全米の暴動の背後に極左暴力集団ANTIFAあり|ホワイトハウスは彼らを国内テロ組織と指定。全米主要都市には歩道にレンガの山が用意され謎の資金源が暴動を支援している疑いが浮上
先週月曜、ミネアポリスで黒人のジョージ・フロイドさんが白人警察官に拘束される際、首を押さえつけられ死亡する事件が発生した。この殺人事件の翌日からミネアポリスでは抗議活動が発生していたが、それはいつの間にか暴動や略奪行為へと発展し、瞬く間に全米の主要都市に拡大している。そして全米に広がった暴動と略奪行為は、5月31日(日曜)に5日目に突入した。
■ 暴動を扇動しているのは白人至上主義グループ、極左暴力グループ、それとも外国の扇動機関か?
暴動の震源地となったミネソタ州の州知事は次のように発表している:
Minnesota Gov. Tim Walz: “Let's be very clear. The situation in Minneapolis is no longer in any way about the murder of George Floyd. It is about attacking civil society, instilling fear and disrupting our great cities.” https://t.co/a9S9a49kht pic.twitter.com/ZnTEXcmeeu
— CNN (@CNN) May 30, 2020
【訳】ミネソタ州知事ティム・ウォルツ:「明白に言おう。現在のミネアポリスの状況は、ジョージ・フロイドの殺人事件とは全く関係なくなってしまっている。これは市民社会への攻撃を行うためのものになっており、恐怖心を植え付け、我々の偉大なる都市を破壊している」。
そしてミネアポリス市長のジェイコブ・フレイ(民主党)は、ミネアポリスで抗議活動を行っている人は同市の住人ではなく、「そのほとんどが市外からやってきた人たち」と語っている。
We are now confronting white supremacists, members of organized crime, out of state instigators, and possibly even foreign actors to destroy and destabilize our city and our region.
— Mayor Jacob Frey (@MayorFrey) May 30, 2020
【訳】我々は、現在、白人至上主義者、組織犯罪のメンバー、州外から来た煽動者たち、そして外国からも我々の街そして地域を破壊し不安定化するために参加者が来ている可能性がある。
ウォルツ州知事は我々の要請を受けて、そして我々の街そしてカーター市長と連携して、ミネソタ国家警備隊を完全に出動させた。この作戦の一環として、ミネソタ警察と消防局は今晩支援を行う。
さらにミネアポリス公安省のジョン・ハリントン長官も市長の発表をなぞる発言を繰り返している:
“We have assembled the largest civil policing authority in the history of Minnesota,” Minneapolis Department of Public Safety Commissioner John Harrington says.
“…I’m not seeing peaceful demonstrations. And I am not seeing, frankly, any empathy or any heart for Mr. Floyd” pic.twitter.com/4rdPw9twKP
— CNN (@CNN) May 30, 2020
【訳】「我々は、ミネソタ州の歴史の中で、最大規模の文民警察要員を招集した。・・・私は平和なデモ参加者を見かけていない。率直に言って、フロイド氏への共感や寄り添う気持ちを一切見かけることができない」とミネアポリス公安省のジョン・ハリントン長官は語った。
さらにハリントン長官は次のように語っている:
・・・我々は(暴動参加者たちを)逮捕しており、新型コロナへ我々が行っている対応と同じように、(彼らの)接触履歴の追跡を行った・・・彼らは誰とつながっているのか?この暴動を扇動するのに、どういったプラットフォームを彼らが使っているのか?・・・我々は、白人至上主義・・・犯罪組織の一部といったものを発見している。我々は、これ(今回の暴動)が組織化されたテロ集団であるか否かについて調査を進めている。
バイデン元副大統領を支持している匿名の人物は、ツイッターで次のように投稿している:
https://twitter.com/biden_brigade/status/1266753398159880195
【訳】ミネアポリス公安省長官は、白人民族主義者が暴力と破壊行為を組織しており、それを行うために同州へ駆けつけていると語っている。つまり、白人至上主義者たちがトランプの先導に従っている。
ミネソタ州司法長官も同様の発言を行っており、「その通り。侵入者たちが潜り込んでいる・・・彼らは白人であり、おそらく白人至上主義者だ・・・」と語っている。
このように、民主党に所属するミネソタ州やミネアポリス市の政府関係者たちは、「白人至上主義者」や「外国からの参加者」が暴動や破壊行為を行っていると主張している。しかしUSA Today紙は別の見方を掲載している。元英国軍の対テロ部門幹部で、現在はDensus Groupで群集管理を専門にした安全保障コンサルタントとして働いているアダム・レガット氏は、彼の同僚がまとめた調査報告書によると、ミネアポリスにおける中心的なデモ活動参加者のほとんどは、極左もしくは無政府主義者であることを示しているという。そして逆に極右グループはほとんど姿を現していないという。
「本当に筋金入りの奴ら、これは彼らの仕業だ。彼らがこの暴動に関与している。彼らは街中の抗議活動を隠みのとして必要としており、それを利用して侵入してくる」。
さらに、アダム・レガット氏は、店舗からの略奪行為は通常、地元住人によって行われると言う。一般的には、犯罪歴のない人々が、混乱に便乗してそうした略奪行為に走るという。そしてミネソタ州の政府関係者たちの発表とは逆に、これまで同州で逮捕された人たちのほとんどが地元住人であることが記録により判明している。
KARE 11 Investigates: Records show arrests so far are mostly in-state https://t.co/5O7WdpQeAJ via @KARE11 @b_stahl
— A.J. Lagoe (@AJInvestigates) May 30, 2020
【訳】KARE 11の調査報道:これまでの逮捕者のほとんどは、州内の住人であると記録が示している。
暴動、不法集会、盗難、窃盗、強盗の各罪で5月29日と30日に逮捕された45人のうち、38人はミネソタ州内に居住地がある。FOX9が確認した留置場の記録からこれが明らかとなっている。それ以外の6人は、州外に居住地があった。残る1人には居住地記録がなかった。
先週土曜朝、行われた記者会見で、ミネソタ州のティム・ウォルツ州知事は(デモ参加者たちの)最大80%が州外から来た人たちと語っている。ミネソタ州の政府関係者たちは、なぜこのような嘘をついているのか?
https://twitter.com/michaelbeatty3/status/1266745559416635392
【訳】報道を印象操作しようとしている・・・
「その通り。侵入者たちが潜り込んでいる・・・
彼らは白人であり、おそらく白人至上主義者だ・・・」
と民主党の(ミネソタ州)司法長官が語っている。彼はアンティファ(極左暴力集団)をPRしている姿を写真に撮られたことがある・・・
このようなことを言う人々は病んでいる。
アンティファ(極左暴力集団)のハンドブックを手に持って写真に映るミネソタ州司法長官
(Photo via Twitter)
『ホワイトハウスは極左暴力グループANTIFAを国内テロ組織に指定』
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