は、まさに崩壊しているこの情報がリークされたのは、米国の外交政策に関してこれから起こるであろう強制着陸に、米国民を備えさせるためだ」。

以下はインタビューの一部を抜粋して翻訳したもの。

 

CIA職員ジョンソン氏これ(今の主流メディアによる報道)は連携されたメディア戦略であり、これはデマ情報キャンペーンだ。文書は本物だ。私は文書が捏造だと言っているのではない。文書は捏造されたものではない。しかし、これらの文書が作成されるに至った経緯を説明するために捏造されたこの作り話(虚偽の説明)は、まさに崩壊している。これは1件の文書を基にするだけで単純に崩壊する。その文書は、「CIA作戦センター報告書:トップシークレット」と記載されているものだ。私はCIA作戦センターで働いていた。そしてこれら報告書を作成する支援をしていた。これはCIAの内部文書だ。世界中にある米軍基地のどこで勤務していようと、そのような文書にアクセスできる人は誰もいないだろう

 

ナポリターノ元判事誰が、どこが、偽情報を広めているのだろうか?CIAが米国メディアや英国メディアにいる彼らの友人たちにゴミ情報を流しているのだろうか?

 

CIA職員ジョンソン氏:これはCIAよりも上位にあるところが仕掛けたと思うこれは国家情報長官とつながっている構成員だ。そこは、CIAFBINSA(国家安全保障局)、DIA(国防情報局)など全ての重要な要素をまとめることができる一つの場所米国政府の中で、このような資料をすべて集めることができるのはここだけだ

 

私は、これは、ロイド・オースティン国防長官とマーク・ミリー統合参謀本部議長が、極秘ブリーフィングで彼らが説明を受けた(戦況の)実態と、彼らが公の場で話した嘘との食い違いを問題視する内部告発者の仕業だと考えていたーーそのCIAの文書を見るまでは。

 

ナポリターノ元判事:これらのリークで、バイデンのホワイトハウス、ペンタゴン、ラングレー(CIA)はどれほど恥をかいたのだろうか?

 

CIA職員ジョンソン氏:それによって中には恥をかかされたり震え上がった人たちもいるだろうが、この情報がリークされたのは、米国の外交政策に関してこれから起こるであろう強制着陸に、米国民を備えさせるためというのが現在進行中の戦略だ。ウクライナ、そしてチャイナでの強制着陸、事実、私たちはすでにそうした要素を目にしている・・・

 

ナポリターノ元判事:あなたはこれが「コントロールされた(意図的な)リーク」だと言っているのか?

 

CIA職員ジョンソン氏:はい。

 

ナポリターノ元判事エドワード・スノーデンやブラッドリー・マニングのような人物(内部告発者)ではなく、(政府の)管理層によって実行されたと?

 

CIA職員ジョンソン氏管理層の中には、これをグッド・アイデアと考える構成員たちがいる。これは、そこ(政府の管理層)がいかにプロフェッショナルでなく、ばかげたところであり、危険であるかを示している。この情報は、イスラエルについてリークした。その情報の一部は外国諜報活動偵察法(FISA)に基づくもので、FISAの分類がついている。つまり、これは必然的に司法省/FBIの領域であるということだ。だから、繰り返しになるが、フォートブラッグ基地で(臨時勤務をしている)国家警備隊員がそれにアクセスできることは絶対にあり得ない

 

私は、40年前に私が経験したことを根拠にしているわけではない私は機密情報隔離施設(SCIF)で働いていたし、今でもそこで働いている友人がいる彼らのだれも、このようなもの(今回リークされた文書)を見たことなど一度もない。特にCIA作戦センターの文書やFISAの文書だ今回のものはあまりにも整然と用意されたもので、ご丁寧にラッピングされて熨斗までついている。これはまるでテレビドラマ「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」のエピソードのようだ。

このインタビューの全編はYouTubeで視聴できる:

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