仕事へ復帰しなければ処罰すると中国政府が労働者たちに警告
中国の一部地域では、地元政府当局が労働者たちに対して、仕事に戻らなければ処罰するとメッセージを送っているとEpoch Timesのジェニファー・ザン記者が報じた。
また、新型コロナウィルスに感染してしまっても雇い主に責任はないため、自己負担になるとも指摘している。
#COVID2019 inspection officially ends. Employees who refuse to go back to work will be punished. In the meantime, gov. says if you get infected, it is not a work-related injury. You are on your own. #GDP is more important than human life in #China. #Coronavirus pic.twitter.com/vMLVobbx3S
— Inconvenient Truths by Jennifer Zeng 曾錚真言 (@jenniferzeng97) February 21, 2020
【訳】COVID-2019の検査が正式に終了する。仕事に戻ることを拒否する従業員は処罰を受ける。一方、政府はもし労働者が感染してもそれは業務中の怪我ではないと言う。自己責任ということだ。中国では人命よりもGDPのほうが重要である。
背筋が凍る内容であるが、中国の一部地域では武漢コロナウィルスの感染者数がそれほど高くないという議論がある。(当然、中国政府が発表する公式データを鵜呑みに信じてしまうのは危険である。)しかし春節明けに中国全土で数百万人の労働者が出社しなかったのと同様のことが繰り返されれば、中国経済へのダメージがさらに膨れ上がるのは必死である。
一方、先日報じたように、北京にある2箇所の病院で新型コロナウィルスの感染拡大が危惧されたため、これら病院は隔離されている。このニュースに関して、ワシントンポスト紙は、北京市内の1区が、中国本土の中としては武漢に次いで2番目に「感染密度」が高いことが判明したと報じている。来週、数百万人の中国人労働者たちが職場復帰するにはまだ大きな不安が残っている。
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