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【動画】香港のデモ参加者が香港警官に銃で撃たれる:ハンセン指数は2%以上の急落

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月曜朝、少なくとも1人の香港デモ参加者が香港警察により銃で撃たれたと複数のニュース・メディアが報じた。昨日、デモに参加している集団を分裂させるために警察官は複数の催涙ガスを発射したが、月曜はこのことに反発する活動が香港全土で広がっていた。6ヶ月目に突入した香港の民主化デモはさらに混沌と化してきている。

 

本日、香港島の東側で反政府活動を行なっていた民主化のデモ隊に対して、警察官が実弾を複数回発射した。地元ケーブル・テレビ局は、警察官が撃った弾により、1名のデモ参加者が負傷したと報じている。この瞬間を撮影した動画がネットに投稿されており、撃たれたデモ参加者の男性が血溜まりの中で目を見開いて横たわっている様子が映し出されている。警察は、この近くにいた女性に対して催涙スプレーを発射し拘束している。(衝撃的な動画であるためご注意ください。)

 

 

 

CableTBは、撃たれた男性は重体であると報じている。

 

この銃撃が発生した直後、武装機動隊が現場に現れ、デモ参加者たちの鎮圧を図ったとRTHKが報じている。この現場を目撃し怒った香港市民たちは、この警察による銃撃について説明を要求する様子も動画に映されているが、武装機動隊により彼らに催涙スプレーが発射されている。警察官たちに歯向かった女性は、地面に投げつけられ力づくで制圧されている。これに対して、群衆が警察官たちに物を投げつけ、汚い言葉でののしっている。

 

銃撃が発生してから約6分後、救急車が現場に到着したが、撃たれた男性はこの時点でほとんど動かなくなっている。動画を撮影している男性は、銃撃が起きた様子を動画の視聴者に対して詳しく説明しながらもむせび泣いている。

 

銃撃が発生後、警察は現場を封鎖したが、数百人にのぼると見られる群衆がこの交差点を囲み込むように集まった。そして警察官に対して罵詈雑言を浴びせている。群衆の多くは非常に感情が昂った状態となっている。警察は群衆に対して、即刻、この場を立ち去るよう命令したが、その命令は無視されている。その後、警察官は催涙スプレーを群衆に対して使用し始めた。群衆の中には立ち去るものたちも現れ始めたが、警察官たちは群衆の数名を追いかけ逮捕している。

 

警察は声明を発表し、その中で急進的なデモ参加者たちが市内の複数箇所でバリケードを設置していることを指摘し、「違法行為を即刻止めなさい」と警告している。警察は、本日起こった銃撃事件についてこの声明の中では言及していない。

 

月曜朝、武装警察が駅近くやショッピング・モールに投入されると、電車や地下鉄の運行が停止された。月曜は、多くの大学も授業を閉鎖し、一部地域は深刻な渋滞が発生した。

 

先週末で、香港の反政府活動は連続24週目の週末となっている。さらに、先週金曜には、香港科技大学の学生の周梓楽さんが駐車場の建物から落下し死亡している。その近くでは警察隊がデモ参加者たちに対して催涙ガスを散布する作戦が行われていた。

 

デモ参加者たちは警察による暴力に怒っているだけでなく、元イギリスの植民地として国際条約で約束された「一国二制度」に北京政府が介入していることに対しても怒っている。一方、中国政府は、暴動が続けば(軍による)香港への地上侵攻が行われることになると繰り返し警告している。

 

香港ハンセン株価指数は、銃撃事件のニュースが報じられると2%以上、下落している。

 

Via Yahoo! Finance

 

【更新】

香港警察は、月曜朝、ティーンエージャー2名が警察によって撃たれたと発表した。また、撃った警官は、「彼自身と彼の拳銃を守るために撃った」と警察は発表した。

 

また、香港警察は、この銃撃事件に関する「真実に到達するために」全ての関係者から証言を集め、また監視カメラやオンラインに投稿された動画を確認すると発表した。警察は、市民に対して落ち着くよう、そして「これ以上、憎悪を広げない」よう呼びかけた。

 

Screenshot from YouTube

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