国別ワーク・ライフ・バランスのランキングをOECDが発表:果たして日本の順位は?
経済協力開発機構(OECD)は、国別のワーク・ライフ・バランス調査を行い、結果をランキング形式で発表している。
OECDは加盟国である全35カ国に、ロシア、ブラジル、そして南アフリカを加えた全38カ国をランク付けしている。
これはStatistaがそのランキング結果をグラフ化し最下位から順に示したもの。
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コロンビアが不名誉の最下位であり、日本は下から数えて5番目となっている。
ランク付けの要素のうち最も重要なのが、職場以外で費やす時間となっている。その他にも、レジャーやプライベートな時間、子を持つ母親の就業率などの要素もランキングに反映されている。同調査報告書の筆者の1人は、「就労時間が長くなると、健康を損ね、安全性の問題も発生し、ストレスを高めることは証明されている」と記している。
一方、ワーク・ライフ・バランスが取れている上位の国々はこちら:
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オランダが1位となっている。オランダ人の中で、「非常に長時間(週50時間以上)」勤務する労働者は全体の0.4%にとどまっている。これは全対象国の中で下から3番目の低さ。全対象国の平均は11%。
週50時間というのは、週五日制だと1日平均10時間の勤務ということになる。日本の会社だと、多くの人が1日10時間など軽く超えて勤務していそうだ。
あなたの働き方はワーク・ライフ・バランスが取れているだろうか?
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